【S34使用構築】最終1970-90位 超火力ダブルトリルコントロール+追い風ザシオーガ

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S34はレート2000には届きませんでしたが、最終2桁順位を達成することができたので構築記事を書きました。

自分のやりたいことをたくさん詰め込んだとても面白い構築となっているので是非最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

 

【構築経緯】

①S34は新環境となり、いろいろ模索しながら対戦をしていた。その中で拘り鉢巻を持たせた白バドレックスの超火力に魅了されここから構築を組み始めた。

 

②白バドレックスを使うにあたって一番の天敵となるザシアンがほぼ全ての構築に入っているため、ザシアンに強くトリックルームから白バドレックスを展開できる相方としてソルガレオを採用。日食ネクロズマではなくソルガレオを採用した理由は【個体紹介】で説明する。

 

③白バドレックス・ソルガレオは黒バドレックスに全てを破壊される為、イベルタルを採用。トリル展開だけではなくイベルタルから裏に繋ぐことのできる第2の要素として追い風を採用した。

 

④上記3匹だと相手のイベルタル・ゼルネアスが重いのでザシアンを採用。

 

⑤このままでは相手の日食ネクロズマ、ホウオウが重いのでカイオーガを採用。

 

⑥最後に黒バドレックス・イベルタルディアルガに強いホウオウを採用していたが相手のカイオーガにテンポを取られることが多かった為、安定した受け出しができソルガレオと合わせてトリル展開が出来るパルキアに変更して構築が完成した。

 

【コンセプト】

①環境に蔓延しているザシアンを起点にソルガレオで対面操作をして有利状況を作り、超火力を押し付けていく。

ソルガレオパルキアトリックルーム展開から白バドレックスやカイオーガを通していく。

イベルタルの初手ダイマックスから追い風でザシアン・カイオーガを展開していく。

 

【個体紹介】


ソルガレオ

性格:呑気

特性:メタルプロテクト

実数値:243(244)-157-174(252)-x-111(12)-105

持ち物ゴツゴツメット

技構成メテオドライブトリックルーム/テレポート/朝の日差し

 

-調整意図-

HB:奇数でできるだけ高く

S:トリル下で無振りカイオーガより先に行動するため下降補正

D:余り

 

-ダメージ計算-

メテオドライブ×2+ゴツゴツメット×2でH252ザシアンが確定で倒せる(メテオドライブがH252ザシアンに33.6~33.9%)

 

当初は白バドレックスの天敵となるザシアンに強い相方として採用したソルガレオだが、本構築のMVPであり一番愛着の湧いたポケモンになったので最初に紹介したい。

調整はザシアン受けの為のHB。持ち物はザシアンに削りを入れることが出来るゴツゴツメット。技構成はメテオドライブ、朝の日差し、白バドレックスに繋ぐトリックルームは確定として、残り1枠のテレポートという技を使えることが日食ネクロズマではなくソルガレオを採用した理由。テレポートは本当に優秀で、ザシアンに受け出した後に相手はイベルタル、黒バドレックス、日食ネクロズマカイオーガに引いてくるのでそこにテレポートで対面操作をして有利状況を作り出すことで1ターンで試合を決めることも多かった。その他の強みとしてテレポートの優先度は-6の為、トリックルーム中でも裏のポケモンを削らずに後攻で交代できたり、トリルターンを補助技やダイウォール等で遅延する動きをさせない立ち回りができる。カバルドン等の欠伸ループにも入らないのも優秀なポイント。

役割対象はザシアンだがそもそもの耐久値が高いので幅広い物理受けもでき、マーシャドーやメルメタルにも受けだすことができたり、自然とメタモン対策にもなったりと汎用性もあり、ザシアンがいる場合はほぼ確実に出していたため選出率は高かった。特性込で日食ネクロズマなら耐えていた攻撃も多くありそこは仕方ないが、それ以上にテレポートで有利対面を作ることで勝てた試合の方が多くこの構築には必須の存在だったので、体力管理に気をつけたり相手の裏を見て居座るか対面操作をするかよく考えて選択するなど立ち回りでカバーした。

ゼクロム入りの構築はイベルタルやザシアンで初手ダイマックスを誘いソルガレオを受け出しトリックルームから展開する立ち回りを心掛けた。(相手視点、展開を有利に進めるならダイジェット⇒ダイサンダーの動きをしたいと思うので。実際ほぼ全ての相手がその動きをしてきた。)

間違いなく本構築のMVPであり最終2桁達成の立役者のソルガレオに感謝したいと思う。

 


バドレックス(白馬上の姿)

性格:意地っ張り

特性:白の嘶き

実数値:191(124)-238(252)-170-x-167(132)-70

持ち物:拘り鉢巻

技構成:ブリザードランス/種爆弾/十万馬力/氷柱針

 

-調整意図-

A:様々な相手への乱数が変わるため特化

HD:臆病カイオーガの潮吹き確定耐え・控えめカイオーガの潮吹きを75%で耐える(88.4%~104.1%)

控えめカイオーガのダイストリームをダイマックス時GF込で確定2耐え

S:カバルドンの上から行動するため下降補正は無し

 

-ダメージ計算-

・鉢巻ブリザードランス

H199ザシアンが高乱数2発(94.2%)で倒せる(48.7%~57.2%)

無振りDMイベルタルが確定1発(113.4%~133.3%)無振り

無振りDMゼクロムが確定1発(106.2%~125.7%)

H207グラードンが確定2発(78.7%~93.2%)

壁下H231-B161ムゲンダイナが確定2発(70.1%~83.1%)

H213-B200ルギアにマルチスケイル込確定2発(61.9%~73.2%)

 

・その他

鉢巻十万馬力でH199ザシアンが乱数1発(68.8%)

+1ダイアースでH199ザシアンが確定1発(130.6%~153.7%)

鉢巻種爆弾でH207カイオーガが乱数1発程度(68.8%)

 

本構築の軸として採用した拘り鉢巻を持たせた白バドレックス。構築組み始めの段階でカイオーガが重かった為それを意識した努力値調整にしたが、後術するパルキアを採用したことによりそこまで生きた場面はなかったのでもっと良いものがあると思う。技構成は一致技のブリザードランス、カイオーガ意識の種爆弾、ザシアン意識の十万馬力、最後の枠は襷を持ったグラードンランドロスや身代わりで居座ってくるようなムゲンダイナ、ミミッキュ、ルギアにへの対策として氷柱針を採用した。最終日はタネマシンガンを種爆弾に変更するのを忘れてそのまま使っていたが一度襷カウンターラグラージに倒されたことがあったりもした(99%当たることは無いだろうが)ので4.5回当てる自信があるならタネマシンガンでも良いと思う。鉢巻ブリザードランスの威力は破格でダメージ計算で記載したようにザシアンの受け出しも許さないしDM状態のイベルタルゼクロムも一撃するなど意味の分からない火力が出せる。トリックルームを3ターン残して白バドレックスを展開出来たときは本当に最強だった。

タイプの関係上きつい相手が多すぎてかなり立ち回りが難しく、後半はあまり出せなかったのが残念だったがもっと上手く使えれば順位も伸びたと思うので今後は更に活躍させられるようにしたい。

 

 

イベルタル

性格:意地っ張り

特性:ダークオーラ

実数値:201-201(252)-116(4)-x-118-151(252)

持ち物:命の珠

技構成イカサマ/ゴッドバード/鋼の翼/追い風

 

-調整意図-

AS:特化

B余り

 

-ダメージ計算-

無振りDMイベルタルが珠ダメージ込で高乱数2発程度(73.0%)

 

ソルガレオ、白バドレックスが苦手とする黒バドレックス対策として命の珠を持たせたイベルタルを採用。当初は特殊型で使っていたが試合数を重ねていく中で物理型のケアを全くされていないことに気づいたので変更した結果かなり通りがよかった為、物理型での採用を決めた。技構成は一致技のイカサマ、先にダイスチルを積むことでザシアンにも対面勝つことができる鋼の翼、飛行技はダブルウイングではなくダイジェットの威力が140になりイベルタルミラーでの打ち合いに勝てるようにゴッドバードを採用。残り1枠に採用した追い風がとても優秀で、ダイウォールの媒体となったりダイマックス後に追い風からザシアン、カイオーガにつないで相手の後発ダイジェット展開の対策となったりザシアンをメタモンにコピーされても上から攻撃できたりと相手視点から見えない勝ち筋となる。またトリックルームと追い風を両方絡めて勝ちに繋げた最終日動画もあるので是非見てほしい。

最終日になるにつれて少し物理型が動かしにくくなり初手壁ダイナや黒バドレックスが物理一点読みリフレクターから入ってくることも多かったり(特殊だったら終わってる試合も多数で萎えポイント高い)初手イベルタルゼクロム対面ダイアークで終わってるのに龍の舞をされたりと散々だったがそれでも強かった。

終盤はイベルタル初手からダイマックスをする試合ばかりだったのでその点は少し反省だが本当に活躍してくれた。

 

 

ザシアン

性格:意地っ張り

特性:不撓の剣

実数値:195(220)-244(252)-135-x-135-173(36)

持ち物:朽ちた剣

技構成:巨獣斬/戯れつく/インファイト/噛み砕く

 

-調整意図-

H:出来るだけ高く

A:ザシアンやイベルタルに対する乱数が変わるため特化

S:耐久型ムゲンダイナを抜いておきたい程度

※前環境までの調整の使い回し

 

-ダメージ計算-

ゴツゴツメット+巨獣斬でH199ザシアンが乱数1発程度(56.3%)

巨獣斬で無振りDMイベルタルが乱数1発(37.5%)

 

前述した3匹だと相手のイベルタルやゼルネアスが重いのでザシアンを採用。持ち物を取り合うことがなくダイマックス無しでの運用ができるので採用しない理由がなかった。努力値調整は前期までの使い回しだが追い風から展開するので耐久、火力に降って素早さは耐久型ムゲンダイナやガブリアス、エースバーンを抜く程度。技構成は巨獣斬は確定でドラゴン禁伝に打つ機会の多い戯れつく、インファイトディアルガが重いので採用。最後の1枠は最終日2日前まではホウオウやカイオーガを意識したワイルドボルトだったが余り使う場面が無く、終盤ヌケニンを絡めたジガルデやネクロ構築が少し増え構築単位でどうしようもなかったので噛み砕くを採用した。ルギアや日食ネクロズマ、耐久振り黒バドレックスやルナアーラへの打点にもなり採用したことで勝ちに繋がった試合もあった為正解だったと思う。ザシアンミラーは基本的に上を取られているのでソルガレオのゴツメダメージで削ってから対面するように心掛けた。追い風から繋ぐだけではなく状況に応じてトリックルームから展開してダイジェットを積んだゼクロムイベルタル、黒バドレックス、メタモンやザシアンミラーで上から動く立ち回りをすることもあった。

特に語ることは無いが耐久・火力・技範囲全てが規格外でやはり最強のポケモンであることを再確認した。

 

 

カイオーガ

 

性格:控えめ

特性:雨降らし

実数値:175-x-111(4)-222(252)-160-142(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:潮吹き/冷凍ビーム/雷/波乗り

 

-調整意図-

CS:特化

B:余り

 

-ダメージ計算-

・眼鏡潮吹き

DMイベルタルが乱数1発(31.3%)

H213DMホウオウが確定1発(114.5%~135.2%)

H204日食ネクロズマが確定2発(80.8%~95.5%)

 

・その他

眼鏡波乗りでH199ザシアンが乱数1発(68.8%)

眼鏡雷で無振りカイオーガが乱数1発(87.5%)

 

上記4匹だと日食ネクロズマを処理できるのがイベルタルしかいないことやホウオウが重かった為、この2匹に強いカイオーガを採用。拘り眼鏡を持たせることでカイオーガ対策として採用されるチョッキ持ちのWキュレムディアルガやラッキー、ナットレイ等の受け出しを許さない。技構成は潮吹き、冷凍ビーム、雷、波乗りで完結していると思う。ザシアンと同じく追い風・トリックルームから展開するのはもちろん強いが、ソルガレオに対して出してくるホウオウ、日食ネクロズマに対してテレポートからカイオーガを着地させるだけで試合を決める展開がかなり多かった。

久々にカイオーガを使ったが眼鏡潮吹きは超火力すぎるし改めてこのポケモンも最強だと感じた。

 

 

パルキア

性格:冷静

特性:プレッシャー

実数値:197(252)-x-120-188(4)-172(252)-108

持ち物:白玉

技構成:亜空切断/ハイドロポンプ/雷/トリックルーム

 

-調整意図-

HD:カイオーガ意識で振り切り

臆病黒バドレックスのアストラルビットを96.4%で2耐え

控えめ黒バドレックスの+1ダイホロウを確定耐え(82.7%~97.9%)

イベルタルの特化特殊ダイアークを確定耐え(75.1%~88.8%)

C:ダメージ計算で記載するザシアン意識で補正有4振り

S:リル下で無振りカイオーガより先に行動するため下降補正

 

-ダメージ計算-

雨下白玉ダイストリームでH199ザシアンが高乱数1発(93.8%)

 

最後の1枠はホウオウを使っていたが相手のカイオーガが重く展開を取られる試合が多かったのでパルキアに変更した。技構成は対ドラゴン禁伝に打つ亜空切断、一致技のハイドロポンプカイオーガ意識の雷は確定で、ソルガレオと合わせて展開出来るようトリックルームを採用した。カイオーガに受け出した後にトリル展開から自身もエースになることができる。努力値はHDに振り切っているがCに補正を掛け白玉を持たせることで雨下ダイストリームでH振りザシアンを超高乱数で落とせるのが偉い。+1黒バドレックスのダイホロウやイベルタルの特殊ダイアークを確定で耐えてトリックルームから再展開することも出来る。

偉い要素の多いパルキアだが実際はあまり信用できていなくてほぼ出しておらず、終盤はイベルタルから展開するばかりでちゃんと出してあげれば勝っていた試合も多く後悔していた。しかしパルキアを採用したことで見た目上でかなり相手のカイオーガを抑制して他のポケモンを通しやすくする役割も担ってくれたのでとても感謝している。

 

 

【選出のポイント】

様々な構築があるので選出は柔軟に対応していくことになるが

 

日食ネクロズマ⇒ほぼ必ず選出されるのでザシアン・白バドレックスは選出を控え、カイオーガイベルタルを通していく。(ゼルネアスがいる場合はザシアン出さないと苦しいが。)

ルギア⇒白バドレックスを選出できそうなら積極的に出していく。

黒バドレックス⇒イベルタルを選出しなければ苦しい。

ヌケニン⇒ほぼ必ず選出されるのでイベルタル・ザシアン・ソルガレオを積極的に出してできるだけ腐らせる。

ガブリアスランドロスグラードンステルスロック展開⇒かなり噛み合いになるが白バドレックスから展開できれば嬉しい。

ゼクロムダイマックス(ダイジェット)を誘いソルガレオを受け出しトリックルームから展開していく。(珠ダイサンダー2発は無理なので飛んでくる対面では受け出ししない。)

カイオーガパルキアソルガレオ@1のような選出をするか、相手の構築を見て出しにくい場合はイベルタル展開を通す。(前述したように見た目上である程度相手のカイオーガを抑制できていると思うので。選出されたとしてもイベルタルが物理のため選出しなくてもそこまで困ることはなかった。)

メタモンマーシャドー・メルメタル⇒ザシアンをコピーされた後の引き先になったりマーシャドー・メルメタルに受け出しから展開できるソルガレオを選出する。

 

その他思い出したら追記していきます。

 

 

【レンタルパーティ】

 

自分のやりたいことを詰め込んだとても面白く強い構築なので是非使って貰えれば嬉しいです。

質問等あればDMを送って頂ければと思います。

 

 

【結果】

TN:エミリア 最終R1970-90位



 

【さいごに】

S34は新環境となり伝説や幻を制限なく使えるということでとても難しいシーズンでした。

レート2000を目指していましたが、1ROMは最後に8連敗して集中力が切れてしまったので撤退しエミリアROMを保存する形となってしまった事は今回の反省点だと思います。しかし新環境で最終2桁順位は達成できたので最低限の成績は残せたかなと思います。もっと挑戦するメンタルの強さを手に入れて更に上を目指したいと思います。とは言ってもS35は資格試験の勉強もありあまり潜れない為、今期で剣盾ランクマで上を目指すのは最後になりましたが、SV発売後は上位目指して頑張っていきたいです。

 

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。9世代でもよろしくお願いします!

 

 

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

みんらい - YouTube

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【S32使用構築】最終R2010-44位 ホウオウ×ブラックキュレムサイクル 

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S32はS27以来のレート2000、自身初の最終2桁前半順位を達成することができたので構築記事を書きました。

ホウオウ×ブラックキュレムという珍しい組み合わせで結果を残せたので是非読んで頂ければ嬉しいです。

 

【構築経緯】

自分がよく見に行く配信者のあるセイラさんがブラックキュレムを配信で使っているのを見て、ジガルデやルギア等が増えている現環境において性能が噛み合っているのではないかと思い試運転をしてみた結果、想像以上に使用感が良かったためブラックキュレムを軸に上位を目指すことにした。

 

あるセイラさんの  youtube channel はこちら⇒あるセイラ - YouTube

 

①ブラックキュレムからスタート。エースとして運用する為、命の珠を持たせることにした。

 

②ブラックキュレムを使うにあたって一番の脅威となるのはやはりザシアンなので最も安定する受け先となりキュレムの一貫を作るための削りを入れることのできるHBゴツゴツメットヌオーを採用。

 

③次に環境に多い黒バドレックス+ザシアン構築に対する回答として、バドザシどちらにも強いホウオウを採用。その他多くの特殊ポケモンと撃ち合えるように突撃チョッキを持たせた。

 

ブラックキュレム+ホウオウ+ヌオー これを基本選出として取り巻きの3匹を考えた。

 

キュレムホウオウを使う上でウーラオスが重いので受け先となり、特性により環境に多いルギアジガルデ等の麻痺巻きや歌うラッキー、その他受け系統の構築の対策となるHBカプ・レヒレを採用。

 

⑤上記4匹だと展開によってランドロスネクロズマが重かったので後出しから展開でき、その他幅広い物理受けが出来るHBポリゴン2を採用。

 

⑥最後にこのままではゼクロムが重すぎた事や、バドザシ、ゼルネアス入りの構築に対して選出幅を広げたり、構築単位で重い珠エースバーン入り構築に対して切り替えせる枠としてメタモンを採用して構築が完成した。

 

この構築はS31.S32の2シーズン通して使用した。

実際に使用していた並び順で個体紹介はしていきます。

 

【コンセプト】

・ホウオウ(特殊受け)+レヒレポリゴン2・ヌオー(物理受け)とし、サイクル下で削りを入れてブラックキュレムの一貫を作っていく。

・サイクルが無理そうな場合はホウオウ+キュレム+メタモンのような対面選出もしていく。

 

【個体紹介】

ホウオウ

性格:意地っ張り

特性:再生力

実数値:207(204)-200(252+)-111(4)-117-175(4)-116(44)

持ち物突撃チョッキ

技構成:聖なる炎/ブレイブバード地震ギガドレイン

 

-調整意図-

H:16n-1
A:火力を出したいため特化
S:+1で準速エースバーン抜き程度・HBホウオウ意識
BD:余り

 

禁止伝説1匹目。

HAベースの調整を施しSラインは+1で準速エースバーンを抜く程度。

持ち物は突撃チョッキを持たせることにより火力を維持しながら特殊方面も硬くなり特性の再生力と併せて黒バドレックスやイベルタル、その他多くの特殊技に対して受け出しから負荷をかけていくことができ、サイクル性能が格段に上がった。また本来苦手なカイオーガやジオコン後のゼルネアスにも打ち勝つこともできる。

技構成はタイプ一致の聖なる炎、ブレイブバードバンギラスガオガエン等への打点となる地震ラグラージトリトドン等の地面4倍勢へ打つギガドレインというチョッキホウオウのテンプレ構成。

特にダイアースの特防上昇はチョッキと合わせて意味の分からない硬さになる。炎技に対してラグラージトリトドンを受け出されることがありそこからダイソウゲンをケアされずに簡単に倒せるという展開も多くとても優秀な技だった。

後述するブラックキュレムにも岩技が抜群な為、ステルスロックを撒かれるとかなりサイクルが厳しくなるのでできるだけその展開を阻止する立ち回りを心掛けた。

ホウオウは特殊耐久、特性、技範囲の広さ、タイプ一致のダイジェットを使うことができ、ダイバーンによる火力の底上げ、型の多さ、聖なる炎の火傷の上振れなど、全てにおいて強い要素が揃っており扱いは難しいが禁伝の中でも最強クラスだと感じた。

 

 

ブラックキュレム

性格:陽気

特性:テラボルテージ

実数値:201(4)-222(252)-120-x-110-161(252+)

持ち物:命の珠

技構成:氷柱針クロスサンダー/竜の舞/身代わり

 

-調整意図-

AS:振り切り
H:余り

 

禁止伝説2匹目。本構築のエースであり軸。

前期上位で結果を残たことでさらに環境に増えていたジガルデ、ルギアや受け系統の構築に滅法強く、ホウオウの苦手なカイオーガやサンダー、ランドロス等に対しても強く出ることができる相性の良い伝説。

努力値はAS振り切り。命の珠を持たせることで竜の舞を積んだ後の破壊力は凄まじい。

技構成は氷柱針、クロスサンダー、竜の舞は確定で残り1枠の選択だが、身代わりを採用した。この技がとても偉く、有利対面での安定択となり、環境に多い麻痺撒きや宿木の種、甘えるによるAダウンを防いだり、竜の舞を摘んだ後に圧力をかけて相手のダイマックスターンを枯らしたりする動きができたりと優秀だった。

身代わりを採用する上でHPを205にして地球投げを2回耐える調整にした方が良いのかも考えたが、ダイマイベルタルに対するダイアイスの乱数が変わるため火力も削りたくはなく、また最速珠ジガルデに抜かれてしまうため最低でも同速勝負ができるようにSも最速以外考えられなかった為AS振り切りとした。実際、ラッキーに地球投げを打たれる場面は2シーズンを通して1度もなかったのでこれで良かったと思う。

ザシアン入りには後述するヌオーのゴツメで削りを入れサイクルを回して竜の舞を積み、キュレムの一貫を作る立ち回りを心掛けた。

中盤は氷柱針を2回しか当てず負ける試合も多かったが最終日付近では自覚を見せ多くの相手を倒しきってくれた。

 

 

カプ・レヒレ

性格:図太い

特性:ミストメイカ

実数値:177(252)-x-165(116+)-116(4)-151(4)-122(132)

持ち物:食べ残し

技構成ムーンフォース/自然の怒り/渦潮/挑発

 

-調整意図-

H:16n+1
B:11n(出来るだけ高く)
S:無振りサンダー抜き抜き
CD:余り

 

一般枠1匹目はホウオウ×ブラックキュレムの並びで重いウーラオスに対しての安定した受け先となり、麻痺撒き、歌うへの回答、受け構築への対策となるカプ・レヒレを採用した。

持ち物はサイクル下での場持ちを良くするための食べ残し。

努力値はHBSに振り分け、SラインはHBサンダーや遅いネクロズマ、ホウオウの上から挑発を打ちたいので実数値122とした。

技構成はムーンフォース、自然の怒り、渦潮、挑発の受けにとても強い型。特に自然の怒りは相手の交代先に大きな負荷をかけてホウオウキュレムの圏内に入れたり、サイクルを有利にできるため優秀すぎる技だった。

1番の恩恵を感じたのはミストフィールドの竜技半減効果で、ミストフィールド下はムゲンダイナのダイマックス砲をキュレムが1発耐える為詰めの段階で耐えつつ舞うことで全抜きする展開で受けループにはほとんど勝つことができた。時間があれば良い試合を編集して動画を上げたいと思っているので是非見て欲しい。

 

 

ポリゴン2

性格:腕白

特性:アナライズ

実数値:191(244)-100-156(252+)-x-115-82(12)

持ち物:進化の輝石

技構成イカサマ/丸くなる/電磁波/自己再生

 

-調整意図-

HB:定数ダメ最小で特化
S:麻痺した最速ウーラオス抜き

 

上記4匹で重いランドロスや日食ネクロズマの対策としてHBポリゴン2を採用。

技構成はイカサマ、丸くなる、電磁波、自己再生。

冷凍ビームが欲しい場面も多かったが、有利対面でバドザシ等の脚を奪ったり麻痺による上振れで有利に試合運びができる事の方が重要だと考え電磁波は外せなかった。

日食ネクロズマが岩技持ちであったり硬すぎるためホウオウキュレムでは勝てなかったので丸くなる+イカサマも必須技だったのでこの技構成で完結した。

元々この枠はナットレイだったが相手のホウオウ入りに不利サイクルとなったり有限であるため押し切られる場面が多かったのでHBポリゴン2に変更した。

これによりゼクロムがかなり重くなったが後述のメタモンと併せて見るようにした。

有利対面で丸くなるを先に展開することによってバドザシランドを1匹で詰ませたりTOD性能も格段に上がったためポリゴン2の採用は正解だったと思う。

レート2000チャレンジではパッチラゴン、ザシアン、ランドロスの攻撃を受け続けてくれて最後は完封し勝利に導いてくれたので本当に感謝している。

 

 

ヌオー

性格:腕白

特性:天然

実数値:202(252)-105-150(252+)-x-86(4)-55

持ち物ゴツゴツメット

技構成地震/欠伸/毒々/自己再生

 

-調整意図-

HB:ザシアンやその他の物理受けの為特化
D:余り

 

ブラックキュレムを使う上で欠かせないザシアンの最も安定した受け先となるHBヌオーを採用。

技構成は地震、欠伸、毒々、自己再生の普通の型。

欠伸は対面操作や竜舞する場を整えることができ、毒毒はHBサンダーに居座らせないようにすることができとても優秀だった。

ゴツメのダメージを2回入れることができればH252振りザシアンもキュレムの+1ダイサンダー圏内に入るためそれを意識して立ち回った。

見えやすいザシアンの受け先のため初手から吊り交換をされ苦しい流れになることも多かったがプレイング次第で巻き返せた試合もかなりあったのでどんな状況でも諦めずに気合いで乗り切った。

 

メタモン

性格:慎重

特性:変わり者

実数値:155(252)-x-x-x-x(252+)-47

持ち物:拘りスカーフ

技構成:変身

 

-調整意図-

HD:DL調整
S:ミラー意識で最遅

 

最後に構築単位で重いゼクロムや珠エースバーン、その他ゼルネアスなどの積みポケモンに対しての切り返しや、バドザシ構築に対しての圧力をかける役割としてメタモンを採用した。

特にバドザシ構築は上位の方以外は対戦していても選出択、多くの釣り交換や居座りの択、全てがじゃんけんのような試合が多くてストレスだった為、相手の選出誘導をしてくれたりこちらの選出の幅を広げてくれた。

今まではメタモンを上手に使える気がしなかったので採用しなかったが、実際使ってみると様々な運用方法ができ本当に強いポケモンだと思った。

 

【主な伝説の組み合わせに対する選出】

 ⇒ ++or

                              又は++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

重いポケモン

メテオビームムゲンダイナ(毒技持ち)

メテビ型はあまり居なかったし耐久型で毒技持ちは当たらなかった。このポケモンは完全に切っている。

 

ザシアンと組まれている物理イベルタル

イベザシのイベルタルは特殊一点読みでホウオウで見るのでこの並びで物理は切っている。幸い9割は特殊だった。

 

コスパ瞑想アシパネクロズマ

丸くなるポリゴン2で見ようとしているのでかなり厳しい。レヒレを絡めたり先に展開して対応していた。

 

耐久型ルナアーラ

状態異常を絡めてきたり硬すぎて突破できない。

こちらも麻痺上振れで突破するくらいしかなかった。

 

バンギラス

珠エースバーン

ヒートロトム

ガオガエン

ガマゲロゲ

HBアッキサンダー

ミミッキュ

甘える歌うラッキー

 

ステルスロックを撒かれた場合

 

【レンタルパーティ】

強い構築だと思うので良かったら使ってみて下さい!

分からない事があればDMで質問等もして頂ければと思います。

 

【結果】

TN:エミリア 最終R2010-44位

※TNエミリアは今更リゼロを見て影響されたので笑

 

【さいごに】

S32は自身6回目のレート2000、最終順位も44位と大幅に更新することができました。

せっかくやるなら楽しくたくさんの伝説を使いたいと思い多くの伝説を浅く使い続けていたことで月末に構築がまとまらず終わることを繰り返していましたが今回の構築はS31.S32と2シーズン使い続けて練度を上げたことが結果につながったのではないかと思います。

S27以来レート2000に乗ることはなく停滞し続けていましたが久しぶりに納得の行く結果を出すことができとても嬉しいです。

S33はGSルールも最後となりますが楽しんで対戦していけたらと思います。

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

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【S27使用構築】最終100位/レート2011 即席ホウオウ黒バド対面構築

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいです。

S27で5回目のレート2000を達成することが出来たので構築記事を書きました。

今期の構築は最終日に組み直したのでかなり欠陥が多いですが、R1850→R2011まで上げることができました。いつもより簡潔に書きましたが初めてのシリーズなので少しでも参考になればと思います。

最後まで見て頂けると嬉しいです!

 

 

【構築経緯】

S27はザシアンの採用率が以前よりさらに高い+環境が煮詰まってないのでその他の伝説も多種多様な組み合わせが存在しており、ザシアンや多くの構築に対して選出率を上げれるような禁止伝説ポケモンを採用する必要があると考えた。

そこでザシアンに強く、他の伝説にも不利を取りにくいホウオウを軸に構築を組むことにした。

ダイマックスエースとしてのパワーを出したかった為、命の珠を持たせた。

 

次に2匹目の禁止伝説だが、シーズンを通して黒バドレックスの通りが良いと感じており、ホウオウと合わせてザシアンに強く先発、詰め、エース運用と状況によって器用な立ち回りが出来る襷黒バドレックスを採用。

 

ホウオウ、黒バドレックスを通した後に更に詰めの性能を上げるために堪えるイバンミミッキュを採用。この3匹を基本選出とした。

 

次にホウオウ、黒バドレックスを見て出てくるカバルドンランドロスバンギラスに強い水ウーラオスを採用。交代先にも大きな負荷をかけられるように鉢巻を持たせた。

 

上記4匹だと相手の珠サンダーの通りが凄まじく初手ダイマックスをされるだけで崩壊するためそれに対する抑制力としてラッキーを採用。

 

最後にラッキーと合わせて受けサイクルのような並びに見せ選出誘導をさせる役割+カイオーガ対策として相手に見えない勝ち筋となる貯水ヌオーを採用し構築が完成した。

 

f:id:minrai525:20220301182752g:plain f:id:minrai525:20220301182820g:plain f:id:minrai525:20220301182905g:plain f:id:minrai525:20220301183212g:plain f:id:minrai525:20220301183229g:plain f:id:minrai525:20220301183248g:plain

 

 

【コンセプト】

ホウオウ初手ダイマックス+黒バドレックス+ミミッキュ

もしくは黒バドレックス先発削り+ホウオウ+ミミッキュを通していく。

 

 

【個体紹介】

 

ホウオウ

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性格:意地っ張り

特性:再生力

実数値:189(60)-200(252)-111(4)-x-175(4)-134(188)

持ち物:命の珠

技構成:聖なる炎/ブレイブバード/地震/自己再生

 

-調整意図-

・H:10n-1

・A:火力重視の特化

・S:準速カイリューマンムー抜き抜き

 +1で最速ムゲンダイナ抜き

・BD:余り

 

今期の禁止伝説級ポケモン1匹目。

環境に最も多く存在するであろう禁止伝説のザシアンに強く、タイプ一致ダイジェットを打つことができるホウオウを珠エースとして採用した。

特殊イベルタル、黒バドレックス、ゼルネアス、キュレム系統、不利に思えるカイオーガパルキアに対しても展開次第で打ち勝つこともできる最強ポケモン

技構成はスタンダードな3ウェポンとダイウォール媒体となる自己再生。

自己再生はダイマックス後の粘りやダイアース後に特殊相手に対してTODを狙えたりと生きる場面は多かった。

新ルールとなり様々な伝説の組み合わせが存在するためそれらに対して臆さず選出することができることは重要であるためホウオウを珠エースで採用したことは正解だったと思う。

 

 

バドレックス(黒馬上の姿)

f:id:minrai525:20211231144202p:plain

性格:臆病

特性:人馬一体

実数値:175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)

持ち物:気合の襷

技構成:アストラルビット/サイコショック/リーフストーム/ドレインキッス

 

禁止伝説級ポケモン2匹目。

ホウオウと合わせてザシアンに強く、またシーズンを通して黒バドレックスの通りが良い構築が多いと感じ、ホウオウの相方として黒バドレックスを採用した。

耐久振りスカーフバドレックスを使いたかったが、ザシアンの特化巨獣斬や噛み砕くを採用している場合安定しないと考え確実に行動できるよう気合の襷を持たせた。

技構成のリーフストームカイオーガガマゲロゲ意識で採用。ドレインキッスはホウオウを見て出てくるカバルドンの欠伸やジガルデの蛇睨みに対しての対策となったりイベルタルが受け出してきた場合ダイマックスしてこなければアストラルビット+ダイフェアリーで落とせるため気持ち良くなろうとして採用したが普通にダイマックスされて萎えていた。

初手で雑に削ってホウオウのダイジェットに繋げたり、終盤の詰め性能の高さ、黒の嘶きと合わせて自らが全抜きして行ったりとこのポケモンはやはり強い。

 

 

ウーラオス(連撃の型)

f:id:minrai525:20220301183858g:plain

性格:意地っ張り

特性:不可視の拳

実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:水流連打/インファイト/冷凍パンチ/蜻蛉返り

 

ホウオウや黒バドレックスを見て選出してくるランドロスバンギラス、構築単位で重いヒヒダルママンムーに対して強い水ウーラオスを採用。

相手視点ホウオウや襷黒バドレックスに刺さるステルスロックを撒きたいと思うのでランド、バンギはかなり初手出しされたが、ウーラオスに対しての引き先がおらず1ターン目から相手を崩壊させる試合も少なくなかった。

特化鉢巻にしている理由は構築を組んで潜り初めてすぐにペンドラーバトン構築に3連続でマッチングし、初手ペンドラーに陽気鉢巻水流連打を3戦全てギリギリ耐えられて鬱になったので特化にした。それ以降は一度もマッチングしていない。なんなら意地にしたせいで初手襷ランドロスステルスロックを巻かれた(1敗)ので陽気でいいと思う。冷凍パンチはジガルデに対して打つつもりで採用したがアクアジェットでも良いと思う。

 

 

ミミッキュ

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性格:意地っ張り

特性:化けの皮

実数値:159(228)-156(252)-100-x-129(28)-116

持ち物:イバンの実

技構成:影打ち/ゴーストダイブ/呪い/堪える

 

ホウオウ、黒バドレックスから繋ぐ詰めのポケモンとして堪えるイバン型のミミッキュを採用。

対面的な構築が苦手+使い方が下手すぎて今まで使ってこなかったミミッキュだが、呪い→堪える→イバンゴーストダイブの動きは強くラスト1匹対面や耐久型の日食ネクロズマ、ムゲンダイナに対しても負荷をかけたりジオコンゼルネアスに対して負けないのが偉かった。

詰め以外にも相手の珠サンダーや珠ランドロスが初手ダイマックスしてきた場合には辛い展開となるがそれに対してミミッキュを後投げしてダイマックスターンを枯らす+呪いで流す動きから展開する試合も少なくはなかった。

 

 

ラッキー

f:id:minrai525:20220301183504g:plain

性格:腕白

特性:自然回復

実数値:335(76)-25-62(252)-x-148(180)-70

持ち物:進化の輝石

技構成:地球投げ/ステルスロック/電磁波/卵産み

 

上記4匹では珠サンダーの通りが良すぎて初手でダイマックスをされた場合に崩壊するので圧力としてラッキーを採用した。実際は一度も選出していないが後述するヌオーと合わせてこちらのホウオウ黒バドに対してあまり刺さっていない受け崩しの駒が出てきてイージーウィンする試合もいくつかあり選出誘導としてかなり貢献してくれたと思う。

 

 

ヌオー

f:id:minrai525:20220301183554g:plain

性格:慎重

特性:貯水

実数値:202(252)-105-106(4)-x-148(252)-55

持ち物:オボンの実

技構成:地震/毒毒/守る/自己再生

 

今回の構築最強の地雷枠。役割対象は構築単位で重かったカイオーガ

ラッキーと並べることにより絶対に貯水を読まれることはない。

カイオーガを無力化できるが瞑想型は地震連打で対応するか、硬すぎて身代わりが割れなさそうなら即引いて起点にならないようにだけ注意して立ち回った。型判別できればホウオウ黒バドレックスで対応できるので試合のプランが立てやすかった。

最終日ヌオーに対してザシアンを後投げしてくるという異様な光景が見れた。特化じゃれつくでワンパンされます。

 

 

【備考】

主な伝説に対する基本選出は正直わからないので記載しません。

強い構築とは言えないのでレンタルパーティの公開は無しです。

 

-重いポケモン・構築-

イベルタル 特に物理

ゼクロム

珠サンダー・珠ランドロス・珠エースバーン

カバルドンバンギラスランドロスガブリアス等のステルスロックを撒いてくるポケモン

ガマゲロゲ

麻痺系統 オーロンゲ・ジガルデ等

岩技持ちのヒヒダルママンムー

 

 

【結果】

TN:みんらい 最終2011-100位

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【さいごに】

S27は新ルールとなり禁止伝説級ポケモンが2匹まで採用可能という未知の環境でしたが、今までほぼ見ることがなかった禁止伝説が活躍できたり様々な組み合わせがあったりととても楽しく対戦ができました。

ただ元々考えていた2つの構築がどちらも中盤以降全く勝つことができずに苦しかったです。

最終日に構築を組み直したこともあり納得のいく対戦はあまりできませんでしたが最低限レート2000を達成することができたのは良かったです。

S28はまず構築記事をじっくりと読んで環境を理解してもっと勝てるようにしたいです。

配信もしたかったですが勝てなさすぎて萎えていたので3月は配信を増やして多くの人と楽しくポケモンがしたいなと思っています!

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

 

 

f:id:minrai525:20220301184337g:plainもくろーかわいい 小粒納豆太郎やわ

 

 

※追記

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【S25使用構築】最終R2003-126位 極月は黒の嘶きと共に

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいです。

S25で4回目のレート2000を達成することが出来たので構築記事を書きました。

最後まで見て頂けたらうれしいです。

 

【構築経緯】

S25はシーズン中盤に何故かイベルタルが急増していたが、終盤になるにつれて数を減らし、ザシアン・カイオーガなどの伝説が増え始めており、最終日付近はザシアン・日食ネクロズマカイオーガ・ムゲンダイナなどが中心の環境になると予想していたためそれらの伝説に強い黒馬バドレックスを軸に構築を組もうと考えた。

黒馬バドレックスを使う上での型選択だが、S17の時に使用していたHBCベースのスカーフ黒バドレックスがザシアン+サンダーの並びに強く出ることができると思い採用。

S17の黒バドレックスの調整は陽気ザシアンの巨獣斬確定耐え調整だったが現環境は特化しか居なかった為、更に耐久に振らなければならなかった。しかしこれ以上耐久に努力値を割くことができないギリギリの調整だったため変更は断念。そこでザシアンへの安定した引き先となり黒バドレックスを止めてくる取り巻きのポリゴン2に対しても強いHBヨプヒードランを採用。

次にザシアンをある程度見れて取り巻きで必ず選出される悪ウーラオスの受け先としてHBサンダーを採用。

この3匹をザシアン軸への基本選出とした。

次にイベルタル軸やジガルデ、カイオーガなどに対して対面打ち合うことのできるHAチョッキマリルリを採用。

次に黒バドミラーやカイオーガ、日食ネクロズマに強く、黒バドをメタモンにコピーされた際に切り返すことのできるAS襷悪ウーラオスを採用。

最後に電気の一貫を切れる+ホウオウや構築単位で重いエースバーンに強く出ることができるランドロスを採用。黒バドレックスと並ぶエースとして運用するためASで命の珠を持たせた型に決定。構築が完成した。

バドレックス サンダー ランドロス f:id:minrai525:20211231224736g:plain f:id:minrai525:20211231224925g:plain f:id:minrai525:20211231224847g:plain

 

【コンセプト】

・サイクルの中でスカーフ黒バドレックス・珠ランドロスを通していく。

ランドロス+黒バドレックス+ウーラオスのような対面的な動きも意識していく。

 

【個体紹介】

バドレックス(黒馬上の姿)

f:id:minrai525:20211231215412p:plain

性格:控えめ

特性:人馬一体

実数値:191(124)-×-117(132)-235(228)-122(12)-172(12)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:アストラルビット/サイコショック/リーフストーム/トリック

・H:定数ダメージ最小

・HB:陽気ザシアンの巨獣斬確定耐え(83.7~99.4%)

  陽気ランドロスの珠ダイジェット最高乱数以外耐え(84.2~100.0%)

  特化珠エースバーンのダイジェット確定耐え(78.0~92.6%)

  特化珠ミミッキュの影打ち最高乱数以外耐え(84.2~100.5%)

  特化エースバーンの不意打ちDM時確定耐え(65.9~78.5%)

  特化ウーラオスの不意打ちDM時確定耐え(70.1~84.8%)

・C:できるだけ高く

  H252-D132ザシアンをアストラルビットで確定2発程度

  無振りサンダーを玉ダメ込でアストラルビットで高乱数2発程度

・HD:特化珠サンダーのダイジェット81.2%で耐え(86.3~102.6%)

・S:準速エースバーン抜き

 

今期の禁止伝説級枠。技構成はアストラルビット、ハピナス・ラッキー等の特殊受けやチョッキカイオーガ意識のサイコショックラグラージガマゲロゲや水ロトムカイオーガに打つリーフストーム、受けポケモン等への行動阻害やダイウォールの媒体となるトリック。

調整はHBCベースで、陽気ザシアンの巨獣斬耐え調整だったが環境には特化ザシアンしか居なかった為、初手対面した際に一撃で倒される危険性があったがこれ以上耐久に努力値を割くと役割対象のエースバーンやランドロス、サンダーに対してダイジェットを一回耐えてアストラルビット2発で倒せるという強みを活かせなくなるので後術するHBヒードランをザシアンに対する引き先として用意した。ザシアン+ポリゴン2のような構築に対して初手ザシアン-黒バド対面で相手が突っ張ってきてもポリゴン2引きに対してもヒードラン投げが安定になる。特化ザシアンに対して突っ張ることはできないがミミッキュの珠影打ちやDM時、エースバーン・ウーラオスの不意打ちを耐えたりと相手視点見えない耐久調整が生きる場面は数多くあり、それが勝利に繋がった。

今期は黒バドレックスがかなり数を減らしていたため対策の甘い構築も多く、予想していたより黒バドレックスの通りは良かった。

サイクルの中で黒バドの一貫を作って黒の嘶きを発動させればとてつもない火力で全抜きしたり、トリックにより受けポケモンやゼルネアスの行動を制限する動きもできたり、ダイホロウのBダウン、ダイソウゲンのグラスフィールドで後続のポケモンの補助をしたりととても器用な立ち回りができ、久しぶりに使ったがこのポケモンは本当に強いと改めて感じた。

 

ンダー

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性格:図太い

特性:静電気

実数値:197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120

持ち物ゴツゴツメット

技構成ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め

 

HB:物理受けのため特化

 

HB特化のサンダー。技構成は暴風、対面操作で黒バドを安全着地させるボルトチェンジナットレイやザシアンに対しての打点として熱風、羽休め。

持ち物は襷を潰したり黒バド、ランドロスの圏内まで削りを入れる為ゴツゴツメットを採用した。

主に黒バドレックスに対して必ず出てくるウーラオスに対しての引き先として採用したがその他も幅広い物理ポケモンに対しての役割を担ってくれた。レート2000はサンダーが居ないと行ったことがないので自分には必要不可欠な存在なのかもしれない。

 

ランドロス

f:id:minrai525:20211231221130g:plain

性格:陽気

特性:威嚇

実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)

持ち物:命の珠

技構成地震/空を飛ぶ/岩雪崩/剣の舞

 

A:火力を出す為振り切り

S:カイオーガやレシラム等の最速90族意識で最速

 

技構成はスタンダードな構成で地震、空を飛ぶ、岩雪崩、剣の舞。ホウオウやエースバーンに対して強く出ることができるポケモン。珠+剣舞ダイジェットの威力は破格で、有利対面で積むことができればとてつもない破壊力だった。構築はサイクルベースの戦い方をするが、ランドロスの初手ダイマックスで荒らしスカーフ黒バド、襷ウーラオスで詰めていくという動きもできる。耐久は無振りなので安易な受け出しはできないが、威嚇を絡めてサイクルを回し後続の補助も出来たりと、とても優秀だった。

 

ヒードラン

f:id:minrai525:20211231220820g:plain

性格:図太い

特性:炎の体

実数値:197(244)-x-173(252)-150-126-99(12)

持ち物:ヨプの実

技構成マグマストーム/ラスターカノン/ボディプレス/挑発

 

HB:ザシアン等意識でほぼ特化

S:余り

 

・H252バンギラスにボディプレスが確定2発(77.2%~92.7%)

 

ザシアンに対する安定した受け先となるHBヒードラン。持ち物はインファイト採用個体に対しても居座れるようにヨプの実を持たせた。ヨプの実はザシアン以外にもエースバーンやウーラオスの格闘技に対しても生きる場面が多く、相手視点見えない勝ち筋として拾った試合が幾つもあった。特性はザシアンや物理アタッカーに対して火傷を入れて機能停止にできるように炎の体を採用。相手視点貰い火のケアをして炎技は打たれないし、トレースポリゴン2に対しても役割を遂行でき炎の体の採用は正解だった。技構成はマグマストームと受けポケモンに対しての挑発は確定で残り2枠は黒バドを見て必ず出てくるバンギラス意識のボディプレス、フェアリーに対する打点や更に物理相手に要塞化できるラスターカノンを採用。ダイスチルとボディプレスの噛み合いも良く+3ボディプレスはとても強力だった。

前述したがザシアン+サンダー+ポリゴン2に対して黒バド、サンダーと組み合わせることで勝率がとても上がりこのポケモンが居たからレート2000を達成することができたと思う。

外したら負けという試合も多い中でマグマストームを何十回と打って1回しか外さず当て続けてくれたので本当に感謝している。

 

マリルリ

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性格:意地っ張り

特性:力持ち

実数値:191(124)-112(252)-102(12)-x-103(20)-83(100)

持ち物:突撃チョッキ

技構成アクアブレイク/戯れつく/瓦割り/穴を掘る

 

H:定数ダメージ最小

A:火力を出したいので特化

BD:DL調整

S:12振りオーロンゲ抜き

 麻痺したウーラオス抜きポリゴン2 (82)抜き

 

・+1ダイアースがHBドヒドイデに62.5%の乱数1発(ダイナックル+ダイアースで倒せる)

・臆病カイオーガのダイサンダー+EFダイサンダー確定耐え

・ジオコン無しのゼルネアスのダイフェアリー2耐え程度

 

イベルタルカイオーガ、ゼルネアスに対する対抗策としてマリルリを採用。持ち物は特殊耐久を上げる為、突撃チョッキを持たせた。努力値は火力を最大限に出すためAは特化、Sはポリゴン2とオーロンゲの上から行動したかったので上記の調整とし、余りを耐久に回した。技構成はアクアブレイク、戯れつく、壁オーロンゲ+ゼルネアス展開をさせないための瓦割り、ドヒドイデに対しての打点として穴を掘るを採用した。

ダイアースは全くケアされることがなくイベルタル+ドヒドイデの並びに対して初手イベルタルドヒドイデに引いてくる事が多かった為、ダイナックル→ダイアースでドヒドイデを確定で落とす展開になればその試合は勝てた。一方でトーチカで様子を見られてダイマックスターンを枯らされた場合はかなり辛くなる。毎回引かないでー!トーチカやめてー!ってお祈りしてたが大体は自己再生か黒い霧を選択してくる相手がほとんどだったので助かった。アクアジェットが無いことで落とした試合もあったがドヒドイデで止まらないことが重要であると思うし、相手がアクアジェットを警戒して引いてきたりしてくれることで拾った試合も何度かあった。

構築単位で重かった壁+ゼルネアスやカイオーガ軸に対して安定して打ち合えるマリルリはとても頼もしかった。

 

ウーラオス(一撃の型)

f:id:minrai525:20220101134144g:plain

性格:陽気

特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)

持ち物:気合の襷

技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/カウンター⇔挑発

 

普通の襷ウーラオス。性格は最初は火力を出すため意地っ張りだったが構築単位で重いミミッキュに対して確実に上を取るため陽気で採用した。技構成は暗黒強打、インファイト、不意打ちは確定で残り1枠はカウンターと挑発を入れ替えていた。カウンターにすると相手の物理ダイジェッターに対しての切り返し性能が上がり、挑発にするとポリゴン2+ドヒドイデやジガルデのような受け寄りのポケモンに対して強くなれる。カウンターが、挑発があれば勝てたという試合も多くあり最終盤まで迷ったが最終的にはカウンターを使っていた。本当ならどちらも採用したい。

黒バドをメタモンにコピーされた後の切り返しがこのポケモンしかできなかったり、ダイマックスターン枯らし、カウンターによる切り返しをしたり、日食ネクロズマ構築、ミミッキュに対しても役割を持つことができ、構築記事を書く際に文章にまとめると、ウーラオスの仕事量が多すぎて過労させていたのに気づいた。それでも頑張ってくれたウーラオスありがとう!

 

【主な伝説に対する基本選出】

ザシアン→ バドレックス+サンダー+f:id:minrai525:20211231224736g:plain 初手黒バドから展開していく。ザシアンポリ2にはヒードランを受けだす動きを。カイリュー入りにはf:id:minrai525:20211231224925g:plainを出すことも。

カイオーガ→ バドレックス+f:id:minrai525:20211231224925g:plain+f:id:minrai525:20211231224847g:plain マリルリウーラオス読みでサンダーが来ることも多いがチョッキオーガも初手出しされるので難しい。

イベルタル→ サンダー+ランドロス+f:id:minrai525:20211231224925g:plain 初手イベルタルドヒドイデ引きが多いので初手マリルリでダイナックル→ダイアースの動きを意識する。

ネクロズマ→ バドレックスorサンダーorランドロスorf:id:minrai525:20211231224847g:plain 日ネクを出さずにミミッキュウーラオスエースバーンなどを出してくることも多いので黒バドを出さない選択も。

バドレックス→ f:id:minrai525:20211231224847g:plain+2匹 バンギやポリ2、悪ウーラオスメタモンなどが取り巻きに多いので相手の構築を見ながら対応していく。

ゼルネアス→ バドレックス+f:id:minrai525:20211231224925g:plain+f:id:minrai525:20211231224736g:plainorf:id:minrai525:20211231224847g:plain ロンゲ+ゼルネは初手マリルリで壁を破壊しつつ裏と対面する。メタモンにコピーされる恐れがある場合にはウーラオスを選出する。

ムゲンダイナ→ バドレックス+f:id:minrai525:20211231224736g:plain+f:id:minrai525:20211231224925g:plainorf:id:minrai525:20211231224847g:plain 黒バド読みでバンギがくるので初手ヒードランを投げ削り黒バドの一貫を作ることを意識していた。

ホウオウ→ バドレックス+ランドロス+f:id:minrai525:20211231224925g:plainorf:id:minrai525:20211231224847g:plain ホウオウ初手が多いので初手ランドロスで展開していくが、ホウオウが突っ張ってくるか引くか相手依存なので難しい。

ジガルデ→ バドレックス+f:id:minrai525:20211231224925g:plain+ランドロスorf:id:minrai525:20211231224847g:plain 初手黒バドやウーラオスで展開していきダイマックスはマリルリに残す動きを意識していた。

 

※基本選出なので相手の構築を見て臨機応変に選出を決めてください。

 

【重い構築・ポケモン

イベルタル軸 不利相性なので当たり前だがマリルリが通らなければ負ける。

・ジガルデ軸 ウーラオスの挑発が無かったり麻痺確率によってかなり厳しくなる。

 

ミミッキュ 黒バドのダイサイコで先制技を防いだり襷ウーラオスで削ったり立ち回りで頑張っていた。

・襷エースバーン カウンターやダストシュートもあり構築単位で重い。

・悪ウーラオス 鉢巻で黒バドに突っ張ってくる+サンダー交代読みのストーンエッジ急所でワンパンしてくるの本当にやめてください。

・チョッキカイオーガ 硬すぎて黒バド余裕で負けます。

・歌うラッキー 運ゲーすぎる。終盤は当たらなかったので良かった。

 

【レンタルパーティ】

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※レンタルパーティですが以前のものはマリルリのレギュレーションマークが付けられておらず使用出来なかったので作成し直しました。

どの構築にもある程度対応できる構築が作れたと思うので良ければ使ってみてください!

 

【結果】

TN:みんらい 最終R2003-126位

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【さいごに】

今期はS22以来、また竜王戦ルールでは初めてレート2000を達成することができました。

この数ヶ月は構築も良いものが思い浮かばなかったり、竜王戦ルールに苦手意識はなく好きなのに全然勝てなかったりと少し苦しい時期もありましたが自分なりに納得のいく結果を出せてとても嬉しいです。

次シーズンで2回目の竜王戦環境も終わるので精一杯楽しんでいきたいと思います。

 ↑

(シリーズ12は禁止伝説級2匹まで使用可能らしいです、、伝説環境は終わらない、、?)

 

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

 

 

※追記

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【S22使用構築】最終2019-147位&2006-245位 眼鏡ゼルネアスの可能性

 

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいです。

S22も2ROMレート2000を達成することが出来たので構築記事を書きました。

最後まで見て頂けたら嬉しいです。

 

【構築経緯】

シリーズ10の2シーズン目となったS22は禁止伝説級ポケモンで一番好きなゼルネアスを使って結果を残したいと思っていたのでゼルネアスを軸に構築を組むことに決めた。

ゼルネアスを使う上での構築の選択だが、壁展開又はサイクルのどちらにするかを考えた結果、壁展開は前期結果を残している構築も多く対策されるであろう、また試合が単調になりやすくそういう構築は苦手意識があったため自身が得意とするサイクルで構築を組むことに決めた。

ゼルネアスの型だが、サイクルの中で有利対面を作りジオコントロールを積んで全抜きしていくハーブ型か、高火力を押し付けていく眼鏡型か悩んだがジオコントロール型は一度積んでしまうと再度引いた際の圧力の掛け方が落ちてしまったり、積んでも止まる相手が多く扱いにくいと感じたため眼鏡型での採用を決めた。

次に一般枠だが蜻蛉返りやボルトチェンジで対面操作をしてゼルネアスの有利対面を多く作り通していけるような構築を目指して取り巻きを考えた。

ゼルネアスを使う上で一番の天敵はやはりザシアンであるため対策として使い慣れているHBオボンサンダー、HBゴツメランドロスを採用しようと考えた。

次に黒バドレックスに対して受けつつゼルネアスを止めてくる鋼タイプに対して有利の取れるHD残飯ガオガエンを採用。終盤、黒バドレックスに対して更に受け出し性能を上げるため持ち物をチョッキに変更した。

上記の4匹だとラッキーやポリゴン2などの高耐久ポケモンや、マンムーヒヒダルマなどに不利を取るためこれらに強い鉢巻水ウーラオスを採用。

最後にゼルネアスミラーやムゲンダイナに強く、メタモンへの回答となり未来予知を絡めてサイクルを有利に進められると思い、HDチョッキガラルヤドキングを採用した。こちらも終盤持ち物を黒いヘドロに変更。

この並びだとカイオーガ軸に対してかなり辛くなるためサンダーの型をHB→CSスカーフに変更して構築が完成した。

 

【コンセプト】

ゼルネアスの取り巻きのポケモンで蜻蛉返りやボルトチェンジによる対面操作で有利対面を作り、眼鏡ゼルネアスを通していく。

 

【個体紹介】

ゼルネアス

xerneas-active.gif

性格:控えめ

特性:フェアリーオーラ

実数値:207(44)-135-116(4)-198(228)-124(44)-143(188)

持ち物:拘り眼鏡

技構成ムーンフォース/10万ボルト/気合玉/辻斬り

 

H:16n-1

HD:眼鏡黒バドのアストラルビット14/16耐え

C:できるだけ高く

S:準速カイオーガ抜き

 

今期の禁止伝説級枠のゼルネアス。技構成は最高打点のムーンフォースドヒドイデテッカグヤに対して打つ10万ボルト、ナットレイヒードラン等鋼意識の気合玉、ヌケニン対策の辻斬りを採用した。辻斬りの枠は命中不安を気にしないなら構築的に重いホウオウに対しての打点にもなる岩雪崩でも良いと思う。フェアリーオーラによる補正で抜群10万ボルトや辻斬りよりも等倍ムーンフォースの方がダメージは大きいので技選択の際はダメージ計算をちゃんと行うこと。努力値調整に関しては元々はCSに振り切っていたが、sラインは増えていた準速眼鏡カイオーガを抜く程度。耐久調整は黒バドレックスを意識。ガオガエンに役割集中されると黒バドレックスが止まらなくなるため+1アストラルビットを耐えたり、相手の構築的にどうしてもガオガエンが出せなかった場合に最低限ゼルネアスでも見れるように耐久調整を施した。この調整で劇的に変わったとは言えないが、初手眼鏡黒バドに対しての行動保証による安心感や、その他の幅広い技に対してギリギリ耐えたりする場面もあり自分なりには良かったのかなと思う。ゼルネミラーでほぼ確実に上を取るために控えめCSにしても良いし、構築的に少し重いウーラオスに受け出しから上をとって攻撃したいなら臆病CSにしても良いと思う。

眼鏡ゼルネアスの使用感についてだが、相手視点、構築的にサイクルゼルネなのは見てわかると思うがそれでもジオコンor眼鏡どちらも考慮しなくてはならないのでジオコン読みで初手黒い霧やトリック等を打ってくる相手に対してかなり有利に戦うことができた。耐久に振っていないランドロスカプ・レヒレ、黒バドレックスなどを一撃で倒せる他、様々なポケモンに致命傷を与えることができる火力は凄まじかった。メタモンにコピーされたとしても打ち勝つことができるのも眼鏡ゼルネアスの魅力。一方でラッキーやドヒドイデなどの耐久ポケモンに対しては止められてしまうので取り巻きのポケモンも上手く使っていくことが重要。

ザシアンに対しては、ゼルネアスのムーンフォース+ランドロスのゴツメ1+サンダーの熱風で落とすことができるのでサイクルの中でうまく削りを入れて倒していく。

相手に負荷をかけていく上で蜻蛉返りやボルトチェンジで上手く対面操作をしてゼルネアスを通していくことを常に意識して立ち回った。

 

サンダー

zapdos.gif

性格:臆病

特性:静電気

実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-167(252)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:10万ボルト/暴風/熱風/ボルトチェンジ

 

S:スカーフカイオーガイベルタル等の上を取るため最速

技構成は10万ボルト、暴風、熱風、ボルトチェンジの普通のCSサンダー。元々はゴリランダーやウーラオスに対しての受け先としてHBでの採用だったが、スカーフカイオーガが重すぎたことや構築全体が低速気味だったためCSスカーフに変更。これによりザシアンや黒バドレックスに対して初手に投げてボルトチェンジからランドロスガオガエンに引く動きができるようになったり終盤のスイーパーとしての役割も果たしてくれた。またスカーフヒヒダルマに対しても強く出られるようになりこちらのスカーフを考慮されることがなく大体居座ってくるので乱数ではあるが熱風で倒すことができる。ゼルネアスをメタモンにコピーされた際も上から10万ボルト2発で対面勝つことができる点も優秀。耐久面に関してはかなり柔らかいので安易な受け出しはしないこと。静電気麻痺、暴風混乱や熱風火傷などを引いて拾う試合も多くあり、今期もよく頑張ってくれた。


ランドロス

landorus-therian.gif

性格:腕白

特性:威嚇

実数値:196(252)-166(4)-156(252)-x-100-111

持ち物ゴツゴツメット

技構成地震ストーンエッジ/蜻蛉返り/ステルスロック

 

HB:特化ザシアン他、幅広い物理受けのため特化

 

幅広い物理ポケモンに対してゴツゴツメットで削りを入れたり蜻蛉返りで対面操作をする役割。技構成は地震、蜻蛉返りは確定で飛行に対する打点が欲しかったため岩技は岩石封じにしていたが下から蜻蛉返りをするためにストーンエッジを採用した。ステルスロックはサイクルを有利にするために採用したが、使えるような余裕のある場面があまり無かったためストーンエッジステルスロックの枠は好みで変えても良いと思う。素早さに加工補正をかけて確実に下から蜻蛉返りを打てるようにしてカバルドンやヌオー意識の草結びを採用するのもいいと思う。

努力値配分はザシアンの巨獣斬を2耐えするためにHB特化したが、環境に特化ザシアンしか居なかったため高乱数を引かれ確定2発を取られる試合も多く、剣舞氷の牙採用のザシアンも多く何度も吹き飛ばされてしまいその度に涙が止まらなかった。

サンダー+ランドロスである程度ザシアンは誤魔化せるかと思っていた自分が甘く、安定感のない試合ばかりだったので変えたかったが見直す時間が足りなくて改善することができなかった。

しかしそれでもザシアン構築に対して抗ってくれたランドロスにも感謝したい。


ウーラオス(連撃の型)

性格:陽気

特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成水流連打/インファイトアクアジェット/蜻蛉返り

 

AS:特化

 

ゼルネアスと並ぶ第2のエース枠。ゼルネアスの苦手な特殊受けに対して強く出ることができ、鉢巻を持たせることで相手の引き先に対しても負荷を掛けていくことが出来る。技構成は水流連打、インファイトアクアジェットは蝶舞ウルガモスに対しての打点となりその他終盤の決め手として重宝した。最後の枠はこちらもゼルネアスの補助として対面操作のできる蜻蛉返りを採用した。

構築単位でかなり重いマンムーヒヒダルマフェローチェなどの高火力氷打点を持つ相手に対しての受け先となったり、後述するガラルヤドキングの未来予知を絡めて主にムゲンダイナ軸や受けループに対してとても強く戦うことができ、その他の試合も選出率は高かった。壁ゼルネ構築には初手投げしてオーロンゲを2ターンで倒す→ヤドキング引き→ウルガモスとゼルネアスを削る→アクアジェットで倒すような流れを意識して立ち回りたい。

 

ガオガエン

incineroar.gif

性格:生意気

特性:威嚇

実数値:201(244)-135-112(12)-100-156(252)-58

持ち物:突撃チョッキ

技構成:火炎放射/DDラリアット/バークアウト/蜻蛉返り

 

HD:黒バドレックス意識で特化

C217黒バドレックスのアストラルビットが乱数6発(83.9%

眼鏡アストラルビットが乱数4発(81.9%

 

黒バトレックス対策としてガオガエンを採用。持ち物は食べ残しを持たせ鬼火、捨て台詞なとでサイクルの補助をする役割として考えていたが、黒バドの襷を捨て台詞で潰せないことや、鬼火を打つなら対面操作した方が試合が有利に進むことが多く、また眼鏡黒バドのアストラルビットに対して2回しか受け出しができなかったりと不便な点が多かったので更にサイクルが回せるように突撃チョッキを持たせることにした。これにより3.4回の受け出しができるようになり黒バド軸に対する勝率がかなり上がった。技構成はナットレイの棘や反動意識でフレアドライブから火炎放射に変更。身代わり宿り木型の黒バドにも安定して勝てるバークアウト、バークアウトでは黒バドを一撃で倒せないため打点としてDDラリアットを採用。最後の枠は蜻蛉返りを採用して襷型にも対応できるようになった。黒バドレックスを受けるだけなら回復ソースのあるバルジーナブラッキーでも良いのではないかと思うが、ゼルネアスを見て取り巻きにいるナットレイギルガルドのような鋼を出してくるのでそれらにも強く出られるガオガエンが適任だった。

数は多く無いが当たったら凄く辛い白バドレックス軸に対しても強くなるおまけ要素もついており当たった試合は一度も負けなかった。


ヤドキング(ガラルの姿)

(ガラルヤドキングの3Dmodelが無い...あったら教えて下さい...)

性格:穏やか

特性:再生力

実数値:201(244)-x-100-132(12)-178(252)-50

持ち物:黒いヘドロ

技構成サイコショック/未来予知/瞑想/怠ける

 

C:+1未来予知で耐久型ムゲンダイナが確定1発程度

HD:特化+2ゼルネアスのムーンフォースが確定3

C217ムゲンダイナの+1メテオビームとダイマックス砲をヘドロ込みで耐える

 

 

ムゲンダイナやゼルネアスに対する回答としてガラルヤドキングを採用。技構成はサイコショック、未来予知、瞑想、怠ける。有利対面で打つことのできる未来予知が本当に優秀で、ウーラオスやゼルネアスに対しての引き先に対して未来予知を絡めることにより引けない状況を作ったり大きな負荷をかけることができる。持ち物は元々は突撃チョッキでの採用だったが、積んでくる相手のジオコンゼルネやメテビダイナに無理やり突破される場面があったり、先述したガオガエンとの兼ね合いもあり黒いヘドロに変更した。瞑想、怠けると合わせることで上記のゼルネアス、ムゲンダイナを逆に起点にすることができるようになった。しかし、ゼルネアスはジオコンをしてくるターンに引いても間に合うがムゲンダイナのメテオビームに対して受け出しからは瞑想を積む余裕が無く対面勝つことができないので注意。

 

【主な伝説に対する基本選出】

ザシアン→ ゼルネアス+サンダー+ランドロス相手にサンダーが居ない場合やザシアンヒードランのような並びにはウーラオス

バドレックス→ ゼルネアス+ガオガエン+サンダーorウーラオス初手ゼルネアスを出すかサンダーで様子を見ることが多い

ムゲンダイナ→ ゼルネアス+ウーラオス+ヤドキング未来予知を絡めて崩していくが挑発がないと厄介

カイオーガ→ ゼルネアス+サンダー+ウーラオスorヤドキング初手サンダー。相手の構築を見てカイオーガの型を良く考える

イベルタル→ サンダー+ウーラオス+ゼルネアスorランドロスイベルタルを出してこない事もあるため注意

ゼルネアス→ ゼルネアス+ウーラオス+ヤドキング壁ゼルネに対してウーラオス投げてオーロンゲ倒してヤドキングに引く動き

ネクロズマ→ サンダー+ランドロス+ウーラオスジオコンの無いゼルネはネクロで止まるため出さないことが多い

ホウオウ→ ゼルネアス+ウーラオス+ヤドキングかなり辛いが気合で乗り切る

ジガルデ→ ゼルネアス+サンダー+ウーラオス裏のヌケニンに対して辻斬りを安易に打たず確実に決まるタイミングで倒す

バドレックス→ ゼルネアス+ウーラオス+ガオガエントリックルームに注意してガオガエンを大事に立ち回る

 

【重い構築】

ザシアン軸の構築全部

ザシアンサンダーヒードランのような並び

カバザシノラゴンの並び

ザシアンクレセリアの並び 

眼鏡カイオーガ軸の構築

日食ネクロズマ軸の構築

イベルタル構築(有利なように思うがゼルネアス意識の取り巻きが辛すぎる)

ムゲンダイナ入り受けループ(身代わりラッキーを出されると未来予知を絡めてもなかなか崩せない)

ホウオウ入り受けループ(ゼルネアスが通しにくいためかなり勝率が落ちる

 

構築記事を書いてまとめていると辛い相手が多すぎて構築の欠陥を改めて感じます。もっと強い構築を作れるように頑張ります。

 

【レンタルパーティ】

f:id:minrai525:20211001130740j:plain

かなり扱いは難しいですが、慣れるとゼルネアスを綺麗に通していくことができると思います。よかったら使ってみて下さい。

 

【結果】

TN:らいで  最終R2019-147位

TN:みんらい 最終R2006-245位

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【すぺしゃるさんくす】

しざよさん😽

今期もしざよさんに構築相談に乗ってもらいました。ガオガエンヤドキングの型変更の提案をしてくれた結果、大きく勝率が向上してレート2000越えを達成することが出来たので本当に感謝しています!ありがとうございました!これからもよろしくお願いします🥰

 

しざメンのみんな😽

しざメンのみんなと仲良くなってきて凄く嬉しいです!いつもありがとう🥰

 

配信を見にきてくれる皆様😽

最近多くの方が配信を見に来てくれるようになって配信するのがとても楽しいです!これからも見に来てもらえると嬉しいです!よろしくお願いします🥰

 

【さいごに】

S22は最終日に潜れないのが確定していたため、最低限レート2000までは行きたいと思っていました。

結果は2ROMレート2000を達成することができ、これで3シーズン連続のレート2000以上となりました。

結果が数字に表れて成長できていると感じますが、1番変わった点は3シーズンとも自分で構築を組んで結果を残せた事です。ただ今期は構築に欠陥が多かったので環境に合わせて構築を組んでいくことがもっと上手になればさらに上を目指せると思います。

半年前までは最終4桁常連だった自分が急激に成長することができ驚いていますが、とても充実しており楽しくポケモンができています。これからも1番は楽しむことを目標としてやっていきたいと思います!

S23はかなり仕事が忙しくなる事と試験勉強が重なり中盤まではあまり出来ないと思いますが時間を効率的に使って配信もできるだけしたいと考えています!

ここまで見て頂いた方、ありがとうございました。

 

 

※追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

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【S21使用構築】最終2076-118位&2063-125位 眼鏡蜻蛉オーガナットサンダーサイクル

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいです。

新シリーズとなったS21では2ROMレート2000達成・最高値更新が出来たので構築記事を書きました。

最後まで見ていただけたら嬉しいです。

 

 

【構築経緯】

シリーズ10はダイマックス禁止&禁止伝説級ポケモン1匹使用可能というルールになり、ダイマックスによる火力、耐久力の向上やダイジェットによるS操作での有利不利の誤魔化しが効かない環境になる関係で、受けに寄った構築が増えサイクル戦中心となるであろうと思っていた。その中で有利対面を多く作って高火力で負荷を掛けていけるような構築が強いと考えた。

まず最初に禁止伝説枠だがゼルネアスとカイオーガで中盤まで回していたが、ゼルネアスはやはりザシアン構築が辛かったり他にもジオコンを積んでも止められる相手が意外と多く、反対にカイオーガは完全不利な伝説が居なかったことからカイオーガを軸に構築を組むことに決めた。

その中でもより相手に負荷をかけていくことのできる眼鏡カイオーガを採用。

カイオーガを使っていく上でトップメタであるザシアン、黒バドレックス、ムゲンダイナは確実に対策しなければならないので一般枠はかなり悩んだが、カイオーガと相性補完がとても良く、後述するがザシアン構築に強く立ち回ることができるHBナットレイ、HBサンダーを採用。

この3匹だと黒バドレックスが重いのでHBポリゴン2とスカーフ悪ウーラオスを採用。

最後の1匹はムゲンダイナ軸の受けループ対策として上から高火力で押して行ける鉢巻ドラパルトを採用し構築が完成した。

 

【コンセプト】

取り巻きのポケモンで蜻蛉返りによる対面操作で有利対面を作ったり、サンダーの放電、静電気麻痺やポリゴン2の電磁波によるS操作でサポートし、眼鏡カイオーガを通していく。

 

【個体紹介】

 

カイオーガ

kyogre.gif

 

性格:控えめ

特性:雨降し

実数値:175-x-111(4)-222(252+)-160-142(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:潮吹き/冷凍ビーム/雷/波乗り

 

CS:特化

 

ゴツメ+雷でD4振りウオノラゴンが乱数1発(93.8%)

雨下潮吹き(150)でD4振りウオノラゴンが確定2発(63.0%~74.5%)

雨下波乗りで無振りザシアンが確定1発

ゴツメ+雨下波乗りでH199-D152ザシアンが確定1発

雨下波乗りで無振りイベルタルが確定1発

雷でH252ドヒドイデが確定1発

雨下潮吹き(150)でHDナットレイが確定2発(62.9%~74.5%)

雨下潮吹き(150)でD252ラッキーが確定2発(55.2%~65.3%)

雨下潮吹き(150)でHD傘ハピナスが確定3発(38.1%~45.0%)

 

S21の相棒に選んだ禁止伝説枠。技構成は潮吹き、冷凍ビーム、雷は確定で、あと1枠は根源の波動の採用も考えたが、命中不安に悩まされたくなかったのと波乗りでも十分な火力を出すことができ不便さは感じなかったのでこちらを採用した。命中眼鏡カイオーガの火力は凄まじく、大体のポケモンを確定1発で倒すことができる。受け出ししてくるラッキーやナットレイやラッキーなども確定2発で倒せるため、1ターンで降参される試合も少なくなかった。万能傘を持ったナットレイハピナスは4割くらいのダメージなのでサンダーやドラパルトの蜻蛉返りで少し削ってカイオーガを通していくように意識して立ち回った。カイオーガ構築にほぼ出してくる鉢巻ウオノラゴンも受け出してきた場合は潮吹きで確定2発、ゴツメ+雷でほぼ落とせるのもとても偉かった。耐久面も大体の攻撃を1発耐える為、初手のザシアンやイベルタル対面で無理やり突破する場合もあった。ただ、終盤になるにつれてワイルドボルトを採用してるザシアンばかりだったので基本的にはサンダー、ナットレイに引いたほうが良い。カイオーガミラーでも相手がスカーフなら雷を1発耐えて返しの雷で落とすことができ、耐久型でも上からほぼ1発で倒してくれていた。終盤になるにつれてゼルネアスのSが速くなりすぎていて上からジオコンを積まれてばかりだった。また、貯水ヌオーやウオノラゴン、トリトドンは特に厄介で交代読み冷凍ビームを決めても4割程度しか入らず受けられるのでかなり辛かったが、気合で勝つようにしていた。スカーフカイオーガと比べて上から縛る性能は劣るので、蜻蛉返りで対面操作したり、サンダーの放電・静電気麻痺やポリゴン2の電磁波などでサポートしてあげることがとても重要。間違いなく最強のエースだった。

 

サンダー

zapdos.gif

性格:図太い

特性:静電気

実数値:197(252)-110-150(252+)-145-111(4)-120

持ち物ゴツゴツメット

技構成:放電/暴風/蜻蛉帰り/羽休め

 

HB:物理受けのため特化

 

HB特化のサンダー。持ち物は襷潰しやザシアンに対する削りを入れるためゴツゴツメットを採用。シリーズ10ではダイマックスが無くなったためかなり性能は落ちるのではないかと思っていたが、カイオーガが苦手なウーラオス、ゴリランダーに強く、幅広い物理方面のクッション、蜻蛉返りでの対面操作、麻痺によるサポートとかなり重要な役割を担ってくれた。技構成は麻痺上振れも狙える放電、カイオーガの雨と合わせて命中安定・高火力で打つことのできる暴風、羽休めは確定で、最後の枠の蜻蛉返りは電気技に対して受け出してくる地面に撃ってカイオーガを着地させることができ、とても優秀だった。サンダー1匹でザシアンを見るのは運が絡んだり+3じゃれつくが不利乱数で確定1発となったり不安定だったが、後述するナットレイと組み合わせることでかなり安定して突破することができるようになった。環境に蔓延していた鉢巻ウオノラゴンに対して上からエラガミで確定1発で倒されるのでサンダーのSを128か129にしようかとも考えたが意地ウーラオスやザシアンの攻撃に対して受ける乱数が変わってくるので結局最終日までHB特化で採用していた。

 

ナットレイ

ferrothorn.gif

性格:呑気

特性:鉄の棘

実数値:181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22

持ち物:ヨプの実

技構成:ジャイロボール/鉄壁/ボディプレス/宿り木の種

 

HB:物理受けのため特化

 

こちらも幅広い物理受けとしてHBでの採用。相手のランドロスポリゴン2やジガルデ軸の構築に対しても強く、構築のポケモンとの相性補完も良くとても優秀。技構成はゼルネアスなど構築単位で重いフェアリーに対する打点となるジャイロボール、物理方面に対して詰ませや自身の火力も上げることのできる鉄壁+ボディプレス、宿木の種という基本的な構成。初手にカイオーガやサンダーを出し、ザシアンと対面した場合の安定した引き先となる。ヨプの実を持たせることでじゃれつくに対して受け出して棘ダメ+インファイト耐え棘ダメ+ジャイロボールで落とせたり、耐久ベースでも次の棘ダメで相打ちorサンダー引きゴツメで落とせたりと組み合わせることで数的有利を保って突破できる。(複雑で分からなかったらすみません。)また、ヨプの実を持たせる利点は他にもあり、構築でかなり重いゼルネアスに対しても+2気合玉を耐えるようになり、少し削っていればジャイロボールで落とすことができるためかなり恩恵を感じられた。ちなみにヨプの実ナットレイはフレンドのぱにぱにさんが配信で使っていてかなり強いと感じたので参考にさせてもらった。ぱにぱにさんありがとうございました!

 

ポリゴン2

porygon2.gif

性格:図太い

特性:アナライズ

実数値:191(244)-x-156(252+)-125-115-82(12)

持ち物:進化の輝石

技構成:トライアタック/イカサマ/電磁波/自己再生

 

H:定数ダメージ最小

B:特化

S:麻痺した最速ウーラオス抜き

 

最終日前日までHBランドロスを使っていたがザシアン構築に対してはカイオーガ+サンダ+ナットレイで選出していたため役割が薄くなったのと、黒バドレックスがとても重かったので対策としてポリゴン2に変更した。技構成はトライアタック、黒バドレックスやザシアンに対しての打点としてイカサマ、S操作のできる電磁波、自己再生。最終日に採用したためほとんど出番は無く、この枠は改善の余地があると思う。ポリゴン2を入れたことにより選出誘導やTOD性能の向上、電磁波麻痺による上振れやカイオーガのサポートができる点については高く評価したい。こちらは構築相談に乗ってくれていたしざよさんが提案してくれた1匹。今期もいろいろな相談に丁寧に答えてくれてありがとうございました!

 

ウーラオス

性格:陽気

特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-121(4)-x-80-163(252+)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:暗黒強打/インファイト/毒突き/蜻蛉返り

 

AS:特化

 

黒バドレックスや日食ネクロズマなどに対して強く出ることのできる悪ウーラオスを採用。技構成は暗黒強打、インファイト、フェアリーに少しでも抗うため毒突き、対面操作のできる蜻蛉返りを採用。スカーフを持たせることにより黒バドレックス以外にも、相手のカイオーガの上から動けたり、受け出ししてくるザシアンに対してインファイト×2、S+2日食ネクロズマの上から暗黒強打×2で倒すことができたりと、様々な相手を縛ることができる上にスイープ性能も高い。カイオーガと組ませることにより持ち物を誤認させることも出来ていたと思う。最終日に受け出してくるゼルネアス交代読みの毒突き×2で倒せたときは感激した。

 

ドラパルト

性格:意地っ張り

特性クリアボディ

実数値:163-189(252+)-95-108-96(4)-194(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り

 

AS:特化

 

HBホウオウにドラゴンアローが乱数2発(93.7%)

HBドヒドイデにドラゴンアローが乱数2発(54.7%)

耐久型ムゲンダイナに対してドラゴンアローが4割くらいで確定1発で落とせる程度

 

上記5匹だと受けループが重かったので対策として前シーズンも愛用していた特化鉢巻ドラパルトを採用。技構成はドラゴンアロー、ゴーストダイブナットレイエアームドヌケニン等に対して撃つ大文字、対面操作のできる蜻蛉返りを採用した。ドラゴンアロー、蜻蛉返り以外は好みで変えても良いと思う。特性のクリアボディはすり抜けと選択だが、ランドロスの威嚇が効かなかったり、たまに当たるねばねばネット構築に対して強く出ることが出来たりと活きる場面はあった。ただ身代わり持ちムゲンダイナを貫通できるためすり抜けもありだと思う。ムゲンダイナやホウオウ軸の受けループにフェアリータイプが入っていることが少なく、かなり通りは良かった。鉢巻もケアされることがなく初手居座ってくるムゲンダイナを1発で倒したり、受け出してくるドヒドイデやホウオウ、ヌオーなどに負荷をかけることができとても強かった。環境中盤以降は調整されていたのか分からないが鉢巻ドラゴンアローをムゲンダイナがギリギリ耐えてくるようになり泣きそうだった。(ムゲンダイナの耐久力凄すぎる。)受けループ以外にはあまり出す機会はなかったが選出した時はしっかり活躍してくれた。

 

【主な伝説に対する基本選出】

 ザシアン    →  カイオーガ+サンダー+ナットレイ

バドレックス  →  ポリゴン2+ウーラオス+カイオーガorサンダー

ムゲンダイナ  →  カイオーガ+サンダー+ドラパルト

カイオーガ    →  カイオーガ+ウーラオス+サンダーorドラパルト

イベルタル    →  カイオーガ+サンダーorウーラオスorドラパルト

ゼルネアス    →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオスorドラパルト

ネクロズマ    →  カイオーガ+ウーラオス+サンダーorナットレイ

ホウオウ    →  カイオーガ+サンダー+ドラパルト

ジガルデ   →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオス

バドレックス   →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオス

 

相手の構築によって初手出しや選出を臨機応変に対応していく。

 

重い構築・ポケモン

ゼルネアス構築・・・壁+ジオコンドレキスはかなり辛い。

黒バドレックス構築・・・黒バド、コケコ、水ラオスみたいなやつ

フェアリー入の受けループ・・・かなり択を通さないといけない

水技無効特性・・・貯水ヌオー、貯水ウオノラゴン、呼水トリトドンヌケニン

万能傘系統・・・ナットレイモロバレルハピナス

 

【レンタルパーティ】

今期使用したレンタルパーティを貼っておきますので、よかったら使ってみて下さい!

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【結果】 

TN:mio   R2076-118位

TN:らいで R2063-125位

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【おわりに】

新シリーズになり8世代から始めた自分はダイマックスの無い環境で戦っていけるのか不安でしたが、ずっとサイクル中心の構築を使っていたので有利不利がはっきりしている今の環境は逆に戦いやすかったです。

初の2ROMレート2000・最高値も更新でき、とても嬉しい結果となりました。

次シーズンからも良い結果が残せるよう頑張っていきたいです。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

 

自分のYouTubeチャンネルのリンクになります!

来月もたくさん配信をしていきたいと思いますので見に来てくれたらとても嬉しいです!

 

みんらい - YouTube

みんらい (@minrai525) | Twitter

 

 

【S20使用構築】最終2004-96位 水流霊龍カバサンダーナットウツロ

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいと申します。

今回、初めてのレート2000及び最終2桁を達成出来たので構築記事を書きました。

 

【構築経緯】

S18・S19は不毛なサンダーミラーやポリゴン2対面を避けるために霊獣ボルトロスライコウを使用していたが冠環境最終シーズンということもあり最後はサンダーを使って結果を残したいと思った。

また、環境にHBやHDのサンダーも増えており半端な数値受けで受けてこようとする相手に対して火力のある型で制圧していきたいと考え、特化珠サンダーから構築を組んでくことに決めた。

サンダーを使うに当たって補完の取れている取り巻きを考え、とりあえず完成度が高く強さの保証があるカバサンダーナットウツロの並びを試してみたところ使用感がかなり良くこの4匹をベースにあと2匹を決めることにした。

個体紹介で後述するがサンダーのSを落としている関係で構築全体が低速気味のため、サイクルの中で高速・高火力で相手に負荷をかけていけるような2匹を考えており、霊竜技の一貫ができたときに凄まじい制圧力のある特化鉢巻ドラパルトを採用。この5匹だとポリゴン2や鋼タイプが重かったのとフェローチェヒヒダルマやブリザポスに不利をとる場面が多かったので、これらに強く出ることができ相性補完にも優れているスカーフ水ウーラオスを採用し構築が完成した。

 カバルドンサンダーナットレイウツロイドドラパルトウーラオス

 

【個体紹介】

カバルドン

https://projectpokemon.org/images/shiny-sprite/hippowdon.gif

性格:腕白

特性:砂起こし

実数値:215(252)-132(0)-187(252+)-×-93(4)-67(0)

持ち物:オボンの実

技構成地震/氷の牙/鈍い/怠ける

・HB : 特化

エースバーンやランドロスカイリューミミッキュなど幅広い物理受けとしてHBカバルドンを採用。持ち物は様々な確定数をずらすことのできるオボンの実を持たせた。技構成はタイプ一致の地震、地面技無効と氷4倍勢に打つ氷の牙と鈍い、怠ける。鈍いを採用することにより物理アタッカーを起点にして積んでいき自身もエースとなったり相手を詰ませたりとかなり強かった。また、ダイアースでDを上げることにより特殊方面も相当硬くなりポリゴン2すらも起点にできるようになる。すなおこしの定数ダメージで確定数をずらしたりカイリューのマルチスケイルや気合の襷を潰したりと優秀なポケモンだった。

 

サンダー

https://projectpokemon.org/images/shiny-sprite/zapdos.gif

性格:控えめ

特性:静電気

実数値:189(188)-×-105(0)-194(252+)-110(0)-129(68)

持ち物:命の珠

技構成ライジングボルト/暴風/ボルトチェンジ/羽休め

・H : 10n-1(命の珠ダメージ最小)

・C : 特化

・S : +1で最速アーゴヨン抜き程度

 

本構築の絶対的エース。技構成は暴風、対面操作ができるボルトチェンジ、羽休めは確定で残り1枠は元々熱風を採用していたが打つ場面が全く無く、ボルトチェンジ媒体のダイサンダー(120)では威力が物足りなかったためライジングボルトを採用した。これによりサンダーにウツロイドを受け出してくる相手に対してダイジェット→ライジングボルトダイサンダー→で確定で落とすことができる。ダイジェット受け出しからダイマックスをしてきた場合でも珠ダメ調整でHに振っているためダイサンダー→ダイロック耐え→砂下ダイサンダーで打ち合いに勝てる。またダイマックスが終わったあともエレキフィールドが残っている限り威力140のライジングボルトを打てるのでそれが生きる場面は数多くあった。

構築的にウーラオスやラム持ちのエースバーン、ランドロスカプ・レヒレを誘いやすいのか初手に出されることが多く、こちらはサンダー出しがかなり安定することに気がついてから勝率が爆上がりした。Sを落としているためウーラオスなどに上を取られてしまうがそもそも引いてくるし元々低速気味のサイクルを多く使ってきたため気にならなかった。初手サンダーミラーは相手の構築を見てダイマックスしてきそうならウツロイドに引く、耐久型のように見えたらボルトチェンジからドラパルト出しなどをしていた。

特化珠サンダーに対してギリギリ受けてくるHDポリゴン2HDクレセリアやガラルヤドキングなどのいる構築に対してはボルトチェンジや後述のドラパルト、ウーラオスの蜻蛉返り、ウツロイドステルスロックで少し削りつつサンダーを通していくことを意識して立ち回った。かなり対策されているポケモンだが8割くらい選出したし特化珠サンダーの火力を考慮していない立ち回りをしてくる相手も多く環境的には通りは良かったのかなと思う。

冠環境最終シーズンでサンダーを使ってよかった。

 

ナットレイ

ferrothorn.gif

性格:呑気

特性:鉄の棘

実数値:181(252)-114(0)-201(252+)-×-137(4)-22(0)

持ち物:食べ残し

技構成:ジャイロボール/鉄壁/ボディプレス/宿木の種

・HB : 特化

 

普通のHBナットレイ。持ち物は食べ残し、技構成もごく普通で鉄壁、ボディプレス、宿木の種、フェアリー勢やドラパルトなどに対する打点としてジャイロボールを採用した。ボックスに眠っていたS0個体を持ってきて使っておりナットレイミラーや技構成で困ったことがあれば変更しようと思っていたがナットレイミラーは起きなかったし、その他も困ることがなく最終日を迎えた。

選出率としてはおそらく一番低かったがカプ・レヒレミミッキュウツロイドなど誤魔化せるし選出誘導もそれなりにしてくれていたと思う。

鉄壁ボディプレスは強かったし宿木の種は貴重な回復ソースとして有限サイクルの補助をしてくれた。

 

ウツロイド

https://projectpokemon.org/images/shiny-sprite/nihilego.gif

性格:臆病

特性:ビーストブースト

実数値:185(4)-×-77(76)-169(176)-152(0)-170(252+)

持ち物:パワフルハーブ

技構成:メテオビーム/ヘドロウェーブ/草結び/ステルスロック

・CS : ビーストブーストでSが上昇する調整

・B : 物理技に対して少しでも抗うため余り

 

こちらも普通のパワフルハーブウツロイド努力値調整に関してはこれも冠環境初期に育成した個体をそのまま使ったため改善点はあるかもしれないが対戦の中で困ったことはなかった。技構成はメテオビーム、威力重視のヘドロウェーブ、水や地面に打つ草結び、最後の枠はサイクル戦を有利に進めたり削りを入れることによりHDポリゴン2などに対してサンダーのダイジェットの確定数をずらしたりできるステルスロックを採用。ダイウォールとしても多く使用し立ち回りの幅が広がったためこの技の採用は正解だったと思う。

幅広い特殊攻撃を受けつつ裏に負荷をかけていくことができメテオビームとビーストブーストでCSを上げウツロイドで相手を半壊させる試合も多くあり改めてこのポケモンの強さを感じた。

 

ドラパルト

https://projectpokemon.org/images/sprites-models/swsh-normal-sprites/dragapult.gif

性格:意地っ張り

特性クリアボディ

実数値:163(0)-189(252+)-95(0)-108(0)-96(4)-194(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り

・A : 火力重視で特化

・D : DL調整

・S:準速

高速・高火力アタッカー。技構成はドラゴンアロー、ゴーストダイブは確定で、対面操作や襷削り、ミミッキュの皮剥ぎもできる蜻蛉返りを採用。残り1枠はナットレイが重いため大文字を採用した。S18・S19は特殊珠や食べ残し身代わり竜舞などを使っていたがダイマックス前提の動きが弱かったり食べ残しをナットレイに取られたりした事から型を悩んでいた。構築相談に乗ってもらっていたしざよさんから進められた鉢巻ドラパルトを試してみたところ使用感が良くこの型に決めた。ちなみに先述したのろいカバルドンもしざよさんが使っていた型。環境に多いランドロスの威嚇に対してクリアボディが生きる場面が多くこの特性にして正解だった。性格はHBドヒドイデに乱数2発、ナマコブシに確定2発を取れたりと火力を重視して意地っ張りにした。構築的に重めであるカプ・コケコや準速フェローチェの上から動けたりドラパルトミラーで負けることもあったため好みで陽気にしても良いと思う。

ドラパルトを使うにあたってやはりきついのがポリゴン2やカプ系統、ミミッキュなどのポケモンなので相手の裏を見て蜻蛉返りなどで対面操作して裏のポケモンで処理したり削りを入れて一貫を作りドラパルトを通していくことを心掛けた。

 

ウーラオス(れんげきのすがた)

https://projectpokemon.org/images/sprites-models/swsh-normal-sprites/urshifu-rapid-strike.gif

性格:意地っ張り

特性:不可視の拳

実数値:175(0)-200(252+)-121(4)-×-80(0)-149(252)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:水流連打/インファイト/冷凍パンチ/蜻蛉返り

・A : 火力重視で特化

・S:準速(スカーフ込みで最速フェローチェと同速程度)

上記5匹で重い氷タイプやノーマルタイプの数値受けに対して強く出ることのできる水ウーラオスを採用。技構成は水流連打、インファイトは確定で、氷4倍勢に打つ冷凍パンチ、対面操作のできる蜻蛉返りを採用した。スカーフを持たせることでエースバーンやウツロイド、ドラパルトやフェローチェのような幅広い高速アタッカーの上から殴ることができスイープ性能も高い。毎回負けていたブリザポス入り構築にも負けることがなくなりとても優秀だった。性格は陽気でも良いがダイマックスしたエースバーンやウツロイドに対して水流連打が乱数1発で落とせることを重視して意地っ張りにした。エースバーンの火炎ボールやキョダイカキュウ、ウツロイドのメテオビームやダイロックに受け出してダイマックスを切らなくても水流連打で処理するという今まで出来なかった処理ルートを取ることができるようになったことがスカーフを持たせた一番の強みだったと思う。

正直、水ウーラオスドヒドイデクレセリアで止まったりサンダーの静電気でほぼ確実に麻痺したりとタイプは優秀だが信用できず使うのを拒絶していたが裏を見て蜻蛉返りで有利対面を上手く作ったりサンダーに対してはできるだけ触れないように注意して動かしてあげることにより勝率はかなり上がった。構築によってはかなり水ウーラオスの攻撃が一貫していることも多かったため、選出率も高めだった。

 

【選出】

基本選出はないため柔軟に通りそうなポケモンを選んでいく。

サンダー初手@2が多かった。

ヒヒダルマフェローチェ入り構築→ウーラオス初手@2

ブリザポス入り→尻尾レヒレ等から展開してくることが多くサンダーウツロイドウーラオスで選出していた。

ラグラージカバルドン展開構築→サンダードラパルト初手@2で出し殴りつつ蜻蛉返りで欠伸ループに入らないようにしていた。

サンダーポリゴン2ウーラオスヤドキングランドロスカプ・レヒレのような構築→サンダードラパルト+ウツロイドorウーラオス

エースバーンサンダーミミッキュカプ・レヒレポリゴン2+ウーラオスorマンムーのような対面構築→サンダーウーラオス@1

 

【重いポケモン・構築】

 

パッチルドンカプ・コケコカイリュードラパルトテッカグヤヒヒダルマフェローチェナットレイツンデツンデ

純正受けループがきつかったがほぼ居ないし当たったら気合で勝つようにしていた。

 

【おわりに】

最後の冠環境でずっと目標にしていたレート2000を達成、更に最終2桁順位で終えることができ、本当に嬉しいです。2000を超えてから潜るのを止めてしまいましたが上位勢の方々とも対等に渡り合えていたので次からは更に上を目指して挑戦していきたいと思います。

構築相談に乗って下さったしざよさん、本当に感謝しています。ありがとうございました!

次シーズンからルールが変わり新シリーズになりますが、伝説環境は好きだったのでまた禁止伝説ポケモンを使えるのがとても楽しみです。

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

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追記

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