【S32使用構築】最終R2010-44位 ホウオウ×ブラックキュレムサイクル 

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S32はS27以来のレート2000、自身初の最終2桁前半順位を達成することができたので構築記事を書きました。

ホウオウ×ブラックキュレムという珍しい組み合わせで結果を残せたので是非読んで頂ければ嬉しいです。

 

【構築経緯】

自分がよく見に行く配信者のあるセイラさんがブラックキュレムを配信で使っているのを見て、ジガルデやルギア等が増えている現環境において性能が噛み合っているのではないかと思い試運転をしてみた結果、想像以上に使用感が良かったためブラックキュレムを軸に上位を目指すことにした。

 

あるセイラさんの  youtube channel はこちら⇒あるセイラ - YouTube

 

①ブラックキュレムからスタート。エースとして運用する為、命の珠を持たせることにした。

 

②ブラックキュレムを使うにあたって一番の脅威となるのはやはりザシアンなので最も安定する受け先となりキュレムの一貫を作るための削りを入れることのできるHBゴツゴツメットヌオーを採用。

 

③次に環境に多い黒バドレックス+ザシアン構築に対する回答として、バドザシどちらにも強いホウオウを採用。その他多くの特殊ポケモンと撃ち合えるように突撃チョッキを持たせた。

 

ブラックキュレム+ホウオウ+ヌオー これを基本選出として取り巻きの3匹を考えた。

 

キュレムホウオウを使う上でウーラオスが重いので受け先となり、特性により環境に多いルギアジガルデ等の麻痺巻きや歌うラッキー、その他受け系統の構築の対策となるHBカプ・レヒレを採用。

 

⑤上記4匹だと展開によってランドロスネクロズマが重かったので後出しから展開でき、その他幅広い物理受けが出来るHBポリゴン2を採用。

 

⑥最後にこのままではゼクロムが重すぎた事や、バドザシ、ゼルネアス入りの構築に対して選出幅を広げたり、構築単位で重い珠エースバーン入り構築に対して切り替えせる枠としてメタモンを採用して構築が完成した。

 

この構築はS31.S32の2シーズン通して使用した。

実際に使用していた並び順で個体紹介はしていきます。

 

【コンセプト】

・ホウオウ(特殊受け)+レヒレポリゴン2・ヌオー(物理受け)とし、サイクル下で削りを入れてブラックキュレムの一貫を作っていく。

・サイクルが無理そうな場合はホウオウ+キュレム+メタモンのような対面選出もしていく。

 

【個体紹介】

ホウオウ

性格:意地っ張り

特性:再生力

実数値:207(204)-200(252+)-111(4)-117-175(4)-116(44)

持ち物突撃チョッキ

技構成:聖なる炎/ブレイブバード地震ギガドレイン

 

-調整意図-

H:16n-1
A:火力を出したいため特化
S:+1で準速エースバーン抜き程度・HBホウオウ意識
BD:余り

 

禁止伝説1匹目。

HAベースの調整を施しSラインは+1で準速エースバーンを抜く程度。

持ち物は突撃チョッキを持たせることにより火力を維持しながら特殊方面も硬くなり特性の再生力と併せて黒バドレックスやイベルタル、その他多くの特殊技に対して受け出しから負荷をかけていくことができ、サイクル性能が格段に上がった。また本来苦手なカイオーガやジオコン後のゼルネアスにも打ち勝つこともできる。

技構成はタイプ一致の聖なる炎、ブレイブバードバンギラスガオガエン等への打点となる地震ラグラージトリトドン等の地面4倍勢へ打つギガドレインというチョッキホウオウのテンプレ構成。

特にダイアースの特防上昇はチョッキと合わせて意味の分からない硬さになる。炎技に対してラグラージトリトドンを受け出されることがありそこからダイソウゲンをケアされずに簡単に倒せるという展開も多くとても優秀な技だった。

後述するブラックキュレムにも岩技が抜群な為、ステルスロックを撒かれるとかなりサイクルが厳しくなるのでできるだけその展開を阻止する立ち回りを心掛けた。

ホウオウは特殊耐久、特性、技範囲の広さ、タイプ一致のダイジェットを使うことができ、ダイバーンによる火力の底上げ、型の多さ、聖なる炎の火傷の上振れなど、全てにおいて強い要素が揃っており扱いは難しいが禁伝の中でも最強クラスだと感じた。

 

 

ブラックキュレム

性格:陽気

特性:テラボルテージ

実数値:201(4)-222(252)-120-x-110-161(252+)

持ち物:命の珠

技構成:氷柱針クロスサンダー/竜の舞/身代わり

 

-調整意図-

AS:振り切り
H:余り

 

禁止伝説2匹目。本構築のエースであり軸。

前期上位で結果を残たことでさらに環境に増えていたジガルデ、ルギアや受け系統の構築に滅法強く、ホウオウの苦手なカイオーガやサンダー、ランドロス等に対しても強く出ることができる相性の良い伝説。

努力値はAS振り切り。命の珠を持たせることで竜の舞を積んだ後の破壊力は凄まじい。

技構成は氷柱針、クロスサンダー、竜の舞は確定で残り1枠の選択だが、身代わりを採用した。この技がとても偉く、有利対面での安定択となり、環境に多い麻痺撒きや宿木の種、甘えるによるAダウンを防いだり、竜の舞を摘んだ後に圧力をかけて相手のダイマックスターンを枯らしたりする動きができたりと優秀だった。

身代わりを採用する上でHPを205にして地球投げを2回耐える調整にした方が良いのかも考えたが、ダイマイベルタルに対するダイアイスの乱数が変わるため火力も削りたくはなく、また最速珠ジガルデに抜かれてしまうため最低でも同速勝負ができるようにSも最速以外考えられなかった為AS振り切りとした。実際、ラッキーに地球投げを打たれる場面は2シーズンを通して1度もなかったのでこれで良かったと思う。

ザシアン入りには後述するヌオーのゴツメで削りを入れサイクルを回して竜の舞を積み、キュレムの一貫を作る立ち回りを心掛けた。

中盤は氷柱針を2回しか当てず負ける試合も多かったが最終日付近では自覚を見せ多くの相手を倒しきってくれた。

 

 

カプ・レヒレ

性格:図太い

特性:ミストメイカ

実数値:177(252)-x-165(116+)-116(4)-151(4)-122(132)

持ち物:食べ残し

技構成ムーンフォース/自然の怒り/渦潮/挑発

 

-調整意図-

H:16n+1
B:11n(出来るだけ高く)
S:無振りサンダー抜き抜き
CD:余り

 

一般枠1匹目はホウオウ×ブラックキュレムの並びで重いウーラオスに対しての安定した受け先となり、麻痺撒き、歌うへの回答、受け構築への対策となるカプ・レヒレを採用した。

持ち物はサイクル下での場持ちを良くするための食べ残し。

努力値はHBSに振り分け、SラインはHBサンダーや遅いネクロズマ、ホウオウの上から挑発を打ちたいので実数値122とした。

技構成はムーンフォース、自然の怒り、渦潮、挑発の受けにとても強い型。特に自然の怒りは相手の交代先に大きな負荷をかけてホウオウキュレムの圏内に入れたり、サイクルを有利にできるため優秀すぎる技だった。

1番の恩恵を感じたのはミストフィールドの竜技半減効果で、ミストフィールド下はムゲンダイナのダイマックス砲をキュレムが1発耐える為詰めの段階で耐えつつ舞うことで全抜きする展開で受けループにはほとんど勝つことができた。時間があれば良い試合を編集して動画を上げたいと思っているので是非見て欲しい。

 

 

ポリゴン2

性格:腕白

特性:アナライズ

実数値:191(244)-100-156(252+)-x-115-82(12)

持ち物:進化の輝石

技構成イカサマ/丸くなる/電磁波/自己再生

 

-調整意図-

HB:定数ダメ最小で特化
S:麻痺した最速ウーラオス抜き

 

上記4匹で重いランドロスや日食ネクロズマの対策としてHBポリゴン2を採用。

技構成はイカサマ、丸くなる、電磁波、自己再生。

冷凍ビームが欲しい場面も多かったが、有利対面でバドザシ等の脚を奪ったり麻痺による上振れで有利に試合運びができる事の方が重要だと考え電磁波は外せなかった。

日食ネクロズマが岩技持ちであったり硬すぎるためホウオウキュレムでは勝てなかったので丸くなる+イカサマも必須技だったのでこの技構成で完結した。

元々この枠はナットレイだったが相手のホウオウ入りに不利サイクルとなったり有限であるため押し切られる場面が多かったのでHBポリゴン2に変更した。

これによりゼクロムがかなり重くなったが後述のメタモンと併せて見るようにした。

有利対面で丸くなるを先に展開することによってバドザシランドを1匹で詰ませたりTOD性能も格段に上がったためポリゴン2の採用は正解だったと思う。

レート2000チャレンジではパッチラゴン、ザシアン、ランドロスの攻撃を受け続けてくれて最後は完封し勝利に導いてくれたので本当に感謝している。

 

 

ヌオー

性格:腕白

特性:天然

実数値:202(252)-105-150(252+)-x-86(4)-55

持ち物ゴツゴツメット

技構成地震/欠伸/毒々/自己再生

 

-調整意図-

HB:ザシアンやその他の物理受けの為特化
D:余り

 

ブラックキュレムを使う上で欠かせないザシアンの最も安定した受け先となるHBヌオーを採用。

技構成は地震、欠伸、毒々、自己再生の普通の型。

欠伸は対面操作や竜舞する場を整えることができ、毒毒はHBサンダーに居座らせないようにすることができとても優秀だった。

ゴツメのダメージを2回入れることができればH252振りザシアンもキュレムの+1ダイサンダー圏内に入るためそれを意識して立ち回った。

見えやすいザシアンの受け先のため初手から吊り交換をされ苦しい流れになることも多かったがプレイング次第で巻き返せた試合もかなりあったのでどんな状況でも諦めずに気合いで乗り切った。

 

メタモン

性格:慎重

特性:変わり者

実数値:155(252)-x-x-x-x(252+)-47

持ち物:拘りスカーフ

技構成:変身

 

-調整意図-

HD:DL調整
S:ミラー意識で最遅

 

最後に構築単位で重いゼクロムや珠エースバーン、その他ゼルネアスなどの積みポケモンに対しての切り返しや、バドザシ構築に対しての圧力をかける役割としてメタモンを採用した。

特にバドザシ構築は上位の方以外は対戦していても選出択、多くの釣り交換や居座りの択、全てがじゃんけんのような試合が多くてストレスだった為、相手の選出誘導をしてくれたりこちらの選出の幅を広げてくれた。

今まではメタモンを上手に使える気がしなかったので採用しなかったが、実際使ってみると様々な運用方法ができ本当に強いポケモンだと思った。

 

【主な伝説の組み合わせに対する選出】

 ⇒ ++or

                              又は++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

 ⇒ ++or

 

重いポケモン

メテオビームムゲンダイナ(毒技持ち)

メテビ型はあまり居なかったし耐久型で毒技持ちは当たらなかった。このポケモンは完全に切っている。

 

ザシアンと組まれている物理イベルタル

イベザシのイベルタルは特殊一点読みでホウオウで見るのでこの並びで物理は切っている。幸い9割は特殊だった。

 

コスパ瞑想アシパネクロズマ

丸くなるポリゴン2で見ようとしているのでかなり厳しい。レヒレを絡めたり先に展開して対応していた。

 

耐久型ルナアーラ

状態異常を絡めてきたり硬すぎて突破できない。

こちらも麻痺上振れで突破するくらいしかなかった。

 

バンギラス

珠エースバーン

ヒートロトム

ガオガエン

ガマゲロゲ

HBアッキサンダー

ミミッキュ

甘える歌うラッキー

 

ステルスロックを撒かれた場合

 

【レンタルパーティ】

強い構築だと思うので良かったら使ってみて下さい!

分からない事があればDMで質問等もして頂ければと思います。

 

【結果】

TN:エミリア 最終R2010-44位

※TNエミリアは今更リゼロを見て影響されたので笑

 

【さいごに】

S32は自身6回目のレート2000、最終順位も44位と大幅に更新することができました。

せっかくやるなら楽しくたくさんの伝説を使いたいと思い多くの伝説を浅く使い続けていたことで月末に構築がまとまらず終わることを繰り返していましたが今回の構築はS31.S32と2シーズン使い続けて練度を上げたことが結果につながったのではないかと思います。

S27以来レート2000に乗ることはなく停滞し続けていましたが久しぶりに納得の行く結果を出すことができとても嬉しいです。

S33はGSルールも最後となりますが楽しんで対戦していけたらと思います。

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

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配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

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