【はじめに】
みなさんこんにちは。みんらいです。
S7はSV最高順位となる64位を達成することができたので構築記事を書きました!
S8からはルールが変わりますが最後まで読んで頂けると嬉しいです。
【構築経緯】
前期では可能性を感じながらも煮詰めきることができなかった悪テラス鉢巻パオジアンと水テラスブースト瞑想身代わりハバタクカミを考察して結果を残したいと考え今期もこの2匹から構築を組むことを決めた。
ここから取り巻きを考えていく。
まず鉢巻パオジアンを使う上でミラーやカイリュー、その他多くの物理相手のテラスタル択も含めて安定した引き先になるHBベースのヘイラッシャを採用。
次に相手のハバタクカミ、テツノツツミが重いのでこの2匹に安定した受け先となり、対面操作からアタッカーに繋ぐことのできるチョッキジバコイルを採用。
これにより環境初期から強さの保証がある
パオジアン+ヘイラッシャ+ジバコイルの並びが完成。
次に初手のディンルー展開に対してパオジアン対面ではテラス択になることが多く安定性に欠けた為、奇襲をかけて試合を有利に進めて行きたいと考えており、またジバコイルのボルトチェンジ、ヘイラッシャの欠伸から繋ぐことのできる特殊高火力エースとして水テラス眼鏡イーユイを採用した。水テラスタルの強みは個体紹介で後述する。
最後にこの5匹では環境に増えていたキノガッサ+イーユイ+ミミッキュに対して安定した勝ち筋が見えない、胞子の一貫がある、チオンジェンサイクルや受けループ等に対しての崩しとして採用しているハバタクカミが毒菱を絡められると機能停止してしまい負けることが多かった、サイクルの中でステルスロックが欲しい場面が多かった。
以上に対する回答としてHDベースの毒テラスキョジオーンを採用。
これにより前期結果を残していたキョジオーン+イーユイ・ヘイラッシャ+イーユイの並びもでき構築パワーの底上げができた。ここまでで一旦構築が完成した。
この構築で試合数を重ねていく中で、ブースト水テラス身代わり瞑想ハバタクカミが終盤環境に蔓延しており、動かしにくくなっていた事と、上位帯のキョジオーンやチオンジェン絡みのサイクルに負けることが多かった為思い切って黒眼滅び型に変更して最終日に臨んだ。
【コンセプト】
・ボルトチェンジや欠伸での対面操作技からパオジアン、イーユイの高火力を通していく。
・サイクル下でステルスロック+欠伸ループの流れで削りを入れて高速アタッカーの一貫を作っていく。
・ハバタクカミで荒らし数的有利を保ちサイクル勝ちする。
【個体紹介】
パオジアン
テラスタイプ:悪
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
実数値:155-187(252)-109(68)-x-85-179(188)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:氷柱落とし/噛み砕く/氷の礫/不意打ち
-調整意図-
HB:特化カイリューの鉢巻ノーマルテラス神速最高乱数意外耐え
A:火力重視で特化
S:最速テツノドクガ抜き
前期に続いてとても性能が好きな悪テラスタルの鉢巻パオジアンを今期も構築の軸として採用。
前期と技構成も調整も変更はしていない。
前期と比べてこの型のパオジアンの通りが良いとは言えなかった事や、テツノカイナやコノヨザルが重かった、ドヒドイデ絡みに対して奇襲を掛けて行きたかったなどの理由もあり、最終日付近にもフェアリーや電気などのテラスタイプや持ち物を試していたが、後述するハバタクカミの型を変更したことにより最終的に使いやすいこの型に落ち着いた。
有利対面ができた際は凄まじい火力を押し付けて数的有利を維持しつつ裏のポケモンで受け回していく意識で立ち回った。
このポケモンは環境初期から可能性があり必ず結果を残せると思っていたので今回最終2桁に連れていくことができ本当に良かったと思う。
ハバタクカミ
テラスタイプ:水
性格:図太い
特性:古代活性
実数値:159(228)-54(A0)-116(244)-157(12)-156(4)-158(20)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/黒い眼差し/滅びの歌/痛み分け
・A4振りコノヨザルの威力100憤怒の拳確定耐え
・古代活性でSが上がるよう残りをCDSに振り分け(最速コノヨザル抜きのS157以上を確保し、可能な限りで火力を上げる振り方)
・A特化ディンルーのヘビーボンバー81.25%耐え
・無振りキョジオーンのヘビーボンバー確定耐え
・特化イダイナキバのぶちかまし確定耐え
元々は前期から使っていたブーストエナジーを持たせた水テラスのムンフォショック身代わり瞑想の型で運用していたが終盤に何故か爆増しており動かしにくくなっていた為、少し考察していた黒眼滅び型を思い切って最終日に採用してみた。
技構成は一致技のムーンフォース、コンセプトの黒い眼差し、滅びの歌、体力管理のできる痛み分け。
調整は分からなかったので検索していたところ前期52位のさにーさんが使用されていたものが強そうだったのでそのまま採用させてもらい、ディンルーやキョジオーンのヘビーボンバーやウルガモスに耐性をつける為にテラスタイプを水に変更した。さにーさんの構築記事はこちらhttps://csunny.hatenablog.com/entry/2023/06/02/120400
最終日に急遽採用した関係とエアプすぎた為ゴーストタイプに黒眼を打ったり雑に投げて何もできずに倒されたりと散々だったが(最終日にやることではない)最後はある程度使いこなせてチオンドクガやキョジオーン絡み、受けループ絡みには殆ど負けなかった。
ハバタクカミの型変更をしていなければおそらく今回の結果は残せていないので黒眼滅び型の採用は正解だったと思う。
イーユイ
テラスタイプ:水
性格:控えめ
特性:災いの玉
実数値:131(4)-x-113(100)-205(252)-141(4)-139(148)
持ち物:拘り眼鏡
技構成:火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/テラバースト
-調整意図-
HB:物理技意識で出来るだけ高く
C:火力重視で特化
S:準速サーフゴー、キラフロル抜き程度
D:余り
-ダメージ計算-
HBディンルー(H261-D100)が確定1発程度
レギュレーションCでとても信用している拘り眼鏡を持たせたイーユイ。
後述するキョジオーンやヘイラッシャを見て出されるサーフゴーに受け出しつつ相手に負荷を掛けられることが一番の採用理由。
調整は火力特化で準速サーフゴーを抜く程度のラインまで振り、残りは物理方面を硬くした。
技構成は記載しているテンプレのこれで完結していると思う。
テラスタイプは初手のディンルー展開に対して奇襲をかける為に元々フェアリーテラスタルだったが、イーユイミラーやテツノドクガを受け出される場面も多く、ディンルー、イーユイ、テツノドクガに一貫する水テラスタルとした。実際有利対面を取った際に引先にこれらのポケモンでしかイーユイを見ていないような場合は積極的にテラバーストを通すことで試合が格段に有利に進められた。
また、フェアリーテラスと違ってテラス後も受ける耐性が優秀な為サイクル加入しやすい点も強かった。
キョジオーン
テラスタイプ:毒
性格:腕白
特性:清めの塩
実数値:207(252)-121(4)-165-x-142(252)-55
持ち物:オボンの実
-調整意図-
H:16n-1
B:11n
D:特殊技意識で振り切り
A:余り
構築上で胞子の一貫が切れておらず、また毒菱を撒かれた際にサイクル不利になり負けていた事、一定数存在していたキノガッサ+イーユイ+ミミッキュのような相手が重すぎたのでその対策としてキョジオーンを採用。
イーユイやハバタクカミを見れるようにHDベースで毒テラスタルにした。
持ち物は食べ残しをヘイラッシャが持っているの関係でオボンの実を持たせた。
技構成は塩漬け、自己再生は確定で、ヘビーボンバー意識の水テラスハバタクカミの身代わりを確実に割る為に地震を採用。最後の1枠はサイクルの中でステルスロックが欲しい場面が多かった為採用した。
守るを採用する必要がない為、技構成に自由枠ができその分構築に必要な要素を取り入れることができた。
ステルスロックを採用することによって後述するヘイラッシャと合わせてステロ+欠伸の動きができたり、ステロで襷を潰して+パオカミイーユイを通しやすくなったりと動きの幅が格段に広がった。
構築の最後に必要な要素を全て備えているキョジオーンは本当に頼もしい存在で採用して良かったと思っている。
テラスタイプ:水
性格:冷静
特性:アナライズ
実数値:177(252)-90-135-166(4)-142(252)-72
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ラスターカノン/10万ボルト/ヘビーボンバー/ボルトチェンジ
-調整意図-
HD:特殊技意識で振り切り
C:火力を少しでも出したい為補正を掛け余り振り
構築上重いハバタカクカミ、テツノツツミに安定して受け出しつつ処理や対面操作ができるジバコイルを採用。
技構成は一致技のラスターカノン、10万ボルト、対面操作技のボルトチェンジ、瞑想ハバタカクカミの処理速度を早める為ヘビーボンバーを採用した。
テラスタイプは迷っていたが地面格闘を等倍に抑えつつ炎技を半減できる水テラスタルにしたが実際は最終日一度もテラスタルを切ることはなかった。
ハバタクカミやテツノツツミ以外にもキョジオーンやヘイラッシャを見て出てくるサーフゴーに対して受け出して対面操作からパオジアンイーユイを安全着地させる立ち回りが強かった。
ヘイラッシャ
テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
特性:天然
実数値:257(252)-120-176(196)-x-93(60)-55
持ち物:食べ残し
技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る
-調整意図-
H:16n+1
B:11n
D:臆病ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォースを確定耐え
主にパオジアン、カイリュー、イダイナキバなどに対して安定する物理受けとしてヘイラッシャを採用。
技構成はウェーブタックル、欠伸、守るは確定で残り1枠は役割対象であるパオジアンへの役割遂行速度を早める為にボディプレスを採用した。
テラスタイプはパオジアンの鉢巻悪テラス噛み砕くを意識したフェアリーテラスタル。
特に多くは語ることはないが、欠伸で対面操作をしてパオイーユイを合わせて相手に負荷を掛けていく動きや裏を見ることで試合のプランが立てやすくなることも優秀だった。
身代わりやアンコール、ラムやサーフゴーなどかなりのメタを張られている中でもそれを覆すほどのパワーがあり、初めて採用したが本当に強いポケモンだった。
【結果】
TN:みんらい 最終R2035-64位
【レンタルパーティ】
※ルールが変わるので並びだけ載せておきます。
【さいごに】
S7は中盤以降に構築にまとまりが出てきて良い感覚と順位を維持しながら最終日を迎えることができました。
構築の完成度としてはSVの中で1番のものができ自分なりに納得のいく結果を残すことができました。
S8はレギュレーションが変わり環境が大幅に変わるということで本当にめちゃくちゃ楽しみです!!
今月は諸事情で配信頻度更に終わってましたが新ルールになって頑張りたいな、、(毎月言ってる)
また配信してたら見に来ていただけると嬉しいです。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
※追記
配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!
その他、何かあればTwitterのDM等で質問して頂ければと思います。