【S21使用構築】最終2076-118位&2063-125位 眼鏡蜻蛉オーガナットサンダーサイクル

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【はじめに】

皆さんこんにちは。みんらいです。

新シリーズとなったS21では2ROMレート2000達成・最高値更新が出来たので構築記事を書きました。

最後まで見ていただけたら嬉しいです。

 

 

【構築経緯】

シリーズ10はダイマックス禁止&禁止伝説級ポケモン1匹使用可能というルールになり、ダイマックスによる火力、耐久力の向上やダイジェットによるS操作での有利不利の誤魔化しが効かない環境になる関係で、受けに寄った構築が増えサイクル戦中心となるであろうと思っていた。その中で有利対面を多く作って高火力で負荷を掛けていけるような構築が強いと考えた。

まず最初に禁止伝説枠だがゼルネアスとカイオーガで中盤まで回していたが、ゼルネアスはやはりザシアン構築が辛かったり他にもジオコンを積んでも止められる相手が意外と多く、反対にカイオーガは完全不利な伝説が居なかったことからカイオーガを軸に構築を組むことに決めた。

その中でもより相手に負荷をかけていくことのできる眼鏡カイオーガを採用。

カイオーガを使っていく上でトップメタであるザシアン、黒バドレックス、ムゲンダイナは確実に対策しなければならないので一般枠はかなり悩んだが、カイオーガと相性補完がとても良く、後述するがザシアン構築に強く立ち回ることができるHBナットレイ、HBサンダーを採用。

この3匹だと黒バドレックスが重いのでHBポリゴン2とスカーフ悪ウーラオスを採用。

最後の1匹はムゲンダイナ軸の受けループ対策として上から高火力で押して行ける鉢巻ドラパルトを採用し構築が完成した。

 

【コンセプト】

取り巻きのポケモンで蜻蛉返りによる対面操作で有利対面を作ったり、サンダーの放電、静電気麻痺やポリゴン2の電磁波によるS操作でサポートし、眼鏡カイオーガを通していく。

 

【個体紹介】

 

カイオーガ

kyogre.gif

 

性格:控えめ

特性:雨降し

実数値:175-x-111(4)-222(252+)-160-142(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:潮吹き/冷凍ビーム/雷/波乗り

 

CS:特化

 

ゴツメ+雷でD4振りウオノラゴンが乱数1発(93.8%)

雨下潮吹き(150)でD4振りウオノラゴンが確定2発(63.0%~74.5%)

雨下波乗りで無振りザシアンが確定1発

ゴツメ+雨下波乗りでH199-D152ザシアンが確定1発

雨下波乗りで無振りイベルタルが確定1発

雷でH252ドヒドイデが確定1発

雨下潮吹き(150)でHDナットレイが確定2発(62.9%~74.5%)

雨下潮吹き(150)でD252ラッキーが確定2発(55.2%~65.3%)

雨下潮吹き(150)でHD傘ハピナスが確定3発(38.1%~45.0%)

 

S21の相棒に選んだ禁止伝説枠。技構成は潮吹き、冷凍ビーム、雷は確定で、あと1枠は根源の波動の採用も考えたが、命中不安に悩まされたくなかったのと波乗りでも十分な火力を出すことができ不便さは感じなかったのでこちらを採用した。命中眼鏡カイオーガの火力は凄まじく、大体のポケモンを確定1発で倒すことができる。受け出ししてくるラッキーやナットレイやラッキーなども確定2発で倒せるため、1ターンで降参される試合も少なくなかった。万能傘を持ったナットレイハピナスは4割くらいのダメージなのでサンダーやドラパルトの蜻蛉返りで少し削ってカイオーガを通していくように意識して立ち回った。カイオーガ構築にほぼ出してくる鉢巻ウオノラゴンも受け出してきた場合は潮吹きで確定2発、ゴツメ+雷でほぼ落とせるのもとても偉かった。耐久面も大体の攻撃を1発耐える為、初手のザシアンやイベルタル対面で無理やり突破する場合もあった。ただ、終盤になるにつれてワイルドボルトを採用してるザシアンばかりだったので基本的にはサンダー、ナットレイに引いたほうが良い。カイオーガミラーでも相手がスカーフなら雷を1発耐えて返しの雷で落とすことができ、耐久型でも上からほぼ1発で倒してくれていた。終盤になるにつれてゼルネアスのSが速くなりすぎていて上からジオコンを積まれてばかりだった。また、貯水ヌオーやウオノラゴン、トリトドンは特に厄介で交代読み冷凍ビームを決めても4割程度しか入らず受けられるのでかなり辛かったが、気合で勝つようにしていた。スカーフカイオーガと比べて上から縛る性能は劣るので、蜻蛉返りで対面操作したり、サンダーの放電・静電気麻痺やポリゴン2の電磁波などでサポートしてあげることがとても重要。間違いなく最強のエースだった。

 

サンダー

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性格:図太い

特性:静電気

実数値:197(252)-110-150(252+)-145-111(4)-120

持ち物ゴツゴツメット

技構成:放電/暴風/蜻蛉帰り/羽休め

 

HB:物理受けのため特化

 

HB特化のサンダー。持ち物は襷潰しやザシアンに対する削りを入れるためゴツゴツメットを採用。シリーズ10ではダイマックスが無くなったためかなり性能は落ちるのではないかと思っていたが、カイオーガが苦手なウーラオス、ゴリランダーに強く、幅広い物理方面のクッション、蜻蛉返りでの対面操作、麻痺によるサポートとかなり重要な役割を担ってくれた。技構成は麻痺上振れも狙える放電、カイオーガの雨と合わせて命中安定・高火力で打つことのできる暴風、羽休めは確定で、最後の枠の蜻蛉返りは電気技に対して受け出してくる地面に撃ってカイオーガを着地させることができ、とても優秀だった。サンダー1匹でザシアンを見るのは運が絡んだり+3じゃれつくが不利乱数で確定1発となったり不安定だったが、後述するナットレイと組み合わせることでかなり安定して突破することができるようになった。環境に蔓延していた鉢巻ウオノラゴンに対して上からエラガミで確定1発で倒されるのでサンダーのSを128か129にしようかとも考えたが意地ウーラオスやザシアンの攻撃に対して受ける乱数が変わってくるので結局最終日までHB特化で採用していた。

 

ナットレイ

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性格:呑気

特性:鉄の棘

実数値:181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22

持ち物:ヨプの実

技構成:ジャイロボール/鉄壁/ボディプレス/宿り木の種

 

HB:物理受けのため特化

 

こちらも幅広い物理受けとしてHBでの採用。相手のランドロスポリゴン2やジガルデ軸の構築に対しても強く、構築のポケモンとの相性補完も良くとても優秀。技構成はゼルネアスなど構築単位で重いフェアリーに対する打点となるジャイロボール、物理方面に対して詰ませや自身の火力も上げることのできる鉄壁+ボディプレス、宿木の種という基本的な構成。初手にカイオーガやサンダーを出し、ザシアンと対面した場合の安定した引き先となる。ヨプの実を持たせることでじゃれつくに対して受け出して棘ダメ+インファイト耐え棘ダメ+ジャイロボールで落とせたり、耐久ベースでも次の棘ダメで相打ちorサンダー引きゴツメで落とせたりと組み合わせることで数的有利を保って突破できる。(複雑で分からなかったらすみません。)また、ヨプの実を持たせる利点は他にもあり、構築でかなり重いゼルネアスに対しても+2気合玉を耐えるようになり、少し削っていればジャイロボールで落とすことができるためかなり恩恵を感じられた。ちなみにヨプの実ナットレイはフレンドのぱにぱにさんが配信で使っていてかなり強いと感じたので参考にさせてもらった。ぱにぱにさんありがとうございました!

 

ポリゴン2

porygon2.gif

性格:図太い

特性:アナライズ

実数値:191(244)-x-156(252+)-125-115-82(12)

持ち物:進化の輝石

技構成:トライアタック/イカサマ/電磁波/自己再生

 

H:定数ダメージ最小

B:特化

S:麻痺した最速ウーラオス抜き

 

最終日前日までHBランドロスを使っていたがザシアン構築に対してはカイオーガ+サンダ+ナットレイで選出していたため役割が薄くなったのと、黒バドレックスがとても重かったので対策としてポリゴン2に変更した。技構成はトライアタック、黒バドレックスやザシアンに対しての打点としてイカサマ、S操作のできる電磁波、自己再生。最終日に採用したためほとんど出番は無く、この枠は改善の余地があると思う。ポリゴン2を入れたことにより選出誘導やTOD性能の向上、電磁波麻痺による上振れやカイオーガのサポートができる点については高く評価したい。こちらは構築相談に乗ってくれていたしざよさんが提案してくれた1匹。今期もいろいろな相談に丁寧に答えてくれてありがとうございました!

 

ウーラオス

性格:陽気

特性:不可視の拳

実数値:175-182(252)-121(4)-x-80-163(252+)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:暗黒強打/インファイト/毒突き/蜻蛉返り

 

AS:特化

 

黒バドレックスや日食ネクロズマなどに対して強く出ることのできる悪ウーラオスを採用。技構成は暗黒強打、インファイト、フェアリーに少しでも抗うため毒突き、対面操作のできる蜻蛉返りを採用。スカーフを持たせることにより黒バドレックス以外にも、相手のカイオーガの上から動けたり、受け出ししてくるザシアンに対してインファイト×2、S+2日食ネクロズマの上から暗黒強打×2で倒すことができたりと、様々な相手を縛ることができる上にスイープ性能も高い。カイオーガと組ませることにより持ち物を誤認させることも出来ていたと思う。最終日に受け出してくるゼルネアス交代読みの毒突き×2で倒せたときは感激した。

 

ドラパルト

性格:意地っ張り

特性クリアボディ

実数値:163-189(252+)-95-108-96(4)-194(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り

 

AS:特化

 

HBホウオウにドラゴンアローが乱数2発(93.7%)

HBドヒドイデにドラゴンアローが乱数2発(54.7%)

耐久型ムゲンダイナに対してドラゴンアローが4割くらいで確定1発で落とせる程度

 

上記5匹だと受けループが重かったので対策として前シーズンも愛用していた特化鉢巻ドラパルトを採用。技構成はドラゴンアロー、ゴーストダイブナットレイエアームドヌケニン等に対して撃つ大文字、対面操作のできる蜻蛉返りを採用した。ドラゴンアロー、蜻蛉返り以外は好みで変えても良いと思う。特性のクリアボディはすり抜けと選択だが、ランドロスの威嚇が効かなかったり、たまに当たるねばねばネット構築に対して強く出ることが出来たりと活きる場面はあった。ただ身代わり持ちムゲンダイナを貫通できるためすり抜けもありだと思う。ムゲンダイナやホウオウ軸の受けループにフェアリータイプが入っていることが少なく、かなり通りは良かった。鉢巻もケアされることがなく初手居座ってくるムゲンダイナを1発で倒したり、受け出してくるドヒドイデやホウオウ、ヌオーなどに負荷をかけることができとても強かった。環境中盤以降は調整されていたのか分からないが鉢巻ドラゴンアローをムゲンダイナがギリギリ耐えてくるようになり泣きそうだった。(ムゲンダイナの耐久力凄すぎる。)受けループ以外にはあまり出す機会はなかったが選出した時はしっかり活躍してくれた。

 

【主な伝説に対する基本選出】

 ザシアン    →  カイオーガ+サンダー+ナットレイ

バドレックス  →  ポリゴン2+ウーラオス+カイオーガorサンダー

ムゲンダイナ  →  カイオーガ+サンダー+ドラパルト

カイオーガ    →  カイオーガ+ウーラオス+サンダーorドラパルト

イベルタル    →  カイオーガ+サンダーorウーラオスorドラパルト

ゼルネアス    →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオスorドラパルト

ネクロズマ    →  カイオーガ+ウーラオス+サンダーorナットレイ

ホウオウ    →  カイオーガ+サンダー+ドラパルト

ジガルデ   →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオス

バドレックス   →  カイオーガ+ナットレイ+ウーラオス

 

相手の構築によって初手出しや選出を臨機応変に対応していく。

 

重い構築・ポケモン

ゼルネアス構築・・・壁+ジオコンドレキスはかなり辛い。

黒バドレックス構築・・・黒バド、コケコ、水ラオスみたいなやつ

フェアリー入の受けループ・・・かなり択を通さないといけない

水技無効特性・・・貯水ヌオー、貯水ウオノラゴン、呼水トリトドンヌケニン

万能傘系統・・・ナットレイモロバレルハピナス

 

【レンタルパーティ】

今期使用したレンタルパーティを貼っておきますので、よかったら使ってみて下さい!

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【結果】 

TN:mio   R2076-118位

TN:らいで R2063-125位

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【おわりに】

新シリーズになり8世代から始めた自分はダイマックスの無い環境で戦っていけるのか不安でしたが、ずっとサイクル中心の構築を使っていたので有利不利がはっきりしている今の環境は逆に戦いやすかったです。

初の2ROMレート2000・最高値も更新でき、とても嬉しい結果となりました。

次シーズンからも良い結果が残せるよう頑張っていきたいです。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

 

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来月もたくさん配信をしていきたいと思いますので見に来てくれたらとても嬉しいです!

 

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