【S19使用構築】最終R2086-70位 雷氷剣ミライパオ

【目次】

【はじめに】

みなさんこんにちは!みんらいです。

前期に続いて最終2桁順位を達成する事ができたので構築記事を書きました!

前期構築がベースなので変更点のみ詳しく書いていますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

【構築経緯】

今期は別の伝説軸で構築を組もうと考えていたが上手くまとまらず前期構築をベースに最終日に望むことに決めた。

その中で選出率が低かったチオンジェンをオオニューラに変更。意図は個体紹介で後述する。

前期構築

こちらの記事と合わせて読んで頂ければと思います。

 

【各ポケモンの役割】

ミライドン-高速高火力特殊アタッカー

パオジアン-高速高火力物理アタッカー

ランドロス-特殊受け

アーマーガア・テツノカイナ-物理受け

オオニューラ-高速アタッカー兼毒菱回収枠

 

【コンセプト】

・スカーフミライドンの圧力で相手にテラスタルを先に切らせつつ対面操作によって様子見をしながら有利に試合を進めていく。

・物理、特殊受けのクッション枠の対面操作技から高速高火力アタッカーを通していく。

・受け寄りの構築には高火力アタッカーで迅速に処理を行い数的有利を取って逃げ切る。

 

【個体紹介】

ミライドン

テラスタイプ:

性格:控えめ

特性:ハドロンエンジン

実数値:175-x-123(20)-205(252)-135-185(236)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:イナズマドライブ/流星群/テラバースト/ボルトチェンジ

 

-調整意図-

C:火力重視で特化

S:+1最速テツノブジン抜き+ミラーや同族のスカーフ判定をする目的

B:余り振り

 

-ダメージ計算-

・EFイナズマドライブ

H131-D155ハバタクカミが乱数1発(87.5%)

H175-D121黒馬バドレックスが乱数1発(68.75%)

 

・EF流星群

H175-D121コライドンが等倍テラス後乱数1発(68.75%)

H167-D120カイリューがマルチスケイル込みで確定1発(100.6%)

 

・EFテラバースト

H197-D120カイリューがマルチスケイル込みで確定1発(104.6%~)

H231-D132チョッキディンルーが確定3発程度

 

前期からの変更点は無し。

2ヶ月使い続けていると相手の怪しい地面テラスタルをかなり感じ取れるようになった。

初手の黒馬バドレックス対面やディンルー、カイリューとの対面も氷テラバーストを打って数的有利をとった方が以降の試合展開が良くなることが多いので初手からテラスタルを切る場面は前期より増えたと思う。

ミライドンが強すぎて中々他の伝説に手を出す事ができない。

 

パオジアン

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

特性:災いの剣

実数値:155-189(252)-100-x-86(4)-187(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:氷柱落とし/嚙み砕く/テラバースト/氷の礫

 

-調整意図-

AS:振り切り

D:特化暁ガチグマの真空波の乱数が変わる為(75.0%→62.5%)端数振り

 

-ダメージ計算-

・ステラバースト

H213-B156ホウオウが確定一発(102.4%〜)

H247-B161ムゲンダイナが乱数1発(6.25%)

H244-B147ルナアーラが乱数1発(43.75%)

H213-B200ルギアが確定2発(80.8%〜95.8%)

H257-B144テラパゴスが乱数1発程度(50.0%)

 

・ステラ噛み砕く

H207-B222白馬バドレックスが確定1発(100.5%〜)

H207-B110カイオーガが確定1発(100.5%〜)

 

・ステラ氷の礫

H175-B135コライドンが乱数1発(87.5%)

H191-B120ミライドンが確定1発(100.6%~)(これくらいの耐久振りスカーフなら確定1発が取れる程度)

H131-B75ハバタクカミが確定1発(116.1%~)

 

前期からテラスタイプを氷→ステラに、技構成は聖なる剣をテラバーストへ変更。

ステラの強みは以下の通り。

 

HBホウオウ、ムゲンダイナ軸の受け寄りの構築は基本的に初手に出てくる事が多く、また電気テラバーストや後のサイクルの事を考えると最初にテラスタルを切ってから展開してくるのでそれに合わせてステラバーストを打っていた。

これに関しては経験則で通ると踏んで押しているが相手依存の願望プレイなので明らかに良くはないとは思う。しかし上位の受け構築は中々簡単に崩させないしスタンダードな構築に汎用性を落とさず元々重かった構築系統だったので通らなければ仕方ないと割り切って行動していた。

ミライドン軸のミラーでの再戦時にも相手がチョッキだとわかっていれば初手からステラバーストを通していた。

また、テラスタルを切らせた後のルナアーラやルギア、テラパゴスに対しても少し削りを入れていれば一撃で倒す事ができる点も優秀。

ステラに変更したことで噛み砕くの威力を上昇させられた事により耐久を過信してテラスタル無しで居座ってくる白バドレックスや耐久に振ったカイオーガも一撃で倒す事ができるようにもなり拾える試合がかなり多くなった。

 

以上のように前期足りなかった要素を全て埋める事ができたステラタイプへの変更は革命的だった。

 

オオニューラ

テラスタイプ:地面

性格:意地っ張り

特性:軽業

実数値:175(156)-198(236)-80-x-100-155(116)

持ち物:エレキシード

技構成:フェイタルクロー/インファイト/テラバースト/剣の舞

 

-調整意図-

H:16n-1

A:11n

S:軽業発動後最速+1テツノツツミ抜き

 

前期のチオンジェンからの変更枠としてオオニューラを採用。

チオンジェンは主にカイオーガ受けやその他の特殊相手に役割を持てるように採用していたがチオンジェンをカイオーガ入りに選出しても勝率が良くなかったことや個体数が少なかった為、選出率がかなり低くなっていたのでその他の重い構築系統に対して勝率を上げられるようにしたいと考えた。

本構築の負けパターンとして多くあったのが高火力で上から殴られる事により受け切れなかったり、急所や怯みによる運負けが少なくはなかった為、これらに勝てる枠としてミライドンの特性ともシナジーがあり軽業により速い相手の上から殴ることのできるオオニューラの採用に至った。

技構成はフェイタルクロー、インファイト、テラバースト、剣の舞。

テラスタイプを地面にすることで曖昧だったミライドンミラーに対してテラスタルを絡めてオオニューラを通していくルートを取ることができるようになった。

 

毒、格闘、地面の技範囲によって

 

①コライドン(炎、電気、鋼)

②ミライドン(電気、フェアリー、氷)

③ムゲンダイナ(フェアリー)

④黒馬バドレックス(フェアリー、草)

 

これらの相手に対してミライドンやパオジアンでテラスタルを切らせた後にオオニューラを通すことができる。

 

⑤ザシアン

 

⑥その他一般 ラウドボーン、ドオー、サーフゴー、テツノドクガ、タケルライコ、キラフロル

 

上記の相手に対しても役割を持つことができるようになり相手視点からは見えない勝ち筋を通して勝つ試合もあった。

 

また、スカーフミライドンと合わせてテラパゴス軸にもより安定するようになったり、前期は悩んでいた毒菱回収に関しても自然と対策することができたのでオオニューラを採用して正解だったと思う。

しかし、実際は信用できていなかったりカイリュー等取り巻きで止まることを恐れて選出できない場面も多かった。この枠はまだ検討の余地があると思うので今後も模索していきたい。

 

霊獣ランドロス

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

特性:威嚇

実数値:191(212)-188(44)-110-x-132(252)-111

持ち物:突撃チョッキ

技構成:地震/瓦割り/噛み砕く/蜻蛉返り

 

-調整意図-

H:16n-1

D:特殊受けの為振り切り

A:端数

 

-ダメージ計算-

地震

H131-B75ハバタクカミが確定1発(108.4%~)

 

・噛み砕く

H175-B100黒馬バドレックスが確定1発(130.3%~)

 

C217黒馬バドレックスのアストラルビットを確定2耐え

C187眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え

C205ミライドンのEF流星群+ -2流星群を確定耐え

C205暁ガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を確定耐え

 

前期からは黒馬バドレックスにより安定するようにテラスタイプを炎→ノーマルに変更。

ノーマルテラスを切る場面は難しいが相手視点でアストラルビットの一貫ができている場合には逆転できる勝ち筋になった事も多く変更は正解だったと思う。

上位ではノーマルテラスをケアしてサイコショックを打たれる事もあったので霊超半減で噛み砕くの威力上昇にもなる悪テラスタルにしても良いかもしれない。

たまに当たると受けが難しい眼鏡ルナアーラに対しても生きる場面は多かった。

ルナアーラのテラスタイプが電気や毒が増えたことはランドロスにとって追い風だった。

 

アーマーガア

テラスタイプ:

性格:腕白

特性:プレッシャー

実数値:205(252)-107-172(252)-x-106(4)-87

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ボディプレス/蜻蛉返り/挑発/羽休め

 

-調整意図-

HB:物理受けの為振り切り

D:端数

 

-ダメージ計算-

A200水ウーラオスの水流連打・インファイトを確定2耐え

A189パオジアンの氷柱落としを確定2耐え

A202ザシアンの+1巨獣斬+ワイルドボルトを確定耐え

A204カイリューの鉢巻逆鱗を92.44%で3耐え

A211原種ガチグマの根性空元気を確定2耐え

 

前期からの変更点は無し。

ザシアンに対しては前期より草分け採用が増えたりして立ち回りが難しかったが速い草分け持ちは割り切って蜻蛉返りからミライドンに繋ぐ動きを一貫させた方が勝率が良かった。

パンチグローブウーラオスが上位の方で当たることが増え負ける試合もあったので若干逆風だったかもしれない。

 

テツノカイナ

テラスタイプ:

性格:腕白

特性:クォークチャージ

実数値:241(92)-161(4)-176(252)-63-106(140)-73(20)

持ち物:オボンの実

技構成:ドレインパンチ/地震/ボルトチェンジ/剣の舞

 

-調整意図-

HBD:後述するダメージ計算意識の調整

S:無振り暁ガチグマ抜き

A:端数

 

-ダメージ計算(EF状態)-

A205コライドンの晴下炎テラスフレアドライブをオボンの実込みで確定2耐え

A189パオジアンの氷柱落としをオボンの実込み84.98%で5耐え

C205ミライドンのEF流星群を確定耐え

C176眼鏡テツノツツミの水テラスハイドロポンプを93.75%で耐え

 

こちらも前期からの変更点は無し。

エレキフィールド下の硬さは異常で何度も救われた。特殊耐久にも振っていることが今期も生きる事がとても多かった。

今期もとても信頼できる本当に強いポケモンだった。

 

【主な各禁止伝説軸に対する選出】

初手++

 

初手+or+ 

構築によって

 

初手++oror

 

初手++or

宿木白バド軸との再戦時は

 

初手++oror

 

初手++

 

から選択

(初手はor

 

初手+oror

 

初手++

 

初手++or

 

から選択

(初手はor

 

から選択

(初手はor

 

【重いポケモン・構築】

スカーフ黒馬バドレックス

スカーフコライドン

チョッキテツノカイナ

ディンルー

グライオン

テツノツツミ

 

【結果】

TN:遠くても 最終R2086-70位

TN:Sherie  最終  ---

TNの由来は西野カナの曲名から。

昔好きだった西野カナの楽曲「遠くても」「Sherie」を今期のTNにしました🐾

YouTubeのおすすめにライブ映像が流れてきて再熱した😿

偶然にも活動再開を発表したので驚きましたがとても嬉しいです!!


【レンタルパーティ】

質問等あればDMに送って貰えればと思います。

 

【最終日付近対戦動画】

今期も最終日付近の対戦動画をUPします!対戦数が多いので少し時間が掛かるかもしれません。

レンタルパーティを使われたり似たような構築を組まれる方は様々な禁止伝説軸への立ち回りの参考になると思いますので見て頂けると嬉しいです。

【S19 最終R2086-70位】最終日付近対戦動画1 遠くても ROM - YouTube

 

【さいごに】

今期は2ROMで上を目指しましたが最後2100チャレに近いところから連敗してタイムリミットとなりました。

時間が無いなら2ROMじゃなくて1ROMで特攻しないと意味なかったかもしれないです。

最近は最終日前にできるだけレートを上げようとして溶かした結果潜り続けたり、直前の仕事の関係で疲労がある状態から最終日をスタートする事が多いのでもう少し余裕を持って始められるようにしたいです。

2シーズン連続でミライドンを使用したので来期は違う禁止伝説を軸にしたいと思います。

今期の最終日は上の方でレベルの高い対戦が沢山できたのでとても楽しかったです!

来期以降も上位を目指して頑張ります。

S19、改めてお疲れ様でした!

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

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