
【目次】
- 【はじめに】
- 【構築経緯】
- 【コンセプト】
- 【各ポケモンの役割】
- 【個体紹介】
- 【主な各禁止伝説軸に対する選出】
- 【重いポケモン・構築】
- 【結果】
- 【レンタルパーティ】
- 【最終日付近対戦動画】
- 【さいごに】
【はじめに】
S30お疲れ様でした!
今期は最終R2084-27位とそれなりの結果を残す事ができたので構築記事を書きました!
新レギュレーションとなり来期からの参考にもなると思うので最後まで読んで頂けると嬉しいです。
【構築経緯】
今期はレギュレーションの変更により環境が大きく変わり構築系統や軸となる禁止伝説の選択にも迷っていたところ、しざよさんが雷撃で準優勝したコライドン+ルナアーラ+ディンルーを軸とした構築が強そうだと感じレンタルを借りて回してみたところとても使用感が良くこれをベースに改良していこうと考えた。
この構築は雷撃時点で並びや技構成、テラスタイプ等もほぼ完成形にあると感じた。
その中で改良できる箇所を探していく上でまずはそれぞれのポケモンがどのような意図で採用されたのかを自分なりにまとめながら微調整をしていく事に決めた。
※参考元の構築の紹介動画
①禁止伝説枠1体目は初手出しから圧力を掛けて様子を見ながら展開、終盤のスイープも行うことができるスカーフコライドンを採用。
②次にコライドンの特性と相性が良く幅広い物理受けや自身による詰ませの性能も高いHBゴツメルナアーラを禁止伝説枠2体目として採用。
③次に特殊禁止伝説の代表格である黒馬バドレックスとミライドンに強く、その他多くの相手との打ち合い性能も高いADチョッキディンルーを採用。
原案であるスカーフコライドン(高速高火力エース)+ゴツメルナアーラ(物理受け)+チョッキディンルー(特殊受け)を基本選出として補完枠の3匹を決めていく。
④次にこちらも晴れとの相性が良くコライドンが呼ぶキラフロルに対して強く、数的有利を取った後の詰ませの性能がとても高いグライオンを採用。
⑤上記4匹では相手のグライオンに対しての回答が無かったが選出を渋らせる事ができ、毒による展開や詰ませの補助を行いつつ基本選出の3体が苦手とする相手の毒展開をこちらのグライオンと合わせて拒否することができるガラルマタドガスを採用。
⑥最後に原案では襷パオジアンを採用していたが明確な役割が無く選出率が低かった事やミラー(特にガラルマタドガス入り)への回答が無かった事、また受けループへの対策として眼鏡イーユイに変更。
原案者と多少のずれはあるかもしれないが認識としては以上が構築経緯となり、ここから努力値や技構成の微調整を行い構築が完成した。






【コンセプト】
スカーフコライドン(高速高火力エース)+ゴツメルナアーラ(物理受け)+チョッキディンルー(特殊受け)を基本選出としたサイクル
毒菱展開からルナアーラによる詰ませ
晴下イーユイを通す
【各ポケモンの役割】
コライドン - 物理高火力アタッカー
ルナアーラ - 物理受け
ディンルー - 特殊受け
イーユイ - 特殊高火力アタッカー・受け崩し
グライオン - 毒による補助・詰ませ(特殊受け)
ガラルマタドガス - 毒による補助・毒展開の阻止(物理受け)
【個体紹介】
コライドン

テラスタイプ:炎
性格:意地っ張り
特性:日緋色の鼓動
実数値:189(108)-203(236)-136(4)-x-137(132)-159(28)
持ち物:拘りスカーフ
技構成:フレアドライブ/インファイト/逆鱗/蜻蛉返り
-調整意図-
HD:後述のダメージ計算意識
A:できるだけ高く
S:遅いスカーフミライドン(S158)を抜く程度
B:余り
-ダメージ計算-
C217(252)黒馬バドレックスのサイコキネシスを93.75%耐え
C217(252)眼鏡黒馬バドレックスのアストラルビットを93.75%耐え
C205(252+)ミライドンのEF流星群を等倍状態時確定耐え
今期の禁止伝説1体目はコライドンを採用。
拘りスカーフを持たせる事で初手対面では特性による型判別、テラスタルの強要をしながら試合を組み立てていくことができる。また、コライドンは本来テラスタル前提で立ち回るポケモンであるが、上から行動できる為あまり依存せずとも強く動かす事ができる。
テラスタイプは炎で技構成はフレアドライブ、インファイト、逆鱗、蜻蛉返りというスタンダードな構成。
努力値配分は原案では+1状態の135族ミラーに強い最速で採用されていたが、初手の素早さ判定ができない黒馬バドレックスとの対面でスカーフサイコキネシスを押されるだけで負けてしまう願望行動は自分が納得できなかったので耐えるまで特殊方面に耐久振りを行ったがこれ以外にもカイオーガへの受け出しがより安定したりミライドンの流星群を確実に耐えたりと活きる場面は多かった。また、ルナアーラの瞑想や回復に合わせて繰り出しアンコールをしてきそうな黒馬バドレックスに対してコライドンを投げる立ち回りができる。(最悪眼鏡アストラルビット等を選択されても1度は耐える為展開を取られない。)
採用当初はエースとしてのイメージが強かったが構築全体の補助、スイープ担当のような役割が多かった。
コライドンは特性によって後述するルナアーラの回復量やイーユイの火力増強、水技に対する耐性の補助等構築全体のパワーを引き上げる事ができレギュレーションGよりも更にその恩恵が大きいと感じた。
ルナアーラ

テラスタイプ:フェアリー
性格:図太い
特性:ファントムガード
実数値:242(236)-x-154(244)-158(4)-128(4)-120(20)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:シャドーレイ/ムーンフォース/瞑想/月の光
-調整意図-
HB:月の光の回復量意識のH偶数で物理受けの為できるだけ高く
CD:瞑想の能力上昇効率意識で偶数
S:ミラー意識
-ダメージ計算-
A222(252+)ザシアンの+3巨獣斬をファントムガード込みで月の光で受かる(42.2%〜49.6%)
晴下A205(252+)コライドンの炎テラスニトロチャージ+フレアドライブを39.46%耐え程度
禁止伝説2体目はコライドンと攻めの補完や特性による相性が良いルナアーラを採用。
ザシアンやコライドン等幅広い物理受けとしての役割を担ってもらう為HBベースでの採用。
持ち物は受け出しから削りを入れてエースの圏内へ入れたり耐久し続けることのできるゴツゴツメット。
テラスタイプは優秀な耐性変化だけでなくスケイルショットや逆鱗を無効化することのできるフェアリーテラスタル。他候補としてはルナアーラを使う上で毒状態にされると辛いのでこれらを逆に起点にできる毒テラスタルも採用圏内だと思う。
技構成はシャドーレイ、ムーンフォース、瞑想、月の光のスタンダードな構成。
シャドーレイの特性貫通は実際に使ってみると優秀すぎる技で天然組を気にせずに選出できたりコライルナの並びに割と選出されるミミッキュの化けの皮を無効化でき展開を作らせない事が本当に強かった。
物理受けとしての採用ではあるが起点を作る事により特殊方面とも打ち合えるようになり、また自身がエースにもなれる為サイクルの中での選択肢が多い事にとても魅力を感じた。
先述した通り毒状態が辛く耐久できなくなるのでルナアーラに毒が入らないように構築全体で補助する事が重要。最悪は先に展開できていれば押し切る事もできるのでやはりスペックは高い。
ディンルー

テラスタイプ:フェアリー
性格:意地っ張り
特性:災いの器
実数値:231(4)-176(236)-146(4)-x-132(252)-67(12)
持ち物:突撃チョッキ
技構成:地震/しっぺ返し/テラバースト/カタストロフィ
-調整意図-
HD:特殊受けの為できるだけ高く
A:打ち合い性能を高める為できるだけ高く
S:ミラー意識
B:余り
-ダメージ計算-
C217(252)黒馬バドレックスのアストラルビット+草結び×2を確定耐え
C205(252+)ミライドンのEF抜群テラバーストを確定2耐え
コライドン、ルナアーラと合わせて基本選出の特殊受けとして突撃チョッキを持たせたディンルーを採用。
主に上記2体が苦手とするミライドンや黒馬バドレックス、ハバタクカミやイーユイ等が役割対象。
テラスタイプはフェアリーで技構成を地震、しっぺ返し、テラバースト、カタストロフィとした。
フェアリーテラスタルの理由としては相手のコライドンが少し重く展開次第ではテラバーストにより奇襲を掛けて倒す必要があり、コライドンとよく組まれている役割対象の黒馬バドレックスだけを見るのではなく両方に対して回答を持たす必要がある為フェアリーで採用した。
その他の候補だがこの型だとホウオウに対して無力なので、炎テラスタルにして岩石封じを搭載する事によって逆に意表をつく事ができるのでこれも採用候補だと思う。
自分はコライドンへの対策を重視したのでホウオウをディンルーで見るのではなく後述のグライオンやガラルマタドガスで毒を入れながらルナアーラで詰める動きをしていた。
役割対象であるミライドンは眼鏡の個体が多く、また黒馬バドレックスは草技が標準搭載で想定以上に削られる場面が多く終盤の選出率は著しく低下していたが、並びで相手視点に圧力を掛けて安易な拘り電気技を打たせなかったり交代読みの草技に対してイーユイをほぼ無償着地出来たりと構築に居るだけで相手の行動を歪ませ勝ちに繋げてくれる役割を担ってくれていた。
イーユイ

テラスタイプ:炎
性格:控えめ
特性:災いの玉
実数値:159(228)-x-100-193(164)-155(116)-120
持ち物:拘り眼鏡
技構成:火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/サイコキネシス
-調整意図-
HCD:後述のダメージ計算意識
-ダメージ計算-
悪の波動でH213(252)-D174ホウオウが乱数2発(83.2%)
悪の波動でH207(252)-D150白馬バドレックスが等倍状態時食べ残し回復込み確定2発
晴下炎テラス火炎放射でH327(12)-D172(252+)ラッキーが乱数2発(72.65%)
C217(252)黒馬バドレックスのアストラルビットを81.91%で3耐え
C217(252)眼鏡黒馬バドレックスのアストラルビットを76.96%で2耐え
C205(252+)ミライドンのEFイナズマドライブを確定耐え
C187(252)ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え
コライドンの晴れと合わせて受け寄りのサイクルを崩す事ができ、またコライルナミラー(特にガラルマタドガス入り)に対しての回答、また黒馬バドレックスへの受け先として先述したディンルーと選択で選出する事ができる拘り眼鏡を持たせたイーユイを採用。
テラスタイプは火力増強の炎、技構成は火炎放射、悪の波動、オーバーヒートは確定で残り1枠はムゲンダイナやキラフロルへの打点となるサイコキネシスを採用していたが基本的に使う事が無かったのでラッキーを晴下で2発で倒すことができる大文字でも良かったかもしれない。
努力値だが黒馬バドレックスのアストラルビットを有利乱数で耐えつつ(眼鏡も有利乱数)HBホウオウに悪の波動で2回で落とせるようにする事も必要。全てがギリギリの耐久火力ラインであり、ダメージ計算に記載しているものが許容できる配分だった。
晴下イーユイが有利対面を作れば相手は基本的に1匹捨てることになるので終盤では黒馬バドレックス入りに対してディンルーよりもイーユイを選出する事が多くなり結果的に勝率はかなり良くなった。
また、白馬バドレックス軸にも積極的に選出する事で白馬バドレックスにテラスタルを強要させながら有利に試合を進める事ができた。
終盤まで構築の残り1枠が決まらずにレートも伸び悩んでいたが、イーユイのおかげで最終日の高順位帯で戦う事ができたので採用は正解だった。今期はイーユイを見かけることがほとんど無かったが実は環境に刺さっていたポケモンの一匹であったと思っている。
グライオン

テラスタイプ:鋼
性格:慎重
特性:ポイズンヒール
実数値:179(228)-115-145-x-138(244)-120(36)
持ち物:毒毒玉
技構成:地震/毒毒/身代わり/守る
-調整意図-
H:8n+3
D:後述のダメージ計算意識
S:遅いルナアーラやホウオウを抜く程度
-ダメージ計算-
C217(252)黒馬バドレックスのアストラルビットが108〜127(60.4%〜71.0%)(確定で身代わりができる)
C187(252)眼鏡ミライドンのEF流星群+ -2流星群を半減状態時確定2耐え
C187ハバタクカミの祟り目を守る含むポイズンヒール回復込みで71.88%で2耐え
コライドンやルナアーラが誘うキラフロルへの牽制となり、晴れと合わせる事で様々な相手に負荷を掛けたり終盤の詰ませを行う事ができるグライオンを採用。
持ち物は毒毒玉、技構成は地震、毒毒、身代わり、守るのスタンダードな構成。毒菱も欲しい場面は多かったが対面の相手に毒を打ったりミライドンやザシアンにグライオン自身で削る必要がある場面も少なくはなかった為、この構成以外にはできなかった。
今までのシーズンはグライオンを使うのを避けてきた。その理由として役割対象が明確ではなくどの相手に選出すれば良いのか分からなかったのであまり強さを実感できていなかった。
しかし今回は主な役割対象を流行りであったミライドン+白馬バドレックスとし、テラスタルを鋼、努力値をHDに厚くすることでガラルマタドガスやルナアーラと合わせて総力戦でサイクル勝ちを目指す立ち回りができるようになった。
また、黒馬バドレックス+ホウオウにも同様の立ち回りをする事ができたり、ルナアーラや受けループに対して数的有利を取った後詰ませたりと信用できれば幅広い構築に選出でき、グライオンの強さを知る事ができた。
※相手のカイオーガやグライオン、ルナアーラとの素早さ関係を明確にして立ち回れるようにルナアーラ、イーユイ、グライオンの素早さ実数値を120に揃えた。
ガラルマタドガス

テラスタイプ:水
性格:図太い
特性:化学変化ガス
実数値:172(252)-x-170(116)-105-108(140)-80
持ち物:オボンの実
技構成:ワンダースチーム/毒毒/毒菱/痛み分け
-調整意図-
HBD:後述のダメージ計算意識
-ダメージ計算-
A115グライオンの地震をオボンの実込みで確定2耐え
A130ディンルーの地震をオボンの実込みで確定2耐え
A189(252+)パオジアンの氷柱落としをオボンの実込みで確定3耐え
A205(252+)コライドンの炎テラスフレアドライブをオボンの実込みで確定2耐え
A238(252+)白馬バドレックスのブリザードランスを水テラスタル時確定3耐え
C187(252)眼鏡ミライドンのEF発動無し状態イナズマドライブを93.75%耐え
C217(252)黒馬バドレックスのアストラルビットを確定耐え
ルナアーラを通す上で弊害となってくる毒菱やグライオンを牽制できる枠としてガラルマタドガスを採用。
また、こちらの詰ませの補助である毒菱の展開やパオジアン、コライドン、白馬バドレックス等に対しても最低限の役割を持つことができる。
相手をしていてよく見かけたのは食べ残しだったが、ダメージ計算で記載している通りオボンの実を持たせることで様々な攻撃を2回耐えて動くことができる為、こちらも優秀だと思っている。
テラスタイプはこれらのメインウェポンを半減する水。
技構成はワンダースチーム、毒毒、毒菱、最後の枠は自身の体力管理をしつつ、相手の交代にも負荷を掛けることができる痛み分けを採用した。
白馬バドレックス対面では毒毒⇨痛み分けを選択する事で大幅な削りを入れることができる。
努力値配分はどちらもギリギリの数値ではあるが、終盤は初手にくるミライドンが拘り眼鏡を持っている事が多かったのでイナズマドライブを耐えるまで特防方面を硬くした。実際に型判別しながら毒を撒く事で有利展開を作る事ができたので正解だったと思う。
ミライドン+白馬バドレックスのような毒の通りが良いような構築には積極的に選出していきたい。しかし最終日付近は相手も対策をしていないわけがないので見極めながら別選出を行う場合もあり、挑発を持ったコライドン、ミライドン、ハバタクカミなどを初手に読んでくれることで有利対面を作ることができ選出誘導枠としての役割も大きく果たしてくれていたと思う。
【主な各禁止伝説軸に対する選出】



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受けループ



※その他要望等あれば追記していきます。
【重いポケモン・構築】
身代わり飛ばしホウオウ
剣舞スケショコライドン
電磁波カイオーガ
身代わり飛ばしルギア
毒+身代わり守る黒馬バドレックス
襷剣舞パオジアン
風船キラフロル
ルナアーラより速いグライオン
ドーブルバトン
襷電磁波ハバタクカミ
受けループ
HD水オーガポン
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-
【結果】
TN:今汐 最高最終R2084-27位
TN:ツバキ 最高R208X


【TNの由来】
『鳴潮』登場キャラクターより
ツバキ 今汐(こんし)


【レンタルパーティ】

※構築に関して質問等ある場合はDMを送って頂けると回答します。
【最終日付近対戦動画】
【S30 最終R2084-27位】最終日付近対戦動画1 今汐
【S30 最終R2084-27位】最終日付近対戦動画2 ツバキ・今汐 ~R2000
【S30 最終R2084-27位】最終日付近対戦動画3 ツバキ
【S30 最終R2084-27位】最終日付近対戦動画4 今汐
【さいごに】
今期は最終日に何度か1桁順位へ行くなど高い所で戦えてはいましたが、最終盤に完成度の高い重めの構築に順当負けを繰り返し結局勝ち切る事ができず大事なところで集中力と体力が尽きてしまいました。(TNツバキが208Xから連敗)
最終結果を見ると今期は最上位勢との差は大きかったと感じます。
自分がここに割って入れるよう来期からも最終1桁順位を目指して頑張りたいです。
今期の構築はしざよさんが雷撃で使われていた構築をベースに改良しましたが、雷撃時点でこの完成度の構築を作れている原案者の構築力は凄まじいと感じました。
自分はこの構築を使っていなかったらおそらくこの順位は取れていないので感謝しています。
ありがとうございました。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。
S30お疲れ様でした!

