【SV S2使用構築】最終R2186-89位 鉢巻マスカーニャ軸高火力受け攻めサイクル

【はじめに】

みなさんこんにちは。SV新規の方は初めまして。

みんらいと申します。

今回、SV S2で最終2桁、自己最高レート更新を達成することができたので構築記事を書きました!

最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

 

【使用構築】

 

【構築経緯】

前期は諸事情により12月中旬からほぼ潜れずに終わった為、S1当初から考察していた鉢巻マスカーニャを軸とした構築で結果を残したいと考えた。

 

鉢巻マスカーニャの強みは高火力の叩き落とすや蜻蛉返りでの対面操作なのでそれを最大限活かすことのできる構築を考えたところ、マスカーニャ+クッションとなり対面操作のできるポケモンを並べ、常に有利対面を作り圧力を掛けていく受け攻めサイクル構築を目指した。

 

①構築のエースとして鉢巻マスカーニャを採用。

 

②マスカーニャを使う上で初手のミラーに対して安定した引き先になり、その他幅広い物理受けができるHBゴツメアーマーガアを採用。

 

③次に、ラウドボーン、ヘイラッシャ等に強く環境に多いサーフゴーに対する受け先となれるHCチョッキウォッシュロトムを採用。

 

④上記4匹ではカイリュー、セグレイブ等の積み展開に弱いのでストッパーとなれるHBラウドボーンを採用。

 

⑤残りの欲しかった要素がドラパルトに安定した引き先となれる、サイクルの中でステルスロックを撒きたい場面が多かったのでそれに該当するポケモンとしてHDキョジオーンを採用した。

 

⑥最後にマスカーニャと並ぶエース枠として眼鏡サザンドラを採用していたが選出率は10%未満であり、珠ドラパルトや眼鏡サーフゴーなどを試すなど終盤まで模索していたところ、電気テラスタルのセグレイブが構築単位で重かったサーフゴーやカイリューに強く立ち回れるのではないかと考え、試してみたところとても使用感が良かった為、セグレイブを採用し構築が完成した。

 

⑦最終日夕方までこの構築で運用していたが、ドラパルト入りの構築にもキョジオーンを投げれない場合が多く腐り気味だった為、初手のドラパルトやマスカーニャ等に上から奇襲をかけたり終盤のスイープ役になれるのではないかと思い、1日の3時にスカーフガブリアスに変更した。

 

 

【コンセプト】

・蜻蛉返り・ボルトチェンジによる対面操作を駆使して有利対面を作り続けてマスカーニャ・セグレイブ両エースの高火力を押し付けていく。

 

 

【構築における役割】

マスカーニャ・セグレイブ エース枠

ラウドボーン・アーマーガア 物理受け

ウォッシュロトム・キョジオーン 特殊受け

ガブリアス 初手奇襲・後発スイープ枠

 

 

【個体紹介】

マスカーニャ

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:変幻自在

実数値:151-178(252)-90-x-91(4)-175(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:トリックフラワー/叩き落とす/戯れつく/蜻蛉返り

 

調整意図

A:火力を出したい為特化

S:最速パーモットを抜く為振り切り

D:余り

 

ダメージ計算

 

-トリックフラワー-

等倍テラスタル後H252ウォッシュロトムが確定1発

HB252バンバドロが乱数1発(50.0%)

HB252オーロンゲが確定2発(62.3%〜73.2%)

 

-悪テラス鉢巻叩き落とす-

H4セグレイブが乱数1発(43.7%)

B4ガブリアスが乱数1発(56.2%)

等倍テラスタル後B4サザンドラが確定1発

等倍テラスタル後B4ドラパルトが確定1発

等倍テラスタル後H252サーフゴーが確定1発

 

持ち物あり叩き→持ち物なし叩き

B4サザンドラが乱数2発(22.3%)

HB252アーマーガアが乱数2発(68.0%)

※両方ステルスロック込みで確定1発

 

-戯れつく-

HB252ガブリアスが確定2発(78.1%〜93.0%)

HB252コノヨザルが乱数1発(12.5%)

※耐久に甘えている場合が多かったので1発で倒すことが多かった。

 

 

本構築の軸でありエース。S1当初から悪テラス鉢巻叩き落とすの超火力に魅了されこの型なら必ず結果を出せると考えていた。

技構成はトリックフラワー、叩き落とすは確定で高火力で対面操作のできる蜻蛉返り、戯れつくは初手で襷等を持たないガブリアス、コノヨザルを一撃で沈めたり、受け出してくるHBカイリューブラッキーを迅速に処理するために重宝した。

広い技範囲+変幻自在でのタイプ変更によって環境に多いドラゴン系統やサーフゴーに対して上から強い行動を押し付けることができ、初手対面の様子見ができ試合を組み立てやすかった。

耐久調整はスカーフサーフゴーのゴールドラッシュを耐えるための調整を施すか迷っていたが、構築単位で重めのパーモットの上から蜻蛉返り→後述するラウドボーンへの引きを安定させる為最後までこのまま採用したが、好みで耐久調整をしても良いと思う。

環境に多いサーフゴーは型が多く特にスカーフはかなりの数存在していた為、後述するウォッシュロトムに一度引いて型判別や先にテラスタルを切らせてからマスカーニャを通していく動きを心掛けた。

悪テラス鉢巻叩き落とすはセグレイブ、ガブリアスウルガモス、テラスタルを切らせたサザンドラを一撃で倒すことができる超火力。マスカーニャが苦手とするアーマーガアに対してもステルスロック+叩き2発で落とせるのでサイクルの中で有利対面を作ってアーマーガアから崩していく動きが多かった。

辛かったのは多発する初手マスカーニャミラー対面相手に鉢巻で素引きせず蜻蛉返りを何度もされて有利対面を作られて泣いていた。

素早さ、火力、技範囲全てにおいて本当に優秀で初期環境の相棒をマスカーニャにして良かったと思う。

 

 

セグレイ

テラスタイプ:電気

性格:陽気

特性:熱交換

実数値:191(4)-197(252)-112-x-106-152(252)

持ち物:イカサマダイス

技構成:氷柱針/地震/テラバースト/竜の舞

 

調整意図

H:16n-1

A:火力を出したい為振り切り

S:ミラー意識や+1で最速ドラパルトを抜く為特化

 

マスカーニャと並ぶ本構築のエース。

持ち物は氷柱針の安定感を出す為にイカサマダイスを持たせた。このアイテムは最初はオモチャなのかと思っていたが実際使ってみるとその強さを実感できる。

技構成は氷柱針、氷半減の相手に対して打つ地震、テラバースト、竜の舞。

環境に多いカイリューやその他のドラゴン系統に強く、テラスタイプを電気にすることにより構築単位で重く必ず選出されていたサーフゴー対面でゴールドラッシュに対してテラスタルして竜の舞を積むことで全抜きする動きがとても強かった。また、電気テラバーストが使えることでヘイラッシャ、アーマーガア、マリルリなど本来セグレイブが苦手とする相手に対しても強くなることでとても選出がしやすくなった。

最終日付近はマッチングした時点で電気テラスタルセグレイブの通りが良すぎる構築ばかりだった。

最終日2日前にこのポケモンを採用してから4桁→2桁まで上げることができ最終日に望めたのでセグレイブを採用して正解だったと思う。本当に強かった。

 

 

ラウドボーン

テラスタイプ:悪→

性格:図太い

特性:天然

実数値:211(252)-x-161(212)-130-95-92(44)

持ち物:隠密マント

技構成:フレアソング/シャドーボール→テラバースト/鬼火/怠ける

 

調整意図

HB:物理受けの為出来るだけ高く

S:ミラー意識

 

相手の積み展開に対して強い物理受けやウルガモス対策として採用。

構築の足りなかった部分が襷、積み型の両クエスパトラに勝ちたい、ラウドボーンミラーに強く出たい、対キョジオーンに対する勝率が低く安定感を持たせたい、ビルド型のコノヨザルをある程度誤魔化せるようにしたい。この4つの要素を隠密マントを持たせ、悪テラスタルにすることである程度対応することができる。

隠密マントはクエスパトラのルミナコリジョンのDダウンを防げたり、パーモットのほっすりの追加効果、悪の波動等の怯みへの耐性がつくなど塩漬け対策だけではなくとても汎用性のある強い持ち物だった。また、悪テラスタルは終盤増えていた身代わり残飯サザンドラに対してテラスタルを切ってフレアソング連打で押していき逆に起点にすることもできる。

技構成はフレアソング、怠けるは確定で、鬼火はカイリューやその他の物理全般を詰ませることができる。最後の枠はクエスパトラ、コノヨザルの処理を早くしたり、ラウドボーンミラーに強く出られるようにシャドーボールを採用した。

しかし最終日付近には岩、地面、水テラスタルウルガモスに何度も倒されたり、アシパクエスパトラは上位帯にあまり居なかったのでテラスタイプを水に、シャドーボールをテラバーストに変更したが一度も生きる場面は無かった。

構築に欲しい要素を沢山補ってくれたラウドボーンは今期初めて使ってみてその強さを実感できたしとても頼もしかった。

 

 

ウォッシュロトム

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:浮遊

実数値:154(252)-x-127-172(252)-128(4)-106

持ち物:突撃チョッキ

技構成:ハイドロポンプ/10万ボルト/テラバースト/ボルトチェンジ

 

調整意図

HC:耐久と火力を両立したい為振り切り

D余り

 

マスカーニャが苦手なアーマーガアや処理が大変なキョジオーン、ヘイラッシャ等に強くサーフゴーの受け先となり、優秀な耐性と対面操作能力の高さを持つウォッシュロトム。テラスタイプはサザンドラや他ドラゴンに抗う為のフェアリーテラスタル。持ち物はサーフゴーに対する安定した受け先となりその他の特殊ポケモンを幅広く誤魔化せるように突撃チョッキを持たせた。

技構成はハイドロポンプ、10万ボルト、テラバースト、ボルトチェンジというスタンダードな構成。

構築で重いサーフゴーの鋼技が4分の1で受けられるのがとても優秀でマスカーニャで圧をかけてテラスタルを切らせたりスカーフなどの型判別をしつつボルトチェンジで再度有利対面を作ることができ本当に優秀だった。サザンドラに対してもチョッキで行動補償がありフェアリーテラスタルをちらつかせて先に相手にテラスタルを切らせたり釣り行動にもボルトチェンジを安定択として押せるのが偉かった。その分数値は低く回復技も無いので体力管理がとても難しかった。

しかし選出率も高く多くの試合を勝ちにつなげてくれたロトムにはとても感謝している。

 

 

アーマーガア

テラスタイプ:格闘

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

実数値:205(252)-107-172(252)-x-106(4)-87

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ボディプレス/鉄壁/蜻蛉返り/羽休め

 

調整意図

HB:物理受けの為特化

D: 余り

 

初手のマスカーニャミラーにおいて安定した引き先となり、セグレイブ、ドドゲザンやその他の幅広い物理受けとしてアーマーガアを採用した。

技構成はボディプレス、物理相手に詰ませることのできる鉄壁、羽休めは確定で残り1枠は挑発も欲しかったが有利対面を作ってエース枠を通していく為の蜻蛉返りがやはり優秀だった為採用した。

持ち物はマスカーニャの襷を潰したりその他接触技に受け出して削りを入れることのできるゴツゴツメットを持たせた。

テラスタイプはセグレイブやガブリアスの弱点テラバーストを等倍にしたり、剣舞を積んでいる状態のドドゲザンの悪技を半減にしつつ耐えて起点にすることができる格闘テラスタル。一致技となりボディプレスの火力も上げることができる。

前期はかなりメタを貼られて動かしづらかったが今期はマークが少し薄れた印象があり動かしやすかった。物理相手に受け出した後、体力管理をするのか、交代に蜻蛉返りを合わせるのかをよく考えて選択していく必要があるので扱いは難しかったが、このポケモンもとても優秀で強かった。

 

 

キョジオーン

テラスタイプ:鋼

性格:慎重

特性:清めの塩

実数値:207(252)-120-151-x-156(252)-55

持ち物:オボンの実

技構成:塩漬け/鉄壁/ステルスロック/自己再生

 

調整意図

HD:特殊受けの為特化

B:余り

 

構築単位で重かったドラパルトに対して受け出しから相手に負荷を掛けていけるキョジオーンを採用した。調整はHDに特化させることで眼鏡ドラパルトやウルガモスにも安定する。

技構成は塩漬け、自己再生は確定で、サイクルを有利に進めることのできるステルスロック、物理相手に対しても先に展開することで両受け、詰ませの動きができるよう鉄壁を採用した。

持ち物はドラパルトの鉢巻ドラゴンアローに対して受け出した後余裕を持って行動する為にオボンの実を持たせた。

テラスタイプもドラパルトや他の龍技意識のフェアリーテラスタルだったがサーフゴーを受け出しされた後こちらの選出次第では引き先が居ない場合試合が終わってしまうことがあったので、龍、妖を両半減できる鋼テラスタルに変更した。

S2最終日付近まではキョジオーンの対策が甘い構築も多く出した試合はかなり活躍してくれたが、最終日に近づくにつれ上位帯では流石に対策されていたのとドラパルト入りにも取り巻きがキョジオーンを出し辛い相手も多く選出率も落ちていた為、2月1日3時に後述するガブリアスに変更した。しかしそれまでも十分過ぎるほど活躍してくれたし初めて使ったが塩漬けや耐久力共に相手への負荷の掛け方が凄まじく改めてこのポケモンの強さを感じた。

 

 

ガブリアス

テラスタイプ:地面

性格:意地っ張り

特性:鮫肌

実数値:183-200(252)-115-x-106(4)-154(252)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:地震/逆鱗/岩石封じ/ステルスロック

 

調整意図

AS:+1でドラパルトを抜ける為準速で火力特化

D:余り

 

先述した通り最終日に変更した枠。技構成は地震、逆鱗までは確定だが岩石封じは相手の起点にならないように、ステルスロックは暇なときに打つことができたらいいなと思い採用したがこの2つは使っていないので諸説。テラスタイプを地面にしてA特化にすることで構築単位で重いドラパルトを上からテラスタル地震を打つことで高乱数1発で倒すことができるという点を評価し採用した。その他、マスカーニャや舞ったウルガモスカイリューなどを上から縛れる事なども優秀。しかし採用したのもシーズン終わりのぎりぎりだったのでその場面はほとんどなく結局これが良かったかどうかはわからないまま終わった。

しかしガブリアスが活躍してくれた試合もあったので突発採用だったが頑張ってくれた。

 

 

【結果】

TN:みんらい 最終R2186-89位

 

【さいごに】

S1は最後までランクバトルに取り組むことが出来ずに終わったのでとても悔しいシーズンとなりました。

その分S2では最終2桁を目標にして頑張っていたので納得のいく結果を残せて良かったと思います。

いつも仲良くしてくれているみんなが頑張っている姿をみて自分のモチベーションを高く維持することができ最後までやり切ることが出来たのでとても感謝しています。

S3からは新たなシリーズとなりパラドックスポケモンが使えるので楽しみながら今期より更に上の結果を目指して頑張りたいと思います。

2月からはYouTubeでの配信も再開していこうと思うので見に来て頂けると嬉しいです!

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

みんらい - YouTube

みんらい (@minrai525) | Twitter