【S16使用構築】最終R2113-91位 ランドブリライコサイクル・改

 

【はじめに】

みなさんこんにちは!みんらいです。
前期に続いて今期も最終2桁順位を達成する事ができたので構築記事を書きました!
最後まで読んで頂けると嬉しいです。
前期構築がベースの為重複箇所は省略します。前期の構築記事と合わせて見て頂ければと思います。

 

【構築経緯】

①今期は前期結果を残した構築記事等を参考にしながら新しいサイクル構築を組もうと考えていたが使いたいポケモンが見つからずとりあえず自分が前期使っていたランドブリライコ構築で潜っていたところ今期もまだまだ戦えそうな感覚があったので環境に合わせて微調整しつつさらに練度を高めていくことに決めた。

 

前期の構築記事

 

②前期の構築内での一番の改善箇所がハバタクカミであった為、受け破壊の役割を担いつつスタンダードな構築にも選出できる拘り鉢巻を持たせた電気テラスタルパオジアンに変更。

 

③次に改善したかった箇所が炎オーガポンの枠。構築上重かったアローラキュウコンアシレーヌや胞子系統への対策として草テラスのイーユイやキラフロル、水オーガポン等を試していたが上手く噛み合わず最終的には炎オーガポンに戻して努力値と技構成を変更した。

 

④同じくブリジュラスの努力値と技構成を変更して構築が完成した。

 

【個体紹介】

パオジアン

テラスタイプ:電気
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
実数値:155-189(252)-100-x-86(4)-187(252)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:氷柱落とし/噛み砕く/テラバースト/氷の礫

 

-調整意図-
AS:振り切り
D:特化暁ガチグマの真空波の乱数が変わる為端数振り(75.0%→62.5%)

 

-ダメージ計算-
・H241-B145ママンボウがテラバーストで乱数1発(81.25%)
ステルスロック+抜群テラバースト+等倍テラバーストでH257-B183ヘイラッシャが守るターン残飯回復含めて確定2発

 

前期からの変更枠。高速・高火力で見た目や性能も好きであるパオジアンを採用。拘り鉢巻を持たせる事で受け系統の構築や有利対面ができた際に相手のサイクルを崩壊させられる破壊力を持つ。

技構成はスタンダードで先制技は択にならない事やトドロクツキ等を縛れる氷の礫を採用した。

テラスタイプを電気にすることでドヒドイデママンボウを一撃で沈める事ができる。

環境に蔓延する電磁波を拒否しつつ展開して行く事ができ、前期は対策できていなかった渦磁波カイリューに対しても強くなった。

悪テラスとは違ってタイプ相性を無視してごり押しのような事はできないが一貫ができた際に安定して打つ事ができたり鋼技に対する耐性ができそれが生きる場面もあった。

鉢巻電気テラスタルパオジアンは以前から考察をしており様々なシーズンで試していたこともあったが上手く構築に落とし込む事ができずに終わっていたので、今回は最終2桁に残してあげる事ができて良かったと思う。

 

ウーラオス(連撃の姿)

テラスタイプ:
性格:意地っ張り
特性:不可視の拳
実数値:207(252)-165-152(252)-x-80-118(4)
持ち物:オボンの実
技構成:水流連打/ドレインパンチ/アイススピナー/剣の舞

 

-調整意図-
HB:物理受けの為振り切り
S:ミラー意識

 

-ダメージ計算-
・特化パオジアンのサイコファングをオボンの実込みで確定2耐え
・特化パオジアンの抜群テラバーストを確定耐え(73.5%~87.0%)
・特化ランドロスの抜群テラバーストを93.75%で耐え
・特化ウーラオスインファイトを93.75%で2耐え

 

前期から変更点はない水ウーラオス。ミラーやパオジアンには相変わらず強く、また剣の舞+ドレインパンチを見せる事で前期より氷技を切って動いてくるカイリューが多かった事でアイススピナーが通って拾った試合も少なくはなかった。

パオジアンの意地電気テラバーストに対して剣舞からオボン発動→テラス水流連打で対面勝てるという意味のわからない硬さは本当に頼もしかった。

 

オーガポン(竈門の面)

テラスタイプ:
性格:陽気
特性:型破り/面影宿し
実数値:179(188)-148(60)-105(4)-x-117(4)-178(252)
持ち物:竈門の面
技構成:棍棒/ウッドホーン/戯れつく/剣の舞

 

-調整意図-
H:後述のハバタクカミ意識
ABD:端数
S:ミラーや同族意識で最速

 

-ダメージ計算-
・H197-B115カイリューに蔦棍棒+テラス戯れつくで確定
 剣舞戯れつくで確定1発
・H177-B154グライオン剣舞テラス蔦棍棒(+3)で確定1発
 剣舞テラス戯れつく(+3)で確定1発

・臆病ハバタクカミのシャドーボールを確定2耐え

 

前期から技構成と調整を変更した。前期はHBベースで採用していたが、今期は最速にする事でミラーや同族に対して選出する理由ができ、またグライオンの上から行動できる事で剣の舞からテラスタル無し、ドラゴンテラスをされる場合でも蔦棍棒か戯れつくをこちらが選択して一撃で落とす事ができるようになった点は大きかった。

ただランドブリアシレのような構築に安定するかと言われるとそうでも無く難しい立ち回りを強いられたり明確な役割対象を完璧に作る事ができずに今期も終わってしまった。色々試してはみたがまとまらなかったのでこの枠を煮詰める事ができればもう少し結果は出たと思う。

 

ランドロス(霊獣)

テラスタイプ:
性格:勇敢
特性:威嚇
実数値:191(212)-187(36)-111(4)-126(4)-132(252)-99
持ち物:突撃チョッキ
技構成:地震/撃ち落とす/草結び/蜻蛉返り

 

-調整意図-
H:16n-1
A:11n
BC:端数
D:11nで特殊相手意識で出来るだけ高く
S:無振りカイリューの下から動く為下降補正

 

-ダメージ計算-
・無振りハバタクカミを地震で確定1発
・チョッキではないガチグマが草結びで確定2発程度

・特化ガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を確定耐え
・特化眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え
・臆病ハバタクカミのムーンフォースを確定3耐え
・特化眼鏡イーユイのオーバーヒートを確定耐え
・特化眼鏡ブリジュラスの流星群+-2流星群を確定耐え
・特化アシレーヌの泡沫のアリア+アクアジェットを確定耐え

 

前期からの変更点は無し。ブリジュラスやハバタクカミは相手の構築に入っていないことはほぼ無いので自然と選出率が高くなるのは当然だが後から確認したら85%を超えていた。2桁+2100チャレンジの最終戦では鋼テラスタルをしたラティオスとの対面で撃ち落とす+地震が生き勝利する事ができ感動した。

今期もとても信頼できるとても強いポケモンだった。

 

ブリジュラス

テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
特性:持久力
実数値:193(220)-126(4)-198(236)-x-91(44)-106(4)
持ち物:食べ残し
技構成:ヘビーボンバー/ボディプレス/ステルスロック/吠える

 

前期からの微調整を施しハバタクカミにしかほぼ打つ事がなかったアイアンヘッドをヘビーボンバーに変更。

これによりAに努力値を割かなくてもHB特化でなければハバタクカミを一撃で倒す事ができ、余った努力値を耐久に振る事ができた。

電磁波採用をするなら上振れを狙えるアイアンヘッドのままでも良いと思う。

持久力をうまく発動させられた際の硬さは相変わらず凄まじく今期もとても頼もしい背中をたくさん見せてくれた。

 

タケルライコ

テラスタイプ:
性格:控えめ
特性:古代活性
実数値:219(148)-x-118(52)-192(140)-110(4)-116(164)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:10万ボルト/龍の波動/テラバースト/迅雷

 

-調整意図-
H:コノヨザルの命懸け意識
B:物理方面を広く相手する為出来るだけ高く
C:後述のダメージ計算意識
D:端数
S:S115カイリューや付近のランドロスを抜けるライン

 

-ダメージ計算-

・無振りパオジアンにステルスロック+迅雷が確定1発(100.0%~)
・H261-D121ディンルーにテラバーストが守る込み残飯×2後ほぼ落とせる程度
・チョッキではないガチグマがテラバーストで確定1発

 

こちらも前期からの変更点は無し。前期構築記事を上げた事で型読みされる不安はあったがシーズンを通して刺さりは良く特に相手をするととても面倒なディンルー展開構築に対してストレスが無く展開を取っていける水テラバーストは変わらず強力だった。

ブーストエナジーを見るとランドロス絡みのサイクルを使用している相手は氷テラバーストを警戒して炎タイプに引いてきたりランドロスがテラスタルを切ってくれてその上で対面打ち勝てる事で試合を有利に進める事ができた。

今期もこのポケモンのお陰で2桁に残れたので感謝している。

 

【選出や立ち回り】

現環境スタンパ・旧BIG6

+oror

 

ブリジュラス展開系

初手+oror

 

コノヨザル展開+イダイトウ系統

初手or+ @2(イダイトウがいる場合には初手ウーラオスでライコを最後に残す)

 

ランドロス+ブリジュラス系統

から選択

 

ランドロス+ハバタクカミ+テツノカイナ系統

初手+oror

 

サケブシッポ+ガチグマ系統

初手or+oror

 

受けループやバトン系統

初手++

 

キョジオーン+カイリュー系統

初手++@1が多かった

 

ディンルー+ドヒドイデ系統

初手++

 

ママンバレルグライ系統

初手++

 

晴れ構築

初手+oror

 

【重いポケモン・構築】

コノヨザル展開系
ポリゴン2
タケルライコ
アローラキュウコン
渦orエアスラ電磁波アンコ羽カイリュー

晴れ構築

フワライドやドーブル系統の害悪系バトン構築

 

【結果

TN:endscape 最終R2113-91位

 :美影意志

TNの由来はUVERworldの曲名から
endscape」とは単語を直訳すると「最後の風景」と意味が取れるが、造語で「究極の景色」や「理想郷」という意味になるという。(厨二感満載で良いですね🐾)

 

【レンタルパーティ】

 

【最終日対戦動画】

レンタル等を使われる方がいましたら参考になると思うので是非見てみてください!

【S16最終R2113-91位】最終日対戦動画1 美影意志ROM - YouTube

【S16最終R2113 91位】最終日対戦動画2 美影意志ROM - YouTube

【S16最終R2113 91位】最終日対戦動画3 美影意志ROM - YouTube

【S16最終R2113 91位】最終日対戦動画4 endscapeROM - YouTube

 

【さいごに】

今期は前期に続いて最終2桁に残る事ができました。実は2シーズン連続で2桁以上を達成した事が無かったので自分の中で少し成長できたシーズンになったのでは無いかと思います。

ただ更に上を目指す事はまだ出来ていないのでS17は最終日に上を目指す事ができる環境が整えば溶かす事を恐れず保存せずに潜り続けてみたいと思います。

 

今期も最終日にしか味わえない独特の緊張感の中で高レベルな試合をたくさんする事ができてとても楽しかったです!

 

 

ここまで読んで頂いた皆さんありがとうございました。

S16、お疲れ様でした!

 

 

みんらい - YouTube

 

みんらい (@minrai525) | Twitter

【S15使用構築】最終R2125-85位 ランドブリライコサイクル

 

【はじめに】

みなさんこんにちは!みんらいです。

今期はS7以来の最終2桁順位を達成する事ができたので構築記事を書きました!

最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

【構築経緯】

①前期の最終盤はまともにランクマに取り組めずに終わった為結果を残せなかったが、可能性を感じており考察を進めていたブーストエナジーを持たせた水テラスタルのタケルライコが幅広い相手に強く戦えると考えこれを軸に構築を組むことに決めた。

②次にタケルライコが苦手とするハバタクカミや暁ガチグマ、流行していたブリジュラス展開構築に対して安定した立ち回りができ、前期から使用感の良かった突撃チョッキを持たせた霊獣ランドロスを採用。

③3匹目に欲しかった要素として
・この2匹だと当然パオジアンが重すぎるのでこれに強い枠
ランドロスが水ウーラオスに不利対面を取った際にタケルライコと合わせて引き先になることができる
・積みカイリューを流すことができる
・サイクル下でステルスロックが欲しい

以上の要素を持っているポケモン探しているとHB持久力ブリジュラスが1匹でこれら全てを満たしており即採用に至った。


この3匹の並びで環境トップであるハバタクカミ、カイリュー、パオジアン、水ウーラオス、暁ガチグマに対してテラスタル込みで役割を分担しつつサイクルを回すことができるようになった。

この3匹を基本選出として残りの3枠を決めていく。

 

④上記3匹で回していると
・物理相手をする際にブリジュラスを必ず選出しなければなならない
ランドロスが相手の水ウーラオスと対面した際に交代読みで格闘技や氷技を押された際にサイクル崩壊する
・キョジオーンに対する対策が無く、選出択にならずに選出できる枠が欲しい
・毒菱回収ができる枠が欲しい

以上を満たすポケモンとして毒テラスタルのHB水ウーラオスを採用。物理受けとして選出する際にブリジュラスとの選択ができるようにした。

⑤ここまでで構築全体が低速であることと特殊枠がもう1匹欲しかったので、高速・高火力アタッカーでありタイプ補完も優秀な拘り眼鏡を持たせたハバタクカミを採用。

⑥最後に胞子の一貫を切れていなかった事や構築上で重めだったアシレーヌママンボウ絡みのサイクルに強く立ち回ることができ、環境トップのポケモンに幅広く打ち合うことのできる枠としてHBベースの炎オーガポンを採用し構築が完成した。

⑦この並びで回していた際にハバタクカミの選出率が低めになっていた事と、受けループ・バトン系統・壁積みなどギミック構築系統に対する対策が甘かったのでハバタクカミを眼鏡型、黒眼滅びの型と選択で使用していたが最終盤は黒眼滅び型で採用した。

 

【コンセプト】
・タケルライコ・ランドロス・ブリジュラスを基本選出として6匹全てのポケモンで役割分担しつつ柔軟に対応しサイクル戦をする。

 

【個体紹介】

タケルライコ

テラスタイプ:
性格:控えめ
特性:古代活性
実数値:219(148)-x-118(52)-192(140)-110(4)-116(164)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:10万ボルト/龍の波動/テラバースト/迅雷

 

-調整意図-
H:コノヨザルの命懸け意識
B:物理方面を広く相手する為出来るだけ高く
C:後述のダメージ計算意識
D:端数
S:S115カイリューや付近のランドロスを抜けるライン

 

-ダメージ計算-

・無振りパオジアンにステルスロック+迅雷が確定1発(100.0%~)
・H261-D121ディンルーにテラバーストが守る込み残飯×2後ほぼ落とせる程度
・チョッキではないガチグマがテラバーストで確定1発


今期の構築の軸。技構成は火力重視の10万ボルト、テラバースト、龍の波動は元々は流星群だったが打ったあとに起点になることや火力は十分足りていた為こちらを採用した。迅雷はステルスロックと合わせてパオジアンを縛れたり低速気味の構築には必須の最強技。
元々の数値が高すぎる為この努力値の振り方でも凄まじい火力・耐久を誇る。
テラスタイプを水にしてテラバーストを採用することによってパオジアンや地面勢のランドロス・ガチグマ・カバルドンやディンルー等本来苦手な相手に対して奇襲を掛けたり強く立ち回ることができる。
また、一定数存在するドヒドイデ+ディンルー+カイリュー+ウーラオスのような構築に対して滅法強く1匹で破壊することができた。
テラスタイプに関してはランドロスカイリューに対して遂行速度が上がる氷も試したが、相手の炎タイプに対して水技を打ちたい場面があったり本来有利なサーフゴーに弱くなる、テラス後に技が一貫するなど耐性面にも問題が生じた為本構築では水のほうが良かった。
基本的には安定行動や中間択を選択していれば通るのでその立ち回りを心掛けていた。ただウーラオス対面やイダイトウ、パオジアンやハバタクカミなどに対しての迅雷択や、電気技に対する明らかな地面引きに対して水テラバーストを打つなど技選択は難しいが通すことができれば試合が一気に優位に傾く事も多く読める場面は強気な行動をした。
相手にしても自分が使っても本当に強いポケモンであり、軸にして正解だった。

 

ランドロス霊獣

テラスタイプ:/
性格:勇敢
特性:威嚇
実数値:191(212)-187(36)-111(4)-126(4)-132(252)-99
持ち物:突撃チョッキ
技構成:地震/撃ち落とす/草結び/蜻蛉返り

 

-調整意図-
H:16n-1
A:11n
BC:端数
D:11nで特殊相手意識で出来るだけ高く
S:無振りカイリューの下から動く為下降補正

 

-ダメージ計算-
・無振りハバタクカミを地震で確定1発
・無振り水ウーラオスがテラス草結びで確定1発
・チョッキではないガチグマが草結びで確定2発程度

・特化ガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を確定耐え
・特化眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え
・臆病ハバタクカミのムーンフォースを確定3耐え
特化眼鏡イーユイのオーバーヒートを確定耐え
特化眼鏡ブリジュラスの流星群+-2流星群を確定耐え
・特化アシレーヌの泡沫のアリア+アクアジェットを確定耐え

 

前期から使用感が良かった突撃チョッキランドロス
技構成は一致技の地震、対面操作技ができる蜻蛉返りは確定で撃ち落とすは鋼や電気テラスのラティ系統やミラー意識で採用。草結びはチョッキではないガチグマやヘイラッシャ、地面テラスカイリューに対しての打点となり生きる場面はとても多かった。その他の技として自分は一撃技は使いたくない為不採用の地割れ、岩石封じは構築的に生きる場面が少ないと考え撃ち落とすを選択したがこの辺りが選択肢になると思う。
テラスタイプはパオジアンの氷技を半減できたり眼鏡ハバタクカミに対して受け出しから切り返すことのできる鋼を採用。シーズン中盤までは草で採用しておりこちらも強い点は多い。具体的には水ウーラオスをテラス草結びで確定1発で倒せたりヘイラッシャに8割程度入る為裏のポケモンと合わせて役割集中することができる、クレベースに結び→テラス結びで倒せたりと偉い要素が多い。またキノガッサ等の胞子系統に対しても後述の炎オーガポンと選択できるので選出幅が広がる。最終盤は鋼で運用した。
型の分からないカイリューに対して蜻蛉返りや岩技を安易に打つと鉢巻アイススピナーで沈められたり弱点保険が発動したりして不利展開になりかねないので怪しい時は素引きをすることを心掛けていたが、蜻蛉返りを押してマルチスケイルを潰しておけば勝っていた試合もあり立ち回りはとても難しかった。
また流石にメタ対象である為初手対面で氷テラバーストで破壊されたりと扱いが難しいポケモンであることは確かだがそれでも耐性・特性共に唯一無二の性能であり構築には必須だった。

 

ブリジュラス

テラスタイプ:フェアリー
性格:腕白
特性:持久力
実数値:193(220)-130(36)-193(204)-x-91(44)-106(4)
持ち物:食べ残し
技構成:アイアンヘッド/ボディプレス/ステルスロック/吠える

 

-調整意図-
H:16n+1
AD:後述のハバタクカミ意識
B:物理受けの為出来るだけ高く
S:端数

 

-ダメージ計算-
・特化パオジアンの不意打ち耐え調整のハバタクカミをアイアンヘッドで確定1発程度

・臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを93.75%で耐え
・臆病眼鏡テツノツツミの冷凍ビームを確定耐え

 

構築経緯で前述した理由で3枠目に入ってきた神ポケモン

技構成は特性の持久力と相性の良いボディプレス、ハバタクカミと打ち合う為のアイアンヘッド、サイクル下で展開を有利に進める為のステルスロック、採用理由の一つである起点回避の為の吠える。

その他の技選択として物理相手やラスト1匹の舞カイリューにより安定する鉄壁や、ダメージを与えつつ流すことのできるドラゴンテール等になるが身代わりや小さくなるバトン系統、相手のフェアリーテラスブリジュラスを安定して流せると考え吠えるで運用し続けた。

持ち物は場持ちが良く吠えるとの相性も良い食べ残し。

テラスタイプは聖なる剣意識や耐性優秀なフェアリーで採用。毒にすると毒菱回収が安定したりハバタクカミに対しての耐性が付くが、テラスタルを切った後のランドライコとの補完を考えた際にフェアリーへと落ち着いた。サイクル構築を組む上でテラス後のタイプ補完を意識する事も重要だと思う。

ママンロンゲグライのような構築に対してもステルスロック+吠える、ボディプレスをを打っているだけで崩壊させられる強みもある。

ランドロスの威嚇と合わせてパオジアンやウーラオスに対しての受け出しがデメリットになりにくく逆に有利に試合を運んでいき相手の選出次第では1匹で詰ませることができる持久力という特性が強すぎる事や、テラスタルを切らずにステルスロックが撒ける、吠えるによる流し性能等ここまで構築に欲しい要素を満たすのは他には居らずこのポケモンのお陰で最終2桁に残れたので感謝している。

 

ウーラオス(連撃の姿)

テラスタイプ:
性格:意地っ張り
特性:不可視の拳
実数値:207(252)-165-152(252)-x-80-118(4)
持ち物:オボンの実
技構成:水流連打/ドレインパンチ/アイススピナー/剣の舞

 

-調整意図-
HB:物理受けの為振り切り
S:ミラー意識

 

-ダメージ計算-
・特化パオジアンのサイコファングをオボンの実込みで確定2耐え
・特化パオジアンの抜群テラバーストを確定耐え(73.5%~87.0%)
・特化ランドロスの抜群テラバーストを93.75%で耐え
・特化ウーラオスインファイトを93.75%で2耐え

 

パオジアンや相手の水ウーラオスにより安定し、物理受けとしてブリジュラスと選出を選択できるよう採用したHB水ウーラオス

持ち物は受け出しや対面性能を上げるオボンの実を採用。この持ち物が本当に偉く、様々な対面でより多くの攻撃を耐えつつ切り返す事ができるようになった。

テラスタイプはフェアリー、格闘半減で毒菱を回収出来る優秀な毒を採用。

初手のウーラオスミラーは相手の型が見えていない状況では立ち回りが難しいが、この型では初手対面では剣の舞を安定して押せるのが偉い。

よくされる立ち回りとして、インファイト、ハバタクカミ引き読みの水流連打、HBカイリュー引きなどに対して剣の舞からの行動が合法的に行える。

注意点は剣の舞を積んだ次のターンにハバタクカミ引きをされる事も少なくはなかったのでそこは裏を見て甘えないプレイングをする事が必要。

相手のテツノカイナや持久力ブリジュラスに対しても剣舞から起点にして突破できるのも偉かった。

このポケモンも最終日3日前から採用して上手く構築にマッチしてくれた為採用して良かったと思う。

 

オーガポン(竈門の面)

テラスタイプ:
性格:腕白
特性:型破り/面影宿し
実数値:185(236)-143(20)-145(220)-x-117(4)-134(28)
持ち物:竈門の面
技構成:棍棒/ウッドホーン/戯れつく/パワーウィップ

 

-調整意図-
HB:後述のパオジアン意識
A:11n
D:端数
S:準速カイリュー抜き抜き

 

-ダメージ計算-
・H241-B145ママンボウに+1パワーウィップで確定1発

・特化悪テラス鉢巻パオジアンの噛み砕くを93.75%で耐え

 

胞子の一貫切りや構築で重めだったアシレーヌに強い、見た目上でハバタクカミに圧力を掛けることができる、ママンボウ絡みのサイクルを破壊出来るなど構築の足りない部分をしっかりと補ってくれる炎オーガポン。

技構成は一致の蔦棍棒ウッドホーンカイリューやタケルライコ等ドラゴン勢に打つ戯れつく、+1でママンボウを一撃で落とす事ができるパワーウィップとした。

技選択として岩石封じや叩き落とす、アンコールや剣の舞など優秀な技は多いが、草技の安定打点や撃ち合いの中で回復ソースが欲しい場面も多かった為、ウッドホーンパワーウィップ両採用に至った。

普通の型での採用なのでこれ以上語る事はあまり無いが、かなりHBに寄せる事でパオジアンやウーラオス、その他の多くの物理相手に対しての撃ち合い性能が高く、テラスタル込みで火力も十分備わっている偉すぎるポケモンだった。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:/フェアリー
性格:図太い/臆病
特性:古代活性
実数値:159(228)-54(A0)-116(244)-156(4)-156(4)-159(28)

実数値2:131(4)-54(A0)-75-187(252)-155-205(252)

持ち物:ウイの実/拘り眼鏡
技構成:ムーンフォース/黒い眼差し/滅びの歌/痛み分け ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/滅びの歌

 

-調整意図-
HB:後述のコノヨザル意識
CD:端数
S:S158グライオン抜き

 

-ダメージ計算-
・A4振りコノヨザルの威力100憤怒の拳を確定耐え
・特化カイリュー地震を確定2耐え
・特化水ウーラオスの水テラス水流連打をオボンの実込みで確定耐え
・特化水ウーラオスの水流連打+アクアジェットをオボンの実込みで確定耐え
・無振りディンルーのヘビーボンバーを確定耐え

 

高速・高火力の特殊アタッカーとして耐性や性能も唯一無二で信頼しているハバタクカミを採用。

拘り眼鏡型に関しては継続したムーンフォースの火力を出せるフェアリーテラスタルで技構成に関してもテンプレートなものである為特筆する事は無いがランドロスからの対面操作から通す動きがやはり強かった。

選出率が低かった為最終盤には黒い眼差し+滅びの歌を採用した受け系統撲滅型に変更しており自分の中ではこの型が1番使ってて楽しいので良く最終盤に構築に入ってくる。

技構成はコンセプトである黒い眼差し、滅びの歌、回復ソースになる痛み分け、最低限の撃ち合い性能を確保する為のムーンフォース

テラスタイプは元々はドヒドイデの毒やハピナスの毒針投げつけるに耐性をつける為に毒だったが、毒が入っても基本時に粘れる為切らないし、毒菱回収はウーラオスが役割を担ってくれていた為最低限パオジアンやウーラオスと打ち合えるように水に変更した。

持ち物は元々はオボンの実を持たせていたがウーラオスに渡した為ウイの実に変更。場持ちする事が大事なので回復実ではあると思うが検討の余地あり。オボンの実の方が使いやすく本当はこちらを持たせたかった。

受けループは基本的にこのポケモン1匹で負けることはなく、HBにしている為キョジオーンに対しても受け出しから黒眼滅びを決めることで試合を有利に進めることができる。

注意点はキョジオーン入りの構築は選出してこないものや対面的な選出をしてくる場合がありその場合は腐りがちなので明らかに回してくる感じでは無い時や悩んだ時は前述したウーラオスで見るようにした。

バトン構築や積み展開からのクエスパトラ、ラティ系統に対しても選出し活躍してくれた。

ほぼHB特化に近い為ラスト1匹のカイリューに対しても竜舞に対して受け出し→滅びの歌から痛み分けで粘って裏と合わせて倒し切るような動きもでき強かった。

ただ、この枠に関しては検討の余地有りでもっと良いポケモンがいるはずだが最終盤だったので並びを変えると相手の選出も変わってくる可能性があると思い型変更のみで最終日に臨んだ。ここを綺麗に組めればもっと上を目指せたはず。構築の完成度は80%くらいだと思う。

 

【選出や立ち回り】

現環境スタンパ・旧BIG6

+oror

 

ブリジュラス展開系

初手+oror

 

コノヨザル展開+イダイトウ系統

初手or+ @2(イダイトウがいる場合には初手ウーラオスでライコを最後に残す)

 

ランドロス+ブリジュラス系統

から選択

 

ランドロス+ハバタクカミ+テツノカイナ系統

初手+から選択

 

サケブシッポ+ガチグマ系統

初手+oror

 

受けループやバトン系統

+ @2(受けループには初手ハバタクカミ)

 

キョジオーン+カイリュー系統

or+ @2

 

ディンルー+ドヒドイデ系統

初手++

 

ママンバレルグライ系統

初手++

 

晴れ構築

初手+oror

 

【重いポケモン

ポリゴン2(特にDL型の火力あるやつ)

コノヨザル展開+イダイトウ(これが重いのが今期の構築の欠陥かも。気合いで勝てる)

有象無象のカイリュー(型が相手依存すぎてどうしようもない。テラスタルが全部悪い)

イーユイ

イエッサン+テツノカシラ系統(眼鏡カミじゃ無いと無理かも。型変えてから当たってなかった)

テツノツツミ

タケルライコ(相手のライコ強すぎる)

キュウコン絡み(上から壁貼られるからまあまあ辛い)

貯水ドオー(最終盤少し増えた印象、ライコが通らないので注意)

脳死暁ガチグマ+トリルクレセリア系統

 

【結果

TN:美影意志 最終R2125-85位

TNの由来はUVERworldの曲名から

御影石とは磨けば磨くほど輝きが増す石(構築もプレイングも磨けば磨くほど強くなれるという意味を込めて🐾)

 

【レンタルパーティ】

ハバタクカミの型が眼鏡・黒眼滅び

両方貼っておきます

 

【最終日対戦動画】

最終日動画を順次上げていきますのでレンタル等を使われる方がいましたら参考になると思うので是非見てみてください!

 

【さいごに】

前期はモチベ低下やその他様々な事が重なって最終盤メンタル不安定すぎて潜るのを諦めたシーズンとなってしまった為、今期はそれなりに頑張ろうと思い1ヶ月取り組みました。

構築のベースはかなり強いものができていましたが完璧に煮詰めることは出来ませんでした。

SVはプレイング2割、構築の完成度が8割だと思っています。(プレイングは重要である事は当然だが、上位の方になるとそこまで差はないと思っている)

構築力が足りていない事が更に上で戦えず勝ちきれなかった要因だとは思います。

ただ2シーズン前の最終戦を落として2桁を逃した時と比べて今回は勝って最終2桁に残れた事は良かったと思います。

これからも上を目指して頑張りたいと思います!

最終日まともに潜れなかったら2桁すら残るの無理なんで今回は仕事休みにしてやってぎりぎり2桁なのでみんな強すぎる、、疲れたけど楽しかった、、!

 

いつも仲良くしてくれてる方々には感謝しています。

応援して下さった皆様、ありがとうございました!

 

 

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。

S15、お疲れ様でした!

 

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【S7使用構築】最終R2035-64位 黒眼パオカミイーユイ

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S7SV最高順位となる64位を達成することができたので構築記事を書きました!

S8からはルールが変わりますが最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

 

【構築経緯】

前期では可能性を感じながらも煮詰めきることができなかった悪テラス鉢巻パオジアンと水テラスブースト瞑想身代わりハバタクカミを考察して結果を残したいと考え今期もこの2匹から構築を組むことを決めた。

 

ここから取り巻きを考えていく。

まず鉢巻パオジアンを使う上でミラーやカイリュー、その他多くの物理相手のテラスタル択も含めて安定した引き先になるHBベースのヘイラッシャを採用。

 

次に相手のハバタクカミ、テツノツツミが重いのでこの2匹に安定した受け先となり、対面操作からアタッカーに繋ぐことのできるチョッキジバコイルを採用。

 

これにより環境初期から強さの保証がある

パオジアン+ヘイラッシャ+ジバコイルの並びが完成。

 

次に初手のディンルー展開に対してパオジアン対面ではテラス択になることが多く安定性に欠けた為、奇襲をかけて試合を有利に進めて行きたいと考えており、またジバコイルボルトチェンジ、ヘイラッシャの欠伸から繋ぐことのできる特殊高火力エースとして水テラス眼鏡イーユイを採用した。水テラスタルの強みは個体紹介で後述する。

 

最後にこの5匹では環境に増えていたキノガッサ+イーユイ+ミミッキュに対して安定した勝ち筋が見えない、胞子の一貫がある、チオンジェンサイクルや受けループ等に対しての崩しとして採用しているハバタクカミが毒菱を絡められると機能停止してしまい負けることが多かった、サイクルの中でステルスロックが欲しい場面が多かった。

以上に対する回答としてHDベースの毒テラスキョジオーンを採用。

 

これにより前期結果を残していたキョジオーン+イーユイ・ヘイラッシャ+イーユイの並びもでき構築パワーの底上げができた。ここまでで一旦構築が完成した。

 

この構築で試合数を重ねていく中で、ブースト水テラス身代わり瞑想ハバタクカミが終盤環境に蔓延しており、動かしにくくなっていた事と、上位帯のキョジオーンやチオンジェン絡みのサイクルに負けることが多かった為思い切って黒眼滅び型に変更して最終日に臨んだ。

 

 

【コンセプト】

ボルトチェンジや欠伸での対面操作技からパオジアン、イーユイの高火力を通していく。

・サイクル下でステルスロック+欠伸ループの流れで削りを入れて高速アタッカーの一貫を作っていく。

・ハバタクカミで荒らし数的有利を保ちサイクル勝ちする。

 

 

【個体紹介】

パオジアン

 

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

特性:災いの剣

実数値:155-187(252)-109(68)-x-85-179(188)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:氷柱落とし/噛み砕く/氷の礫/不意打ち

 

-調整意図-

HB:特化カイリューの鉢巻ノーマルテラス神速最高乱数意外耐え

A:火力重視で特化

S:最速テツノドクガ抜き

 

前期に続いてとても性能が好きな悪テラスタルの鉢巻パオジアンを今期も構築の軸として採用。

前期と技構成も調整も変更はしていない。

前期と比べてこの型のパオジアンの通りが良いとは言えなかった事や、テツノカイナやコノヨザルが重かった、ドヒドイデ絡みに対して奇襲を掛けて行きたかったなどの理由もあり、最終日付近にもフェアリーや電気などのテラスタイプや持ち物を試していたが、後述するハバタクカミの型を変更したことにより最終的に使いやすいこの型に落ち着いた。

有利対面ができた際は凄まじい火力を押し付けて数的有利を維持しつつ裏のポケモンで受け回していく意識で立ち回った。

このポケモンは環境初期から可能性があり必ず結果を残せると思っていたので今回最終2桁に連れていくことができ本当に良かったと思う。

 

ハバタクカミ 

 

テラスタイプ:

性格:図太い

特性:古代活性

実数値:159(228)-54(A0)-116(244)-157(12)-156(4)-158(20)

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース/黒い眼差し/滅びの歌/痛み分け

 

A4振りコノヨザルの威力100憤怒の拳確定耐え

・古代活性でSが上がるよう残りをCDSに振り分け(最速コノヨザル抜きのS157以上を確保し、可能な限りで火力を上げる振り方)

A特化ディンルーのヘビーボンバー81.25%耐え

・無振りキョジオーンのヘビーボンバー確定耐え

・特化イダイナキバのぶちかまし確定耐え

 

元々は前期から使っていたブーストエナジーを持たせた水テラスのムンフォショック身代わり瞑想の型で運用していたが終盤に何故か爆増しており動かしにくくなっていた為、少し考察していた黒眼滅び型を思い切って最終日に採用してみた。

技構成は一致技のムーンフォース、コンセプトの黒い眼差し、滅びの歌、体力管理のできる痛み分け。

調整は分からなかったので検索していたところ前期52位のさにーさんが使用されていたものが強そうだったのでそのまま採用させてもらい、ディンルーやキョジオーンのヘビーボンバーやウルガモスに耐性をつける為にテラスタイプを水に変更した。さにーさんの構築記事はこちらhttps://csunny.hatenablog.com/entry/2023/06/02/120400

最終日に急遽採用した関係とエアプすぎた為ゴーストタイプに黒眼を打ったり雑に投げて何もできずに倒されたりと散々だったが(最終日にやることではない)最後はある程度使いこなせてチオンドクガやキョジオーン絡み、受けループ絡みには殆ど負けなかった。

ハバタクカミの型変更をしていなければおそらく今回の結果は残せていないので黒眼滅び型の採用は正解だったと思う。

 

イーユイ

 

 

テラスタイプ:

性格:控えめ

特性:災いの玉

実数値:131(4)-x-113(100)-205(252)-141(4)-139(148)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/テラバースト

 

-調整意図-

HB:物理技意識で出来るだけ高く

C:火力重視で特化

S:準速サーフゴー、キラフロル抜き程度

D:余り

 

-ダメージ計算-

HBディンルー(H261-D100)が確定1発程度

 

レギュレーションCでとても信用している拘り眼鏡を持たせたイーユイ。

後述するキョジオーンやヘイラッシャを見て出されるサーフゴーに受け出しつつ相手に負荷を掛けられることが一番の採用理由。

調整は火力特化で準速サーフゴーを抜く程度のラインまで振り、残りは物理方面を硬くした。

技構成は記載しているテンプレのこれで完結していると思う。

テラスタイプは初手のディンルー展開に対して奇襲をかける為に元々フェアリーテラスタルだったが、イーユイミラーやテツノドクガを受け出される場面も多く、ディンルー、イーユイ、テツノドクガに一貫する水テラスタルとした。実際有利対面を取った際に引先にこれらのポケモンでしかイーユイを見ていないような場合は積極的にテラバーストを通すことで試合が格段に有利に進められた。

また、フェアリーテラスと違ってテラス後も受ける耐性が優秀な為サイクル加入しやすい点も強かった。

 

キョジオーン

 

テラスタイプ:

性格:腕白

特性:清めの塩

実数値:207(252)-121(4)-165-x-142(252)-55

持ち物:オボンの実

技構成:塩漬け/地震/ステルスロック/自己再生

 

-調整意図-

H:16n-1

B:11n

D:特殊技意識で振り切り

A:余り

 

構築上で胞子の一貫が切れておらず、また毒菱を撒かれた際にサイクル不利になり負けていた事、一定数存在していたキノガッサ+イーユイ+ミミッキュのような相手が重すぎたのでその対策としてキョジオーンを採用。

イーユイやハバタクカミを見れるようにHDベースで毒テラスタルにした。

持ち物は食べ残しをヘイラッシャが持っているの関係でオボンの実を持たせた。

技構成は塩漬け、自己再生は確定で、ヘビーボンバー意識の水テラスハバタクカミの身代わりを確実に割る為に地震を採用。最後の1枠はサイクルの中でステルスロックが欲しい場面が多かった為採用した。

守るを採用する必要がない為、技構成に自由枠ができその分構築に必要な要素を取り入れることができた。

ステルスロックを採用することによって後述するヘイラッシャと合わせてステロ+欠伸の動きができたり、ステロで襷を潰して+パオカミイーユイを通しやすくなったりと動きの幅が格段に広がった。

構築の最後に必要な要素を全て備えているキョジオーンは本当に頼もしい存在で採用して良かったと思っている。

 

ジバコイル 

 

テラスタイプ:

性格:冷静

特性:アナライズ

実数値:177(252)-90-135-166(4)-142(252)-72

持ち物:突撃チョッキ

技構成:ラスターカノン/10万ボルト/ヘビーボンバー/ボルトチェンジ

 

-調整意図-

HD:特殊技意識で振り切り

C:火力を少しでも出したい為補正を掛け余り振り

 

構築上重いハバタカクカミ、テツノツツミに安定して受け出しつつ処理や対面操作ができるジバコイルを採用。

技構成は一致技のラスターカノン、10万ボルト、対面操作技のボルトチェンジ、瞑想ハバタカクカミの処理速度を早める為ヘビーボンバーを採用した。

テラスタイプは迷っていたが地面格闘を等倍に抑えつつ炎技を半減できる水テラスタルにしたが実際は最終日一度もテラスタルを切ることはなかった。

ハバタクカミやテツノツツミ以外にもキョジオーンやヘイラッシャを見て出てくるサーフゴーに対して受け出して対面操作からパオジアンイーユイを安全着地させる立ち回りが強かった。

 

ヘイラッシャ

 

テラスタイプ:フェアリー

性格:腕白

特性:天然

実数値:257(252)-120-176(196)-x-93(60)-55

持ち物:食べ残し

技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/欠伸/守る

 

-調整意図-

H:16n+1

B:11n

D:臆病ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォースを確定耐え

 

主にパオジアン、カイリュー、イダイナキバなどに対して安定する物理受けとしてヘイラッシャを採用。

技構成はウェーブタックル、欠伸、守るは確定で残り1枠は役割対象であるパオジアンへの役割遂行速度を早める為にボディプレスを採用した。

テラスタイプはパオジアンの鉢巻悪テラス噛み砕くを意識したフェアリーテラスタル

特に多くは語ることはないが、欠伸で対面操作をしてパオイーユイを合わせて相手に負荷を掛けていく動きや裏を見ることで試合のプランが立てやすくなることも優秀だった。

身代わりやアンコール、ラムやサーフゴーなどかなりのメタを張られている中でもそれを覆すほどのパワーがあり、初めて採用したが本当に強いポケモンだった。

 

 

【結果】

TN:みんらい 最終R2035-64

【レンタルパーティ】

※ルールが変わるので並びだけ載せておきます。

 

【さいごに】

S7は中盤以降に構築にまとまりが出てきて良い感覚と順位を維持しながら最終日を迎えることができました。

構築の完成度としてはSVの中で1番のものができ自分なりに納得のいく結果を残すことができました。

S8はレギュレーションが変わり環境が大幅に変わるということで本当にめちゃくちゃ楽しみです!!

今月は諸事情で配信頻度更に終わってましたが新ルールになって頑張りたいな、、(毎月言ってる)

また配信してたら見に来ていただけると嬉しいです。

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

みんらい - YouTube

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【S6使用構築】最終R2011-202位 悪テラス鉢巻パオジアン軸高火力サイクル

【はじめに】
みなさんこんにちは。みんらいです。
今期も順位としては納得のいくものではありませんが最低限の目標であるR2000は達成することが出来たので構築記事を書きました!
最後まで読んで頂けると嬉しいです。


【構築経緯】
前期は考察が足りず採用に至らなかったが、見た目や性能が1番好きなパオジアンから構築を組みたいと考えていた。
その中で後投げから受けられるポケモンがほぼ存在しない拘り鉢巻を持たせた悪テラスタルのパオジアンの超火力に魅了されこれを軸に構築を組んでいくことにした。

次に、前期使用感の良かった食べ残しを持たせたムンフォショック瞑想身代わりハバタクカミにブーストエナジーを持たせる事で受け崩しだけではなくさらに汎用性を持たせられるのではないかと考え調整を変え回してみたところかなり強かったので構築に取り入れる事にした。

続いてハバタクカミと同じく前期使用感の良かった
カイリューに強くパオジアン等の物理を誤魔化せるHBロトム
・テツノツツミ、イーユイ、テツノドクガ等その他特殊に強いチョッキテツノカイナ
この2匹を今期もクッション兼対面操作からアタッカーを通していく役割として採用。

対面操作から繋ぐ高火力アタッカーとしてパオジアンと同じく受け出しがほぼ不可能な拘り眼鏡を持たせたイーユイを前期に続いて今期も使用していたが、上から動かれて思うように通せない事や、相手のパオジアンに怯みを含め好きに動かれて後手に回る展開が多かった為、こちらから押し付けられるよう持ち物を拘りスカーフに変更したところかなり使用感が良かった為採用した。

最後に上記5匹ではハバタクカミが重すぎた為、これに強い枠を探していたが、眼鏡、スカーフ、ブースト甘える瞑想等型の多様化が進んでいるハバタクカミに安定して受け出すことができるHDアーマーガアを採用し構築が完成した。


【コンセプト】
ロトム、アーマーガア、テツノカイナの対面操作技から有利対面を作りパオジアン、ハバタクカミ、イーユイを通していく。

 

【役割】
パオジアン 物理高火力アタッカー
イーユイ 特殊高火力アタッカー
ハバタクカミ 受け崩し、スイーパー
ウォッシュロトム 物理受け
テツノカイナ 特殊受け
アーマーガア 物理特殊を幅広く


【個体紹介】

パオジアン

テラスタイプ:
性格:意地っ張り
特性:災いの剣
実数値: 155-187(252)-109(68)-x-85-179(188)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:氷柱落とし/噛み砕く/氷の礫/不意打ち

 

-調整意図-
A:火力重視で特化
HB:カイリューの鉢巻神速確定耐え
S:最速テツノドクガ抜き

 

-ダメージ計算-
鉢巻悪テラス噛み砕く
・HB252ヘイラッシャが残飯込みで乱数2発(45.7%)(実際は守る挟まれる)
・HB252ウィンディが威嚇込みで確定2発
・HB252キョジオーンが残飯守る込みで確定2発
・HB252ウルガモスが確定1発
・無振りセグレイブが確定1発程度

・テラス無し鉢巻噛み砕くでHB252サーフゴーが確定1発

氷柱落とし
・HB252ディンルーがオボン込みで確定2発
・HB252カバルドンが乱数1発(43.7%)
・H4振りカイリューが飛行テラス後マルチスケイル込みで乱数1発(75.0%)

・H4振りハバタクカミが鉢巻氷の礫で乱数1発(18.7%)

・H4ハバタクカミがフェアリーテラス後、悪テラス鉢巻不意打ちで確定1発

 

構築の軸。技構成は氷柱落とし、噛み砕く、不意打ちは確定で、最後の枠は聖なる剣も検討はしたが打つ場面が殆どなく、不意択にならずに先制技で縛れるよう氷の礫を採用した。
テラスタイプはコンセプトの悪。
高速・高火力の破壊神。鉢巻悪テラス噛み砕くの威力は破格でHBキョジオーンやヘイラッシャを2発で沈めることができる。

流石に環境トップメタの為、有利対面を作ってもパオジアンを意識したテラスタルで奇襲されたり誤魔化される展開は多いので裏に引き先を確実に用意して相手に圧力をかけてテラスタルを強要させることで試合の展開を有利に進めていくことを意識して立ち回った。
受けループはドヒドイデ、ヘイラッシャ、ハピナスのような選出をされることが多かったので後述するハバタクカミと合わせてヘイラッシャにテラスタルを切らせるとハバタクカミが通る、ハピナスにテラスタルを切らせるとパオジアンが通る展開を意識した。
1ヶ月使用してみて本当に強かったしもっとパオジアンを活かせるような構築ができれば最終順位ももう少し上に行けたのではないかと思う。


ハバタクカミ

テラスタイプ:
性格:臆病
特性:古代活性
実数値:149(148)-54(A0)-92(132)-176(164)-156(4)-179(60)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/サイコショック/瞑想/身代わり

 

-調整意図-
HB:後述の物理技に対する身代わり意識
C:11n C<S
D:余り(瞑想意識の偶数)
S:ブースト無し状態で最速テツノドクガ抜き

 

-ダメージ計算-
・+3サイコショックでHB252ウルガモスが確定2発程度

・特化カイリューの鉢巻地震確定耐え
・臆病ハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォース93.7%耐え

物理技に対する身代わり
・チオンジェンのイカサマ99.6%耐え
・A4振りキョジオーンの塩漬け確定耐え
・水テラス時A4振りキョジオーンのヘビーボンバー確定耐え
・水テラス時A4振りドヒドイデアクアブレイク確定耐え

瞑想時身代わり
D+2
・臆病イーユイの火炎放射確定耐え
・臆病テツノドクガのヘドロウェーブ86.4%耐え
・臆病キラフロルのヘドロウェーブ99.6%耐え


前期使用感の良かった食べ残しを持たせたムーンフォースサイコショック、瞑想、身代わりのハバタクカミの調整を変更してブーストエナジーを持たせた型。

残飯型はほぼHBだった為素早さが遅かったり火力が足りなかったりと動かし辛い点も多かったが、ブーストエナジーによるS上昇と併せて火力と耐久にも程よく努力値を回せた事により、胞子系やチオンドヒド、ハピナス等を起点にできる受け崩しの性能はそのままで、龍の舞を積んだカイリュー等の上から動くことができるなど終盤の詰め性能も上がり汎用性を高めた。
Sラインを最速テツノドクガ抜きにすることでSブーストテツノドクガやスカーフイーユイの対面で瞑想を積んでいくことで起点にできる動きが本当に強い。

水テラスと合わせることでよりその動きが安定する。構築上よく出されるウルガモスに対しても身代わりを残しながら突破できたりと相手から見えにくい対策になっておりとても強い動きだった。
サイクル構築において一度出したら引きにくくなるイメージがあったブーストエナジーは正直好みでは無かったが、実際に使ってみると本当に優秀な持ち物だった。
その他、ブーストからの身代わりで剣の舞を積んだパオジアンの不意打ちを透かして拾う試合も多くあり強い動きだった。
カバイーユイ@4みたいな構築にはほぼイーユイ初手+カバルドンのような選出をされるので強気に初手出しする場合もあった。
Sラインを最低限しか振ってない関係でミラーは大体上を取られていた為、ブーストカミミラーに強くしたい場合はテラスタイプを水ではなく炎にするのも良いと思う。今回の構築はミラーはできるだけせずに後述するアーマーガアで相手のハバタクカミを一度流してブーストを解除してから展開するなど立ち回りを工夫していた。
水テラスタルの良いところは相手の炎耐性は変わらずにドヒドイデアクアブレイク、ヘビーボンバー採用のキョジオーンにも身代わりを残して起点にできる、イルカマンのジェットパンチを耐えて突破できる等優秀な点は多い。
扱いは難しかったが本当に強かった為、引き続き来期の構築にも取り入れるかもしれない。


イーユイ

テラスタイプ:フェアリー
性格:控えめ
特性:災いの玉
実数値: 131(4)-x-124(188)-193(164)-141(4)-139(148)
持ち物:拘りスカーフ
技構成:火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/テラバースト

 

-調整意図-
HB:特化カイリューのノーマルテラス鉢巻神速最高乱数以外耐え
C:出来るだけ高く
S:スカーフ込みで最速テツノツツミ抜き
D:余り


パオジアンと並ぶ高火力・高速アタッカー。技構成は普通だがフェアリーテラスタルにすることで耐性を変えながらガブリアスやディンルー等に奇襲をかける。
シーズン中盤までは拘り眼鏡を持たせていたが、イーユイ+クッション枠2匹の選出になった際に相手のパオジアンやミミッキュに上から動かれて負ける試合が多かった為、拘りスカーフに変更した結果、かなり立ち回りの幅が広がった。

初手に置きやすくなったことでパオジアンに対してもフェアリーテラスタルを切ることで対面を勝ちながら裏へ負荷をかけていき試合の展開を有利に進めていくことができる。

スカーフを持っていてもブーストハバタクカミ、テツノドクガ、テツノツツミ等には上を取られてしまうが、アーマーガア、テツノカイナ等で一度流すことでイーユイの一貫を作ることで対応できる。
ただ、やはり眼鏡イーユイを長く使っていた関係で火力が少し足りず(その感覚はおかしいが)初手ディンルー対面でオボンの実込みで次ターンテラスタルを切られてヘビーボンバーで倒してくるような動きをされるようになったので2ターン目にはそれを見越してアーマーガアに引くなどの立ち回りをする必要があるのは眼鏡イーユイとの違いだった。
しかしスカーフにしたことでR2000は達成できたのでこの変更は間違っていなかったと思う。


ウォッシュロトム

テラスタイプ:
性格:呑気
特性:浮遊
実数値:157(252)-x-174(252)-125-128(4)-95
持ち物:オボンの実
技構成:ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/イカサマ/鬼火

 

-調整意図-
HB:物理受けの為特化
D:余り

 

-ダメージ計算-
ボルトチェンジでD4振りテツノツツミが確定1発
・特化カイリューの鉢巻ノーマルテラス神速オボン込みで2耐え
・特化パオジアンの鉢巻悪テラス噛み砕く確定耐え

 

前期から愛用しているオボンの実を持たせたHBウォッシュロトム。前期との変更点はミラーや遅いカイリューの下からボルトチェンジを打つ為Sに下降補正を掛けた。

それ以外はスタンダードな構成で特に多く語ることはないが、カイリューに対して後投げから鬼火を入れたりマルチスケイルを削ってパオジアン等に繋ぐ重要な役割を今期も担ってくれた。

先述したイーユイを拘りスカーフにしたことでテツノカイナを一撃で倒せなくなった為、構築上かなり重くなってしまったのでテツノカイナには鬼火を入れて誤魔化していた。

その他出てくると対処が難しいガブリアスやイダイナキバの地面技を透かしたり機能停止にする動きはこのポケモンにしかできないのでこの構築になくてはならない存在だった。

 

アーマーガア

テラスタイプ:
性格:腕白
特性:ミラーアーマー
実数値:205(252)-107-143(36)-x-133(220)-87
持ち物:食べ残し
技構成:アイアンヘッド/ボディプレス/蜻蛉返り/羽休め

 

-調整意図-
HBD/(B +D)の効率の良い数値

 

-ダメージ計算-
・H4振りハバタクカミがアイアンヘッドで確定1発
・B64振りパオジアンがボディプレスで確定1発

・特化フェアリーテラスメガネムーンフォース確定3発(34.7〜42.0%)
・臆病眼鏡シャドーボールを残飯込みで82.0%で耐え
・臆病眼鏡マジカルフレイム→C-1マジカルフレイムを残飯込みで43.7%で耐え程度

 

構築上相手のハバタクカミが重すぎた為、最後に入ってきた枠。HDベースにすることでハバタクカミの眼鏡フェアリーテラスムーンフォースも受け出しから流すことができる。耐久面はそこまで過信できない為、より安定した動きができるよう食べ残しを持たせた。
技構成はハバタクカミ意識のアイアンヘッド、対面操作技の蜻蛉返り、羽休めは確定で、残り1枠は追い風等検討したがパオジアン、ディンルー、トドロクツキや交代際のイーユイに打つボディプレスが欲しい場面が多かった為これで完結した。

テラスタイプはテラス後もハバタクカミに対しての性能を落とさないこと、テツノドクガやイーユイの炎技に対してテラスタルを切って無理やりサイクルを回せる、パオジアンの氷柱落としによる運負けを減らすことができる点から炎テラスタルを採用した。
型の多様化が進んでおり対処の難しいハバタクカミに対して1番安定した受け出しができ、そこから対面操作をしてアタッカーに繋ぐという自分のしたい動きができるのはこのポケモンだけだと思っている。
特性のミラーアーマーがあることでマジカルフレイムを打たれても羽休めをしているだけで眼鏡持ちでも受けられたり、甘えるのAダウンも無効にでき突破できないというような事がないのが本当に強かった。
ハバタクカミ入りの構築はほぼ必ず出されるのでこちらも舐めずにアーマーガアをしっかり出す事が大事。
アーマーガアは気づいたら構築に入っておりSVになってから見た目も性能も本当に好きなポケモンになった。

 

テツノカイナ

テラスタイプ:
性格:意地っ張り
特性:クォークチャージ
実数値:229-211(252)-128-x-120(252)-71(4)
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ワイルドボルト/ドレインパンチ/地震/ボルトチェンジ

 

-調整意図-
A:火力重視で特化
D:特殊受けの為特化
S:ミラーやディンルー意識で余り振り

 

-ダメージ計算-
・B4振りキノガッサドレインパンチ+ワイルドボルトで確定で倒せる
・耐久振りスカーフイーユイがドレインパンチで確定1発

 

こちらも前期に引き続き採用。環境に多いテツノツツミ、テツノドクガ、イーユイ等に受け出しから行動ができ、その他電気・格闘という優秀なタイプがある事で悪タイプ全般やセグレイブ、ヘイラッシャ等その他にも幅広く対応できる。前期からの変更点としては火力を出すために雷パンチをワイルドボルトに変更したことと、キノガッサが構築上どうしようもなかった為テラスタイプを草に変更した。

これによりチオンジェンやモロバレル等胞子系の起点になり辛くなったり、苦手な地面技を半減にすることができるなど良い面はあった。

しかしテラスを切ってしまうとイーユイ等本来の役割対象である相手に抜群を取られるようになったり、パオジアンの氷柱落としを耐性を変えて誤魔化す事ができなくなりマイナスな面の方が目立ったがキノガッサを完全に切ることはできないので仕方がなかった。
このポケモンも2シーズン使って本当に強かったし多くの勝利に貢献してくれて感謝している。


【重いポケモン・構築】
キノガッサ
襷・Sブーストイダイナキバ
チョッキテツノカイナ
チョッキディンルー
残飯ビルドイルカマン
ソウブレイズ
エスパトラ

ニンフィア

キラフロル

毒菱展開(ハバタクカミに毒が入らないようにしたい)


【選出】
コノヨザル・ディンルー展開 イーユイ+@2
キョジオーン入 ハバタクカミorパオジアン+@2
受けループ ハバタクカミ+パオジアン+@1
カイリュー入 ロトムorアマガ+@2(基本ロトムカイリュー+ハバタクカミ入りにどうしても出せそうにない場合はアーマーガアで誤魔化す)
チオンジェン+ドヒド・ドクガ ハバタクカミ+@2
ハバタクカミ入 アーマーガア+@2
ミミッキュ入 ロトムorアーマーガア+@2


【結果】
TN:みんらい 最終R2011-202位

 

【レンタルパーティ】


【さいごに】
S6は最終日に昼夜どちらも仕事があった為、前日に追い込みをかけるつもりでしたが、思うように順位が上がらず最終R2011-202位という微妙な結果となってしまいました。しかし最低限R2000を超えられたことは良かったかなと思います。
S7の理想はできるだけ継続的に高い順位を維持しつつレベルの高い対戦を多くこなしていきたいです!
上を目指すには足りない部分は多いと感じるのでS7も構築記事をしっかりと読むことから始めていきたいと思います。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 


※追記
僕のYouTube channelです!
配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!
その他、何かあればTwitterのDM等で質問して頂ければと思います。

 

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【S5使用構築】最終R2031-198位(最高R2074) 月神イーユイ高火力サイクル

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S5は目標としていた最終2桁は達成することができませんでしたが、2桁順位でも戦えていた構築なので記事を書きました!最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

【構築経緯】

S5は新環境となり中盤まで試行錯誤しながら潜っていたが全く良い感触を得ることが出来ずにいたので強者の配信等を見てそこからヒントを得ることにした。

その中でぬめぬめ!クリフとchのクリフとさんhttps://twitter.com/kurifuto_po_bo?s=20が配信でR2000を達成していた構築がとても自分好みで使いやすそうだと思い回してみたところとても使用感が良くこの構築をベースに改良していくことに決めた。

原案構築はこちら

https://youtu.be/35F-9ip1wR8

レギュレーションCは準伝説が使用可能ということでせっかくなら構築に1匹は入れたいと思っていたのと、序盤から考察していた対面操作+眼鏡イーユイを取り入れられるのではないかと考え、テツノドクガからイーユイに変更。

この並びで25日にはR2000を達成することができたので最終日まで微調整しながら回していたが、終盤はかなりのメタをされて動かしづらくなり勝てなくなってしまった。

特にキノガッサ入りや胞子系に対してハバタクカミを絶対選出しなければならない事や、初手のコノヨザルやディンルー展開に対しての回答が少なすぎる、またハッサムからから崩される展開が多すぎた為、これらを起点にしながら試合を進めていけるサーフゴーに変更して最終日を迎えた。

 

【コンセプト】

対面操作からトドロクツキ、イーユイ、ハバタクカミを通していく。

 

【個体紹介】

トドロクツキ

テラスタイプ:地面

性格:陽気

特性:古代活性

実数値:181(4)-191(252)-91-x-121-188(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:噛み砕く/逆鱗/地震/蜻蛉返り

 

-調整意図-

A:振り切り

S:テツノブジンや準速パオジアン意識の最速

H:余り

 

-ダメージ計算-

鉢巻地面テラス地震

無振りテツノカイナ(H229-B128)が確定1発

HDキョジオーン(H207-B151)が確定1発

HBドヒドイデ(H157-B224)が乱数1発(56.2%)

 

見た目や性能がとても好きなポケモン

技構成は一致技の噛み砕く、逆鱗、地震、対面操作のできる蜻蛉返り。

テラスタイプを地面にする事で地震を安定して高火力で打つことができ、甘えた動きをするドヒドイデやキョジオーンを奇襲をかけて沈めることができる。

元々は原案のフェアリータイプで使っていたが、認知されてケアされることが増えて動かしづらくなった為変更した。他にも電気テラスタルにするとマリルリドヒドイデ、ヘイラッシャ辺りを見ることかでき、ハバタクカミと合わせて受けループに対してはほぼ必ずドヒドイデハピナス、ヘイラッシャという選出をされるのでハピナスにテラスを切らせたらこちらのトドロクツキが通る、他2匹にテラスを切らせればハバタクカミが通るので受けループには負けなくなる。

結局最後までテラスタイプは納得のいくものではなかったので検討の余地有り。

高速高火力で初手の様子見や対面操作ができる点が優秀だと思い採用した。だが実際はハバタクカミやパオジアンが重く初手で不利対面を取った場合に引けない構築となってしまったので思ったような動きはできなかったが、耐性や特殊耐久は優秀なのでイーユイやテツノドクガに対して一度は受け出しながら誤魔化して展開を取っていく動きができる点は強かった。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:

性格:臆病

特性:古代活性

実数値:161(244)-54(A0)-100(196)-156(4)-156(4)-179(60)

持ち物:食べ残し

技構成:ムーンフォースサイコショック/瞑想/身代わり

 

-調整意図-

すーhttps://twitter.com/suu_poke?s=20さんの調整を借りました。

H:16n+1

HB:チオンジェンのイカサマ確定耐え

A4振りキョジオーンの塩漬けを確定耐え

S:最速テツノドクガ抜き

すーさんは他にも強い調整を載せた記事を上げてくれることがあるので皆さんも参考にしてみて欲しいです!

 

少し変わった型の食べ残しを持たせたハバタクカミ。

技構成は一致技のムーンフォースハピナスドヒドイデウルガモス等に打つサイコショック、瞑想、中間択になったり毒や塩漬け等を無効にできる身代わり。

テラスタイプは炎にすることでミラーやテツノドクガ、ウルガモス、サーフゴーやイーユイを起点にすることができる。流行っていた甘える痛み分けマジフレのようなハバタクカミに対して滅法強く、またキョジオーンやモロバレル、電磁波エアスラカイリュー等の受け系統を起点にすることもできる。

HBに補正をかけて振り切ると身代わりがドヒドイデアクアブレイクを耐えたり、水テラスにすることでヘイラッシャのウェーブタックルを耐えたりと他にも絶妙に耐久力は上がるがSラインを下げすぎて汎用性がなくなるのでそこは惜しい点だった。

選出や扱いはとても難しいが慣れればどの構築にも投げたくなるくらい優秀なポケモンだった。

 

イーユイ

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:災いの玉

実数値:159(228)-x-101(4)-205(252)-141(4)-123(20)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:火炎放射/悪の波動/オーバーヒート/テラバースト

 

-調整意図-

H:16n-1

C:火力重視で特化

S:準速キノガッサ抜き

BD:余り

 

-ダメージ計算-

HBディンルー(H261-D100)が確定1発

チョッキテツノカイナ(H229-D120)が乱数1発(43.7%)

チョッキセグレイブ(H207-D121)が乱数1発(87.5%)

 

超火力。破壊神。技構成は火炎放射、悪の波動、オーバーヒートとテンプレ構成だが、フェアリーテラバーストを採用することでHBに寄せたディンルーやチョッキセグレイブ、テツノカイナ等を一撃で沈めることができる。

テラスタイプをフェアリータイプに耐性を変更することで本来倒れる攻撃を一回耐えることができる為、裏に残して対面操作から再び展開する事ができ優秀だった。また、後述するロトム引きを読んでセグレイブやガブリアスが打ってくる龍技を無効にして倒す展開も多かった。耐久調整に関しては明確な役割対象は居ないが本来耐えない攻撃を絶妙に耐えてくれる事がとても多く最終日までこの調整で使い続けた。

Sが遅い事でミミッキュやコノヨザル等に上から動かれるマイナスポイントもあるので好みの調整で良いと思う。

眼鏡イーユイを受けられるポケモンは殆ど居ないので扱いは難しいが有利対面を作れた際の破壊力は凄まじかった。

 

サーフゴー

テラスタイプ:

性格:図太い

特性:黄金の体

実数値:191(228)-58(A0)-161(252)-153-111-108(28)

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ゴールドラッシュ/テラバースト/悪巧み/自己再生

 

-調整意図-

H:16n-1

B:物理受けの為特化

S:HBサーフゴーミラー意識で余り振り

 

最終日にハッサムから変更した枠。構築上重かったキノガッサや胞子系統に対して選出幅を増やすことができ、ゴツゴツメットを持たせることでコノヨザル展開に対しても一方的に悪巧みの起点にすることができそのまま3タテする試合も多かった。

テラスタイプを水にしてテラバーストを採用することにより受け出してくるテツノドクガやイーユイ等を返り討ちにできる。またHBに振ることでテラス込みでパオジアンやミミッキュ、トドロクツキ等にも打ち勝つこともできる。ゴールドラッシュの枠は元々シャドーボールだったが、単純に火力があることや積んだ後にノマテラカイリューへ打点が乏しい点、セグレイブやチオンジェンに対しての打点になる為採用した。環境にいるゴーストのハバタクカミはゴールドラッシュで良いしサーフゴーミラーでは積んでテラバーストで足りていたので使っていて問題はなかった。

水テラスを切ることでディンルー展開にも強く起点にできる筈だったが、最終日は飛行テラスサーフゴー、カイリューメタで電気テラスチョッキ型についでに対策されており無限に負けていた事が原因で最終2桁を逃したと思う。

しかし最終日前日まで4桁を彷徨っており今期は終わったと思っていたがサーフゴーを採用することにより2桁順位付近で戦えるところまで上がれたので採用して本当に良かった。

 

ウォッシュロトム

テラスタイプ:

性格:図太い

特性:浮遊

実数値:157(252)-x-174(252)-125-128(4)-106

持ち物:オボンの実

技構成:ハイドロポンプボルトチェンジイカサマ/鬼火

 

-調整意図-

HB:物理受けの為特化

D:余り

 

普通のHBウォッシュロトム。技構成やテラスタイプもテンプレ。主な役割はカイリュー受けでその他パオジアンやテツノカイナ、ミミッキュ等幅広い物理相手に鬼火を入れることでハバタクカミやサーフゴーの積みの起点を作ることができる。物理相手にクッションとなりつつボルトチェンジによる対面操作からイーユイやトドロクツキを着地させて試合を有利に運んでいくことが出来た。

ただ、相手の構築にカイリューが入っている場合はほぼ絶対選出のような形になり立ち回りの幅を狭めていた事は構築の欠陥だったと思う。

最終日はハイドロポンプや鬼火を殆ど外さなかったしカイリューを鬼火イカサマで詰ませて降参される試合もとても多かったので本当に良く頑張ってくれた。

 

テツノカイナ

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

特性:クォークチャージ

実数値:229-211(252)-128-x-120(252)-71(4)

持ち物:突撃チョッキ

技構成:雷パンチ/ドレインパンチ地震ボルトチェンジ⇔ヘビーボンバー

 

-調整意図-

A:火力重視で特化

D:特殊受けの為特化

S:ミラーやディンルー意識で余り振り

 

AD特化で突撃チョッキを持たせた特殊受け。主な役割対象はイーユイ、テツノドクガ、テツノツツミ、サーフゴーなど環境に多い受け辛い相手に対して1.2回は行動保証があり、またA特化の為耐久もありながら火力も出せるのが強い。

技構成は雷パンチ、撃ち合い性能や場持ちが良くなるドレインパンチ、ミラーや炎相手への打点となる地震、最後の枠は対面操作からイーユイ等に繋ぐことができるボルトチェンジを覚えることが偉かった。構築上ハバタクカミがかなり重く甘えるで突破できなくて負ける未来が見えたので最終日だけヘビーボンバーに変更したがそのお陰で勝てた試合も多かった。

ただ、サーフゴーに受け出した際に悪巧みから無理やり突破してこようとする事もあるので型を見ながら遅ければボルトチェンジからイーユイに負荷をかけずに繋ぐ動きも出来るのでどちらを選択するかは難しい

原案のテラスタイプは胞子対策等になる草だったが水に変更することでパオジアンやテツノツツミ、イーユイ対面等でテラスを合わせながら突破する動きがとても強かった。

 

【選出】

コノヨザル・ディンルー展開 イーユイorサーフゴー+@2

キョジオーン入 ハバタクカミorトドロクツキ+@4

受けループ ハバタクカミ+トドロクツキ+@1

カイリュー入 ロトム+@2

チオンジェン+ドヒド・ドクガ ハバタクカミ+@2

 

【重いポケモン・構築】

襷、眼鏡ハバタクカミ

襷イダイナキバ

格闘テラスクエスパトラ

挑発持ちトドロクツキ

パオジアン

キノガッサ

ミミッキュ

受けループ

カイリュー(型多すぎる)

 

【結果】

TN:スカーレット 最終R2031-198位(最高R2074)

 

【レンタルパーティ】

※一応レンタル貼っておきます。最後まで納得のいく構築に仕上がってはいないので欠陥はあると思いますが何かあればDM等で質問して頂ければと思います。

 

【さいごに】

S5は終盤も時間があり対戦数は今までよりも多くこなす事ができ、25日にはR2000を達成することができ、上位を狙えるのではないかと思っていましたが最終日前日に4桁順位に落ちるなど終盤は迷走してしまいました。最終日には構築を改善することができ3桁前半〜2桁順位で戦えていましたが、最終日に無限に対戦をしていた疲労で最後の方は集中力が続かなくて力尽きました。最終2桁目標だったので達成することができなくて悔しい結果に終わりましたが、上位プレイヤーの方々とも多く対戦することが出来たことは経験になったと思います。やっぱり最終日の対戦はいい緊張感があってめちゃくちゃ楽しかったです!原案の強い構築を公開してくれたクリフとさん、ありがとうございました。

来期は構築記事をしっかりと読んで勉強して自分があまり使ったことのないような構築も使ってみたいと思います。S6は結果を残せるように頑張りたいです!

災厄の中でパオジアンが1番好きだから出来れば使って結果残したいな

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

 

 

追記

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その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

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【SV S3使用構築】最終R2107-231位 月神古代活性高火力サイクル

【はじめに】

みなさんこんにちは。みんらいです。

S3は最終順位はあまり良くありませんがR2100は達成できたので構築記事を書きました。

最後まで見て頂けると嬉しいです!

 

 

【構築経緯】

S3は新シリーズとなりパラドックスポケモンが使用可能になるということで、せっかくならパラドックスポケモンを使いたいと思い構築を組み始めることに決めた。

 

構築の種類としては自分の得意とする高速高火力アタッカー+クッションかつ対面操作のできるポケモンを採用し綺麗なサイクルを回せるような構築を作りたいと考えた。

 

①序盤、色々なパラドックスポケモンを試していた中で高速高火力で性能が飛び抜けていると感じた眼鏡ハバタクカミを採用。

 

②ハバタクカミミラーやテツノツツミ、テツノドクガ等の型判別をしつつ引き先になることができ、対面操作や相手に負荷を掛けていけるチョッキハラバリーを採用。

 

③ハバタクカミ、ハラバリーとの補完に優れ、両ポケモンが不利を取る幅広い物理受けとしてHBゴツメアーマーガアを採用。

 

④ハラバリーが不利を取る地面タイプに対して強く、アーマーガアとの補完も取れており綺麗なサイクルを回せるポケモンを探していたところイルカマンがこれに該当した為、試運転してみた結果使用感が良く採用を決めた。

持ち物は相手のハバタクカミ等の上から行動できる拘りスカーフを持たせた。

 

⑤ここまででキョジオーン対策が甘かったことや、シーズン序盤〜中盤にかけて流行りその後も一定数存在したクエスパトラ展開に強く出ることのできるポケモンとしてHD隠密マントラウドボーンを採用。

 

⑥最後の枠は悩んだが、パラドックスポケモンをもう1匹採用したいと考えておりボックスを眺めていたところ、トドロクツキがサイクル加入しつつ相手に圧力を掛けることができ、テラスタルを先に使わせつつ有利な展開を作っていけるのでは無いかと思い採用した。構築に崩しの要素が少なかった為、鉢巻を持たせて運用することに決めた。

 

※この並びで20日あたりまで潜っていたが、イルカマンが流行り対策され動かしにくくなってきた為、改良することにした。

 

⑦イルカマンから変更するにあたって相手の地面タイプには強くなければならなかったので、拘り鉢巻を持たせたセグレイブを採用して地面タイプに対する対策と崩しの要素を両立させることにした。

 

⑧セグレイブに拘り鉢巻を持たせたことや、元々ハバタクカミやテツノツツミに上から縛られる展開を考えると選出率自体が低かった為、トドロクツキの持ち物を拘りスカーフに変更した結果、使用感がとても良かった為採用。構築が完成した。

 

 

【コンセプト】

・サイクルの中で有利対面を作り、トドロクツキ、ハバタクカミ、セグレイブを通していく。

 

 

【個体紹介】

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

性格:臆病

特性:古代活性

実数値:131(4)-x-91-187(252)-155-205(252)

持ち物:拘り眼鏡

技構成:ムーンフォースシャドーボールサイコショック/マジカルフレイム

 

調整意図

C:火力重視で振り切り

S:ミラー意識で最速

H:余り

 

今期の軸として選んだ相棒。技構成は一致技のムーンフォースシャドーボール、ドオーやテツノドクガに打つサイコショックジバコイルサザンドラを誤魔化すことのできるマジカルフレイムとしたが、滅びの歌等他にも優秀な技は多いのでサイコショックとマジカルフレイムの枠は好みで変えて良いと思う。

拘り眼鏡を持たせテラスタイプをフェアリーにすることでとてつもない火力を出すことができる。

耐久はないので後述するアーマーガアやハラバリーのトンボルチェン等でサイクルを回しつつハバタクカミを安全着地させて一貫を作っていくことを心掛けた。

ミラー意識の耐久調整をすることも考えたが、火力を削らなければならなかったりミラーでの急所負け、上からムーンフォースを打たれてCダウンしたりと余り意味がなかったので出来るだけ同速勝負にならないよう気をつけたがやはり起きた際はつまらない試合になっていたので今後は修正したい。

流石にトップメタなのでアーマーガアやヘイラッシャが鋼打点を持っている個体も増えたので今後はより気をつけていく必要があると思う。

有利対面を作った際の制圧力はとてつもなくエースとしての強さを見せてくれてこのポケモンを軸にして良かったと思う。

 

 

アーマーガア

テラスタイプ:格闘

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

実数値:205(252)-107-172(252)-x-106(4)-87

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ボディプレス/鉄壁/蜻蛉返り/羽休め

 

調整意図

HB:物理受けの為特化

D:余り

 

幅広い物理受けとして信頼しているHBのゴツゴツメットを持たせたアーマーガアを前期に続いて採用。技構成はアイアンヘッドや挑発などいくつか試したが、結局はこの技構成が1番使いやすかった。テラスタイプも前記と変更なくボディプレスの火力を上げるためと、セグレイブやドドゲザン等を意識して氷、地面、電気、悪を等倍以下に抑えれる為の格闘。蜻蛉返りがやはり優秀でエースポケモンを安全着地させることができる技として構築にとても噛み合った強い技だった。

しかし終盤、電気セグレイブの爆増に伴いかなり動きにくくなったし、初手対面から交代一点読みのテラバーストを撃たれたりと散々だった。アーマーガアから崩されて負ける試合も少なくはなかったので終盤勝ちきれなかった要因はこの枠の考察不足だと思う。しかしアーマーガアでなければ出来ない立ち回りは多かったので構築から抜くことができなかった。苦しい環境だったがよく頑張ってくれた。

 

 

ハラバリー

テラスタイプ:水

性格:控えめ

特性:電気に変える

実数値:207(180)-x-114(20)-143(52)-132(228)-69(28)

持ち物:突撃チョッキ

技構成:パラボラチャージ/濁流/アシッドボム/ボルトチェンジ

 

調整意図

H:16n-1

C:11n-1

D:11n-1

S:4振りカバルドン抜き

B:余り

 

アーマーガアと補完の取れた幅広い特殊受けとして突撃チョッキを持たせたハラバリーを採用。

テツノツツミやテツノドクガ、サーフゴーやウォッシュロトムジバコイル等様々なポケモンに強い。

技構成はパラボラチャージ、ボルトチェンジは確定で、地面タイプへの交代際に負荷を掛けることのできる濁流、耐久してくる相手に対して有効となるアシッドボムとした。

テラスタイプを水にすることでテツノドクガ等の炎技を半減にすることができたり、テンポを握られると構築が崩壊するイルカマンに対して対面でテラスタルを切り攻撃を耐えて倒し切ることができる。

努力値調整は効率の良い綺麗な数字で揃えただけで特に意識した相手はいないが、Sは4振りカバルドンを抜くよう調整することで交代読みで濁流→水テラス濁流でHBでもHDでも一応突破することができる。

HDに振り切らないと眼鏡ハバタクカミのムーンフォースで2確を取られてしまうので一度振り切って試してみたが火力が無さすぎて困ることの方が多く、この調整に落ち着いた。

中盤あたりまでは地面タイプが構築に入っていない構築もかなりあった為かなり動かしやすかったがさすがに終盤は増えて少し窮屈な立ち回りをしなければならないこともあった。逆にハラバリーで地面を誘って他を通していく選出をすることで勝率を上げることができたのでそれも意識していきたい。

見た目も可愛くて使ってて楽しいポケモンだったのでとても愛着が湧いた。頼もしい背中を見せてくれてありがとう。

 

ラウドボーン

テラスタイプ:水

性格:穏やか

特性:天然

実数値:211(252)-x-126(44)-130-134(212)-86

持ち物:隠密マント

技構成:フレアソング/シャドーボール/身代わり/怠ける

 

調整意図

HB:H4振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが確定耐え

HD:特殊受けの為出来るだけ高く

 

環境初期〜中盤辺りに流行ったクエスパトラ→サーフゴーやコノヨザルのバトン構築に対しての対策や、隙を見せると一瞬で試合が終わってしまうキョジオーンへの対策として隠密マントを持たせたHDラウドボーンを採用。技構成はフレアソングは確定で、ドラパルトやハバタクカミなどのゴーストタイプへの打点となるシャドーボール、身代わり、怠ける。

少しBに努力値を割くことで身代わりが塩漬けを耐えるようになり、キョジオーンを完全に起点にすることができる。

テラスタイプを水にすることにより、サーフゴー、ハバタクカミ等の弱点を突いてくる相手に対しても余裕を持って受けることができる。

またテツノツツミ等の水技に対してテラスタルを合わせることでラウドボーン単体でも突破することが可能になる。

水タイプに変わることによってヘイラッシャやドオーの攻撃も身代わりが耐えることになるので数的有利を取った後、突破はできない場合でもラウドボーンでTODをすることも意識して立ち回った。

ラウドボーンを見てウルガモスやテツノドクガを投げてくる場合は眼鏡や岩テラス等打点を持っている場合なので、安易な受け出しをしないことや相手のテラスタルにこちらも合わせるような動きをしていく必要がある。

このポケモンは相手視点で見えにくい勝ち筋を掴むことができる要素が多く、刺さっている試合は大活躍してくれた。

 

 

セグレイブ

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

特性:熱交換

実数値:207(132)-216(252)-112-x-106-123(124)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:巨剣突撃/氷柱落とし/地震/氷の礫

 

調整意図

H:16n-1

A:火力重視で特化

S準速キノガッサ抜き

 

構築単位で重い相手の地面枠に強く、受け寄りの構築に対しての崩し枠としてセグレイブを採用。技構成は巨剣突撃、安定火力と怯みの上振れも狙える氷柱落とし、ジバコイル等に打つ地震、氷の礫。

テラスタイプを氷にすることでハバタクカミやドラパルト、トドロクツキを氷の礫で一撃で仕留めることができるのが強い。

拘り鉢巻を持たせることでブラッキーやヘイラッシャ等の物理受けも2発で倒すことができる。

努力値は何を意識をしているわけではないが少し耐久に振ることでギリギリ相手の攻撃を耐えて勝つ試合もそこそこあった。素早さも準速キノガッサを抜く程度で良いと思っていたが、当たるキノガッサに全て上を取られていたし氷柱針ではないことにより不安定な立ち回りになってしまったが鉢巻なら氷柱落としの方が強いと考え技変更はしなかった。

最終日付近で急遽入れた枠なので考察は足りていないが、そもそもの種族値が優秀すぎるため雑に殴っているだけで強かったしこのポケモンはどんな型でも構築に入れ得なのではないかと感じた。来期以降も考察して強く使っていけたら良いと思う。

 

 

トドロクツキ

テラスタイプ:

性格:意地っ張り

特性:古代活性

実数値:181(4)-210(252)-91-x-121-171(252)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:アイアンヘッド/逆鱗/地震/蜻蛉返り

 

調整意図

A:火力重視で特

S:スカーフサザンドラガブリアス意識で振り切り

H:余り

 

以前からずっと使いたかったが中々強い運用方法が思いつかなかった為採用を見送っていたが、構築の最後に綺麗に入ってきたポケモン

アイアンヘッド、逆鱗、地震、蜻蛉返りという技構成で、テラスタイプを鋼にすることでドラゴンミラー、フェアリーに対して強くなったり、カイリューやセグレイブの神速、氷の礫に対しても耐性が付き、タイプ一致のアイアンヘッドは安定した打点となる。蜻蛉返りを覚える点が優秀で、拘りスカーフを持たせることで本来苦手なハバタクカミやテツノブジンの上から襷を削りつつ行動することができたり、初手出しからの様子見がしやすくなった。物理耐久は無いが特殊耐久はそこそこあるので、眼鏡ドクガの技を一回は受けつつ誤魔化しながらサイクルを回す立ち回りもできたりと優秀な点は多い。

しかしまだ環境が煮詰まっていないこともあり、初手のセグレイブ対面で電気テラバーストを撃たれるなど結構な頻度舐められた行動をされた。もう少し自分と相手がポケモンに対する認識が一致すれば納得のいく動きができるのではないかと思う。ポテンシャルはかなり高いと思うので今後も強い運用方法を考えていきたい。

 

 

【選出】

ハバタクカミorトドロクツキ初手+アーマーガア+ハラバリー等

エスパトラ入り→ラウドボーン初手+@2等

カバルドン入り→セグレイブ初手+@2等

受け系統→セグレイブ+ハバタクカミ+@1等

 

※基本選出はありません。この構築を使って頂く際はサイクル構築なので相手を見ながら柔軟に対応していって下さい。

 

 

【重いポケモン・構築】

キノガッサ

テツノブジン

スナノケガワ

デカヌチャン

 

受けループ(蜻蛉返り等でクレベースに削りを入れてセグレイブの巨剣突撃2確定圏内まで押し込んでクレベースから崩していく意識で立ち回っていた。)

 

 

【結果】

TN:スカーレット 最終R2107-231位

 

 

【レンタルパーティ】

※構築に関して質問等あればTwitterのDMをして頂ければ回答しますので気軽に送って下さい。

 

【さいごに】

S3は最終日付近、仕事が忙しく疲れで考察や対戦数が稼げなかったり集中力が無く最後に詰めきれないまま終わってしまった為、不完全燃焼感があります。

最終レートはぎりぎり2100に乗せることができましたが順位の方は231位と微妙な結果に終わってしまいました。

まだ完成形では無いこの構築ですが、自身の状態が良ければ2桁は目指せたと思っていますし、もう少し考察できれば更に上を目指せるポテンシャルはあると思います。

 

3月も月末に予定がありほぼランクマに潜ることができないので最終高順位を狙うのは厳しいと思いますが、その代わりに何か目標を立てて潜ろうと考えました。

自分は毎回最終日3桁からスタートして最終2桁に乗せて終わりということが続いており、もう1ランク上を目指すために意識を上げる必要があると思っているので、S4は順位やレートを気にせずに序盤から1桁、2桁で臆さず潜り続ける練習をしていきたいと思います。これができるようになればS5以降に必ず活かせるようになると思うので頑張りたいと思います。

配信等も頑張ってやっていきたいと思うので見に来て頂けると嬉しいです!

ここまで見て下さった方、ありがとうございました。

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

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【SV S2使用構築】最終R2186-89位 鉢巻マスカーニャ軸高火力受け攻めサイクル

【はじめに】

みなさんこんにちは。SV新規の方は初めまして。

みんらいと申します。

今回、SV S2で最終2桁、自己最高レート更新を達成することができたので構築記事を書きました!

最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

 

【使用構築】

 

【構築経緯】

前期は諸事情により12月中旬からほぼ潜れずに終わった為、S1当初から考察していた鉢巻マスカーニャを軸とした構築で結果を残したいと考えた。

 

鉢巻マスカーニャの強みは高火力の叩き落とすや蜻蛉返りでの対面操作なのでそれを最大限活かすことのできる構築を考えたところ、マスカーニャ+クッションとなり対面操作のできるポケモンを並べ、常に有利対面を作り圧力を掛けていく受け攻めサイクル構築を目指した。

 

①構築のエースとして鉢巻マスカーニャを採用。

 

②マスカーニャを使う上で初手のミラーに対して安定した引き先になり、その他幅広い物理受けができるHBゴツメアーマーガアを採用。

 

③次に、ラウドボーン、ヘイラッシャ等に強く環境に多いサーフゴーに対する受け先となれるHCチョッキウォッシュロトムを採用。

 

④上記4匹ではカイリュー、セグレイブ等の積み展開に弱いのでストッパーとなれるHBラウドボーンを採用。

 

⑤残りの欲しかった要素がドラパルトに安定した引き先となれる、サイクルの中でステルスロックを撒きたい場面が多かったのでそれに該当するポケモンとしてHDキョジオーンを採用した。

 

⑥最後にマスカーニャと並ぶエース枠として眼鏡サザンドラを採用していたが選出率は10%未満であり、珠ドラパルトや眼鏡サーフゴーなどを試すなど終盤まで模索していたところ、電気テラスタルのセグレイブが構築単位で重かったサーフゴーやカイリューに強く立ち回れるのではないかと考え、試してみたところとても使用感が良かった為、セグレイブを採用し構築が完成した。

 

⑦最終日夕方までこの構築で運用していたが、ドラパルト入りの構築にもキョジオーンを投げれない場合が多く腐り気味だった為、初手のドラパルトやマスカーニャ等に上から奇襲をかけたり終盤のスイープ役になれるのではないかと思い、1日の3時にスカーフガブリアスに変更した。

 

 

【コンセプト】

・蜻蛉返り・ボルトチェンジによる対面操作を駆使して有利対面を作り続けてマスカーニャ・セグレイブ両エースの高火力を押し付けていく。

 

 

【構築における役割】

マスカーニャ・セグレイブ エース枠

ラウドボーン・アーマーガア 物理受け

ウォッシュロトム・キョジオーン 特殊受け

ガブリアス 初手奇襲・後発スイープ枠

 

 

【個体紹介】

マスカーニャ

テラスタイプ:悪

性格:意地っ張り

特性:変幻自在

実数値:151-178(252)-90-x-91(4)-175(252)

持ち物:拘り鉢巻

技構成:トリックフラワー/叩き落とす/戯れつく/蜻蛉返り

 

調整意図

A:火力を出したい為特化

S:最速パーモットを抜く為振り切り

D:余り

 

ダメージ計算

 

-トリックフラワー-

等倍テラスタル後H252ウォッシュロトムが確定1発

HB252バンバドロが乱数1発(50.0%)

HB252オーロンゲが確定2発(62.3%〜73.2%)

 

-悪テラス鉢巻叩き落とす-

H4セグレイブが乱数1発(43.7%)

B4ガブリアスが乱数1発(56.2%)

等倍テラスタル後B4サザンドラが確定1発

等倍テラスタル後B4ドラパルトが確定1発

等倍テラスタル後H252サーフゴーが確定1発

 

持ち物あり叩き→持ち物なし叩き

B4サザンドラが乱数2発(22.3%)

HB252アーマーガアが乱数2発(68.0%)

※両方ステルスロック込みで確定1発

 

-戯れつく-

HB252ガブリアスが確定2発(78.1%〜93.0%)

HB252コノヨザルが乱数1発(12.5%)

※耐久に甘えている場合が多かったので1発で倒すことが多かった。

 

 

本構築の軸でありエース。S1当初から悪テラス鉢巻叩き落とすの超火力に魅了されこの型なら必ず結果を出せると考えていた。

技構成はトリックフラワー、叩き落とすは確定で高火力で対面操作のできる蜻蛉返り、戯れつくは初手で襷等を持たないガブリアス、コノヨザルを一撃で沈めたり、受け出してくるHBカイリューブラッキーを迅速に処理するために重宝した。

広い技範囲+変幻自在でのタイプ変更によって環境に多いドラゴン系統やサーフゴーに対して上から強い行動を押し付けることができ、初手対面の様子見ができ試合を組み立てやすかった。

耐久調整はスカーフサーフゴーのゴールドラッシュを耐えるための調整を施すか迷っていたが、構築単位で重めのパーモットの上から蜻蛉返り→後述するラウドボーンへの引きを安定させる為最後までこのまま採用したが、好みで耐久調整をしても良いと思う。

環境に多いサーフゴーは型が多く特にスカーフはかなりの数存在していた為、後述するウォッシュロトムに一度引いて型判別や先にテラスタルを切らせてからマスカーニャを通していく動きを心掛けた。

悪テラス鉢巻叩き落とすはセグレイブ、ガブリアスウルガモス、テラスタルを切らせたサザンドラを一撃で倒すことができる超火力。マスカーニャが苦手とするアーマーガアに対してもステルスロック+叩き2発で落とせるのでサイクルの中で有利対面を作ってアーマーガアから崩していく動きが多かった。

辛かったのは多発する初手マスカーニャミラー対面相手に鉢巻で素引きせず蜻蛉返りを何度もされて有利対面を作られて泣いていた。

素早さ、火力、技範囲全てにおいて本当に優秀で初期環境の相棒をマスカーニャにして良かったと思う。

 

 

セグレイ

テラスタイプ:電気

性格:陽気

特性:熱交換

実数値:191(4)-197(252)-112-x-106-152(252)

持ち物:イカサマダイス

技構成:氷柱針/地震/テラバースト/竜の舞

 

調整意図

H:16n-1

A:火力を出したい為振り切り

S:ミラー意識や+1で最速ドラパルトを抜く為特化

 

マスカーニャと並ぶ本構築のエース。

持ち物は氷柱針の安定感を出す為にイカサマダイスを持たせた。このアイテムは最初はオモチャなのかと思っていたが実際使ってみるとその強さを実感できる。

技構成は氷柱針、氷半減の相手に対して打つ地震、テラバースト、竜の舞。

環境に多いカイリューやその他のドラゴン系統に強く、テラスタイプを電気にすることにより構築単位で重く必ず選出されていたサーフゴー対面でゴールドラッシュに対してテラスタルして竜の舞を積むことで全抜きする動きがとても強かった。また、電気テラバーストが使えることでヘイラッシャ、アーマーガア、マリルリなど本来セグレイブが苦手とする相手に対しても強くなることでとても選出がしやすくなった。

最終日付近はマッチングした時点で電気テラスタルセグレイブの通りが良すぎる構築ばかりだった。

最終日2日前にこのポケモンを採用してから4桁→2桁まで上げることができ最終日に望めたのでセグレイブを採用して正解だったと思う。本当に強かった。

 

 

ラウドボーン

テラスタイプ:悪→

性格:図太い

特性:天然

実数値:211(252)-x-161(212)-130-95-92(44)

持ち物:隠密マント

技構成:フレアソング/シャドーボール→テラバースト/鬼火/怠ける

 

調整意図

HB:物理受けの為出来るだけ高く

S:ミラー意識

 

相手の積み展開に対して強い物理受けやウルガモス対策として採用。

構築の足りなかった部分が襷、積み型の両クエスパトラに勝ちたい、ラウドボーンミラーに強く出たい、対キョジオーンに対する勝率が低く安定感を持たせたい、ビルド型のコノヨザルをある程度誤魔化せるようにしたい。この4つの要素を隠密マントを持たせ、悪テラスタルにすることである程度対応することができる。

隠密マントはクエスパトラのルミナコリジョンのDダウンを防げたり、パーモットのほっすりの追加効果、悪の波動等の怯みへの耐性がつくなど塩漬け対策だけではなくとても汎用性のある強い持ち物だった。また、悪テラスタルは終盤増えていた身代わり残飯サザンドラに対してテラスタルを切ってフレアソング連打で押していき逆に起点にすることもできる。

技構成はフレアソング、怠けるは確定で、鬼火はカイリューやその他の物理全般を詰ませることができる。最後の枠はクエスパトラ、コノヨザルの処理を早くしたり、ラウドボーンミラーに強く出られるようにシャドーボールを採用した。

しかし最終日付近には岩、地面、水テラスタルウルガモスに何度も倒されたり、アシパクエスパトラは上位帯にあまり居なかったのでテラスタイプを水に、シャドーボールをテラバーストに変更したが一度も生きる場面は無かった。

構築に欲しい要素を沢山補ってくれたラウドボーンは今期初めて使ってみてその強さを実感できたしとても頼もしかった。

 

 

ウォッシュロトム

テラスタイプ:フェアリー

性格:控えめ

特性:浮遊

実数値:154(252)-x-127-172(252)-128(4)-106

持ち物:突撃チョッキ

技構成:ハイドロポンプ/10万ボルト/テラバースト/ボルトチェンジ

 

調整意図

HC:耐久と火力を両立したい為振り切り

D余り

 

マスカーニャが苦手なアーマーガアや処理が大変なキョジオーン、ヘイラッシャ等に強くサーフゴーの受け先となり、優秀な耐性と対面操作能力の高さを持つウォッシュロトム。テラスタイプはサザンドラや他ドラゴンに抗う為のフェアリーテラスタル。持ち物はサーフゴーに対する安定した受け先となりその他の特殊ポケモンを幅広く誤魔化せるように突撃チョッキを持たせた。

技構成はハイドロポンプ、10万ボルト、テラバースト、ボルトチェンジというスタンダードな構成。

構築で重いサーフゴーの鋼技が4分の1で受けられるのがとても優秀でマスカーニャで圧をかけてテラスタルを切らせたりスカーフなどの型判別をしつつボルトチェンジで再度有利対面を作ることができ本当に優秀だった。サザンドラに対してもチョッキで行動補償がありフェアリーテラスタルをちらつかせて先に相手にテラスタルを切らせたり釣り行動にもボルトチェンジを安定択として押せるのが偉かった。その分数値は低く回復技も無いので体力管理がとても難しかった。

しかし選出率も高く多くの試合を勝ちにつなげてくれたロトムにはとても感謝している。

 

 

アーマーガア

テラスタイプ:格闘

性格:腕白

特性:ミラーアーマー

実数値:205(252)-107-172(252)-x-106(4)-87

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ボディプレス/鉄壁/蜻蛉返り/羽休め

 

調整意図

HB:物理受けの為特化

D: 余り

 

初手のマスカーニャミラーにおいて安定した引き先となり、セグレイブ、ドドゲザンやその他の幅広い物理受けとしてアーマーガアを採用した。

技構成はボディプレス、物理相手に詰ませることのできる鉄壁、羽休めは確定で残り1枠は挑発も欲しかったが有利対面を作ってエース枠を通していく為の蜻蛉返りがやはり優秀だった為採用した。

持ち物はマスカーニャの襷を潰したりその他接触技に受け出して削りを入れることのできるゴツゴツメットを持たせた。

テラスタイプはセグレイブやガブリアスの弱点テラバーストを等倍にしたり、剣舞を積んでいる状態のドドゲザンの悪技を半減にしつつ耐えて起点にすることができる格闘テラスタル。一致技となりボディプレスの火力も上げることができる。

前期はかなりメタを貼られて動かしづらかったが今期はマークが少し薄れた印象があり動かしやすかった。物理相手に受け出した後、体力管理をするのか、交代に蜻蛉返りを合わせるのかをよく考えて選択していく必要があるので扱いは難しかったが、このポケモンもとても優秀で強かった。

 

 

キョジオーン

テラスタイプ:鋼

性格:慎重

特性:清めの塩

実数値:207(252)-120-151-x-156(252)-55

持ち物:オボンの実

技構成:塩漬け/鉄壁/ステルスロック/自己再生

 

調整意図

HD:特殊受けの為特化

B:余り

 

構築単位で重かったドラパルトに対して受け出しから相手に負荷を掛けていけるキョジオーンを採用した。調整はHDに特化させることで眼鏡ドラパルトやウルガモスにも安定する。

技構成は塩漬け、自己再生は確定で、サイクルを有利に進めることのできるステルスロック、物理相手に対しても先に展開することで両受け、詰ませの動きができるよう鉄壁を採用した。

持ち物はドラパルトの鉢巻ドラゴンアローに対して受け出した後余裕を持って行動する為にオボンの実を持たせた。

テラスタイプもドラパルトや他の龍技意識のフェアリーテラスタルだったがサーフゴーを受け出しされた後こちらの選出次第では引き先が居ない場合試合が終わってしまうことがあったので、龍、妖を両半減できる鋼テラスタルに変更した。

S2最終日付近まではキョジオーンの対策が甘い構築も多く出した試合はかなり活躍してくれたが、最終日に近づくにつれ上位帯では流石に対策されていたのとドラパルト入りにも取り巻きがキョジオーンを出し辛い相手も多く選出率も落ちていた為、2月1日3時に後述するガブリアスに変更した。しかしそれまでも十分過ぎるほど活躍してくれたし初めて使ったが塩漬けや耐久力共に相手への負荷の掛け方が凄まじく改めてこのポケモンの強さを感じた。

 

 

ガブリアス

テラスタイプ:地面

性格:意地っ張り

特性:鮫肌

実数値:183-200(252)-115-x-106(4)-154(252)

持ち物:拘りスカーフ

技構成:地震/逆鱗/岩石封じ/ステルスロック

 

調整意図

AS:+1でドラパルトを抜ける為準速で火力特化

D:余り

 

先述した通り最終日に変更した枠。技構成は地震、逆鱗までは確定だが岩石封じは相手の起点にならないように、ステルスロックは暇なときに打つことができたらいいなと思い採用したがこの2つは使っていないので諸説。テラスタイプを地面にしてA特化にすることで構築単位で重いドラパルトを上からテラスタル地震を打つことで高乱数1発で倒すことができるという点を評価し採用した。その他、マスカーニャや舞ったウルガモスカイリューなどを上から縛れる事なども優秀。しかし採用したのもシーズン終わりのぎりぎりだったのでその場面はほとんどなく結局これが良かったかどうかはわからないまま終わった。

しかしガブリアスが活躍してくれた試合もあったので突発採用だったが頑張ってくれた。

 

 

【結果】

TN:みんらい 最終R2186-89位

 

【さいごに】

S1は最後までランクバトルに取り組むことが出来ずに終わったのでとても悔しいシーズンとなりました。

その分S2では最終2桁を目標にして頑張っていたので納得のいく結果を残せて良かったと思います。

いつも仲良くしてくれているみんなが頑張っている姿をみて自分のモチベーションを高く維持することができ最後までやり切ることが出来たのでとても感謝しています。

S3からは新たなシリーズとなりパラドックスポケモンが使えるので楽しみながら今期より更に上の結果を目指して頑張りたいと思います。

2月からはYouTubeでの配信も再開していこうと思うので見に来て頂けると嬉しいです!

ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。

 

追記

僕のYouTube channelです!

配信等頑張ってやっていきますので見に来てくれると嬉しいです!

その他、何かあればTwitterDM等で質問して頂ければと思います。

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